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私立中高一貫校 勉強を嫌いな子どもはいない 参考用

2022-03-03 13:32:01 | 日記
これは、最近読んだ教育関係の本に出てきた一説です。
目から鱗が落ちるような言葉です。

「いやいや、うちの子は勉強なんか好きじゃない!!
というか、そんな子、本当にいるの?」
と言われそうですが、実際その反応は当たり前です。

私が我が子の成績が低迷し、悩んでいた時、仕事関係で知り合った某国立大学の先生がおっしゃったこと。
「わからないなら、十分わかっている一歩手前まで戻りなさい。
 どんな天才も秀才も、国語はあいうえおからスタートし、算数は1+1からスタートしていますからね」
と言われました。
わが子は、まだ十分とは言えませんが、国語・数学・英語は戻ったことで、
以前のような壊滅的な成績はとらなくなりました。
とはいえ、定期テストは、平均をずーっと行ったり来たりなのですが。

話は戻ります。
「勉強を嫌いな子はいない」
おそらく、勉強を嫌いになったのは、わからなくなったからだと言われています。
小学校入学したとき、またはそれ以前わかっているときから、
「勉強嫌い」という子は、ごく少数でしょう。
実際、我が子も、小学校で算数はそこそこできるとは言え、図形は苦手でした。
計算ミスもあるし、解き方が単純とは言えない。
もう点なんか取れない。
定期テストの時には、もう何回も同じ問題をしたり、私が資料作成し、説明したものです。
何とか平均までは取れても、「いい点だね」にはならない。
そうなると、どうなるか?
勉強しなくなると言うか、逃げるんですね。
「今は、幾何の時間じゃない」「英語は後でする」
こんな感じでした。

中堅どころの、私立中高一貫校とはいえ、授業速度は速いし、テストも難しい。
偏差値がそんなに高くなくても、テストは、もはや宇宙語なのか?
と親が思うぐらい、難しいテストをします。
そして、点は取れない。
そうなると、親は何というか。
そう、勉強しなさい。勉強しないから、点が悪い。
おそらく、一般的な家庭なら、そう言うと思います。

わが子に言ったのは、
「それなら、夢を諦めなさい」
と言いました。

中1-中3まで、全員の担任がわが子から聞いたのは、
「勉強は嫌いではない」ということ。
わが子は、学校では計算ミスは多いですが、代数に関しては、
何百問という問題を自宅で解く場合、ほぼノーミスです。
2時間3時間ぶっ通しで解きます。
数学は、難解な問題も面倒くさがらなくなったので、国立2次試験問題も解く日があります。
英語も、中2まではパッとしない成績でしたが、
私が一緒について教えることで、徐々に成績が上向いてきました。
単語を書くことが大嫌いでしたが、尊敬する担任と、
goma008さんが言われたことで、今では3―4時間休憩なしで書くようになりました。
国語は、ずーっと苦手です。
中学受験、よく突破したなあという成績です。
中1の時、小学校のドリルから戻りました。
国語は苦手なので、もう行ったり来たりですね。
補習も毎週受けていました。
今は、旺文社の問題は、共通テスト対策をしています。
※我が子の通学する私立中高一貫校は、
私立大学入試・共通テスト・国立2次の問題が出題されます。

本に書かれていたのは、
「嫌いではないが、もっと好きなことがあるので、しない」
ということです。
勉強より、サッカーが好き・ゲームが好きなど、いろいろあると思います。
わが子も隠れて、よくゲームをしていました。
その都度、大きな親子喧嘩に発展していたものです。

また、書かれていたのは、
「しなさい」
というと、子どもはしないと言うこと。
我が家も、「しなさい」は封印しました。
「次、何するの?」「いいなあ、楽しみだね」という明るい声かけをしています。

私のやり方がいいか悪いかは、実際大学を合格しないと判断できないことでしょう。
ただ、嫌いになるまでに何とかしないといけない。
親としてはそう思ってしまいますね。






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