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出産育児一時金と出産クーポンについて 個人的感想 参考用

2022-12-07 09:38:31 | 日記
2022年12月現在、出産育児一時金は、現行42万円です。
平成18年春に、わが子を出産した時、30万円でしたから、ずいぶんと増加したなと言う印象があります。
これは、公的保険に加入者の女性(4か月以上の妊娠、早産・死産・中絶含む)は、原則受け取れます。
原則と書いたのは、産科医療補償制度に加入されていない医療機関等で出産された場合は40.8万円となります。
ただこの出産育児一時金は、出産手当と言う方が多いです。

出産手当は、出産のため会社を休んだときは、出産手当金が支給されます。
被保険者が出産のため会社を休み、その間に給与の支払いを受けなかった場合は、
出産の日(実際の出産が予定日後のときは出産予定日)以前42日(多胎妊娠の場合98日)から出産の翌日以後56日目までの範囲内で、
会社を休んだ期間を対象として出産手当金が支給されます。
金額は給料によって違います。

今回の大きなテーマは、出産一時金を現行42万円から50万円の引き上げ案です。
随分増加する印象ですが、公的病院でも現在は平均42万円以上かかるので、よくてトントンです。
※これは、あくまでも自然分娩です
ただ私が出産したころと違い、健診は、補助が増えています。
一般的に、14回の妊婦健診は自治体の補助券を適用した場合、
1回あたり1,000円~5,000円(その他検査などは1万円以上のことも)、
入院・分娩費用に一般的に50万円程度かかります。
ですから、出産すると言うのは、体力もお金も使います。
また、2023年1月以降の出産は、ベビー用品の値上げ対策で、
10万円クーポンを打ち出しています。

わが子は、現在高校1年生ですが、ほぼ100%母乳育ちでした。
ですから、買ったものは、チャイルドシート・ベビーカー・おむつ関係・衣類・おもちゃと言った感じでした。
わが子は、離乳食も、私が手作りが苦ではなかったこともあり、100%手作りでした。
これは、わが子が一切遊び食べをしなかったこともあります。
スプーンは最初から自分でキチンと持てましたし、箸も2歳になるまでに使えました。
今考えると、幼少期は、よく泣きますが、食べることにかけては、そんなに苦労していませんでした。
ですから、そんなにお金をかけていない乳幼児でした。
とは言っても、大きな買い物を抜いても、1歳までは、毎月1万円以上は使っていました。
10万円クーポンは、一時的なものではないらしいので、
これから出産される方にとっては、心強いことでしょう。

これは、なぜされるのか?
いうまでもなく、少子化対策です。
ただ、現実、子どもを育てていると思うのは、金銭的なこともですが、
特に小さいときは、気持に余裕がありません。
病気になると、毎日綱渡りで、「私がまた休むか、病児保育か?」でした。
また、子どもがどこかに属すると、親は駆り出されます。
役員だったり、当番だったりです。
先日会った友人は、子どもの部活のメンバーでグループLINEになっていました。
中学にもなって、親が何をするのか?と言った感じもしますが、
※スポーツ強豪ではなく、ただの文化部なので
情報交換らしいです。

私が二人目を出産しなかったのは、「病気の時自分以外動く人がいない」ことでした。
また、保育園や学校関係の役員は、全部私がしました。
確かに、お金はあれば、ありがたいですが、自分としては、
「代わりに看病したり、病院に連れて行ってくれる」人が欲しかったです。

大学は、本当にお金がかかりますが、それまでも、金も気も使います。
恐らく、少々のお金のばらまきでは、少子化対策にはならない。
そう思っています。