昨日は、パワハラの薬剤師のことを書きましたが、
職場環境の最悪さは、「ひいき」もあります。
メーカー時代は、いいことばかりでもなかったわけですが、
やはり大きな会社、組織なので、一定の社員の露骨なひいきはありませんでした。
なんとなく、主任は、「あの子を気に入っているなあ」ぐらいな感じで、
気に入っている子がミスしても、注意しないとか大目に見るとかはなかったので、
みんなが感じてはいるけど、取り立てて口にすることはありませんでした。
ところが、小売り時代は、かなり露骨なひいきがありました。
まだ20歳そこそこの、見た目は清純っぽい女の子がいました。
仮にＦさんとしましょう。
その子は、何度同じミスを見ても、男性社員はかばう。
私は、さすがに7回目になると、
「もっと責任を持ってやってください」
と言ったら、向こうは、大泣きでした。
それを見て、店長やチーフは、
「若いのだから、大目に見てやらないと」
と言い出し、それに、私は、カチーンときました。
「同じ時に入社して、同じ時給なのに、どうして私がフォローしないといけないのか？」
となったわけです。
しかも、同じミスをする。ありえない。
あなたたちはいい人になれるかもしれないが、こっちはフォローで1時間はロスする。
それを見ても、本人は知らん顔。
また、Ｆさんの肩を持つのが、その店長やチーフだけではなく、
そのあと数人の社員も出てきました。
また、Ｆさんは、男性が苦手と言いながらも、結構男性社員と楽しく隣で仕事をしていました。
それを見て、私は違和感を持ちました。
1年後。
福士蒼汰似の、爽やか青年が異動してきました。
仮にHさんとしましょう。
年甲斐もなく、既婚女性バイトは結構騒いでいました。
本人もそれを自覚しているようで、誰にでも優しかった（彼は男女問わず優しかった）。
私は事務なので、休んだ時の引継ぎやその他の仕事の説明もしないといけない。
レジでお金がくるくる回るのを見て、
「きゃあ、クララ、大変なことになったわ」
と、そのHさんは言い出し、私は大笑い。
「Ｈさんって、面白いですね」
と言ったのが、彼のツボを刺激したらしく、それからずーっと1年後異動するまで、
私と毎日昼ご飯を誘ってくれたり、誕生日にプレゼントをしてくれました。
年齢的には、20歳ぐらい離れていて、本人もマザコンを自認していたので、
恐らく母親に似た感情を抱いていたと思います。
でも、それが周囲は面白くない。
私に、「Ｈさんに付きまとうな」と、朝礼でつるし上げになる位でした。
私が彼を好きだと思っていたらしい。ありえない！！
Ｈさんが、あとで、「逆でしょ。僕のほうが追い回しているのだから」と、言っていました。
先程のＦさんも、Ｈさんが好きだったらしく、理由をつけて話しかけていました。
Ｈさんも、それはわかっていたようで、私に、
「全然興味ない女子に追い掛け回されて迷惑」
と、話していました。
Ｈさんが、そもそも私を気に入ったのは、
「仕事中女を出さないから」でした。
Ｈさんは、職場でもモテていましたが、ずっと幼稚園からモテ人生だったようで、
「女性が自分を見るのは当たり前」みたいなところがありました。
ですから、自分に関心のない私は、気楽に感じていたのでしょう。
チーフが、私に、
「Ｆさんを目の敵にしないで下さい」
と注意した時、Ｈさんが、
「チーフが、Ｆさんをひいきするから、そう思うじゃないですか。
挨拶出来ない人が、挨拶しただけで、昇格させるとか、ありえませんよ」
と、ズバッと言いました。
Ｈさんは、ひいきをするチーフを嫌っていました。
だからこそ、同じ匂いのする私になついたのかもしれません。
私は事務なので、従業員の給料はみんな知っていました。
Ｆさんは、売り場づくりが出来なくても、ほかの仕事が出来なくても、
昇給し、短時間パートが長時間になりました。
なら、チーフはＦさんが女性として好きだったのか？
あの当時は彼女がいましたが、好きだったと思います。
でなければ、あんな露骨なひいきはしないでしょう。
特に彼女と別れてからは、仕事を率先して手伝っていました。
私とＨさんは、確かに仲は良かったのですが、仕事中は、同士みたいな感覚で、
お互いミスすれば、注意していましたし、助け合っていました。
ですから、こういう考え方の人間から見れば、チーフは、
「公私混同する上司」となるわけなのですね。
そうなると、仕事をしていても、面白くない。
本人は、好きな人の気を引きたいのかもしれませんが、
Ｆさんが仕事ができないのを、フォローしろと言われた時、
もう我慢できなくなりました。
「私より立場も給料も上の人の、なぜフォローしなければならないのか！」
と、最後は、もう喧嘩別れになり、退職しました。
Ｈさんは、Ｆさんが長時間パートになってすぐ、本社へ異動。
ほかの社員も何人か異動しましたが、一人（既婚男性）を除いてＦさんには優しかった。
やはり男性と言うのは、つくづく若くて可愛い女が好きだなあと、感じたものです。
ただ露骨なひいきと言うのは、職場環境的には、非常によろしくありません。
実際、私なんて退職しましたし。
今考えれば、もっと優しく言えば、チーフも考えたのかもしれません。
でも、あの当時20歳ぐらいのＦさんも、もう30歳をとっくの昔に超えています。
若いときはちやほやかばってもらえても、本人のためになるかどうか。
そう考えると、あまりいいことではないと思いますね。
職場環境の最悪さは、「ひいき」もあります。
メーカー時代は、いいことばかりでもなかったわけですが、
やはり大きな会社、組織なので、一定の社員の露骨なひいきはありませんでした。
なんとなく、主任は、「あの子を気に入っているなあ」ぐらいな感じで、
気に入っている子がミスしても、注意しないとか大目に見るとかはなかったので、
みんなが感じてはいるけど、取り立てて口にすることはありませんでした。
ところが、小売り時代は、かなり露骨なひいきがありました。
まだ20歳そこそこの、見た目は清純っぽい女の子がいました。
仮にＦさんとしましょう。
その子は、何度同じミスを見ても、男性社員はかばう。
私は、さすがに7回目になると、
「もっと責任を持ってやってください」
と言ったら、向こうは、大泣きでした。
それを見て、店長やチーフは、
「若いのだから、大目に見てやらないと」
と言い出し、それに、私は、カチーンときました。
「同じ時に入社して、同じ時給なのに、どうして私がフォローしないといけないのか？」
となったわけです。
しかも、同じミスをする。ありえない。
あなたたちはいい人になれるかもしれないが、こっちはフォローで1時間はロスする。
それを見ても、本人は知らん顔。
また、Ｆさんの肩を持つのが、その店長やチーフだけではなく、
そのあと数人の社員も出てきました。
また、Ｆさんは、男性が苦手と言いながらも、結構男性社員と楽しく隣で仕事をしていました。
それを見て、私は違和感を持ちました。
1年後。
福士蒼汰似の、爽やか青年が異動してきました。
仮にHさんとしましょう。
年甲斐もなく、既婚女性バイトは結構騒いでいました。
本人もそれを自覚しているようで、誰にでも優しかった（彼は男女問わず優しかった）。
私は事務なので、休んだ時の引継ぎやその他の仕事の説明もしないといけない。
レジでお金がくるくる回るのを見て、
「きゃあ、クララ、大変なことになったわ」
と、そのHさんは言い出し、私は大笑い。
「Ｈさんって、面白いですね」
と言ったのが、彼のツボを刺激したらしく、それからずーっと1年後異動するまで、
私と毎日昼ご飯を誘ってくれたり、誕生日にプレゼントをしてくれました。
年齢的には、20歳ぐらい離れていて、本人もマザコンを自認していたので、
恐らく母親に似た感情を抱いていたと思います。
でも、それが周囲は面白くない。
私に、「Ｈさんに付きまとうな」と、朝礼でつるし上げになる位でした。
私が彼を好きだと思っていたらしい。ありえない！！
Ｈさんが、あとで、「逆でしょ。僕のほうが追い回しているのだから」と、言っていました。
先程のＦさんも、Ｈさんが好きだったらしく、理由をつけて話しかけていました。
Ｈさんも、それはわかっていたようで、私に、
「全然興味ない女子に追い掛け回されて迷惑」
と、話していました。
Ｈさんが、そもそも私を気に入ったのは、
「仕事中女を出さないから」でした。
Ｈさんは、職場でもモテていましたが、ずっと幼稚園からモテ人生だったようで、
「女性が自分を見るのは当たり前」みたいなところがありました。
ですから、自分に関心のない私は、気楽に感じていたのでしょう。
チーフが、私に、
「Ｆさんを目の敵にしないで下さい」
と注意した時、Ｈさんが、
「チーフが、Ｆさんをひいきするから、そう思うじゃないですか。
挨拶出来ない人が、挨拶しただけで、昇格させるとか、ありえませんよ」
と、ズバッと言いました。
Ｈさんは、ひいきをするチーフを嫌っていました。
だからこそ、同じ匂いのする私になついたのかもしれません。
私は事務なので、従業員の給料はみんな知っていました。
Ｆさんは、売り場づくりが出来なくても、ほかの仕事が出来なくても、
昇給し、短時間パートが長時間になりました。
なら、チーフはＦさんが女性として好きだったのか？
あの当時は彼女がいましたが、好きだったと思います。
でなければ、あんな露骨なひいきはしないでしょう。
特に彼女と別れてからは、仕事を率先して手伝っていました。
私とＨさんは、確かに仲は良かったのですが、仕事中は、同士みたいな感覚で、
お互いミスすれば、注意していましたし、助け合っていました。
ですから、こういう考え方の人間から見れば、チーフは、
「公私混同する上司」となるわけなのですね。
そうなると、仕事をしていても、面白くない。
本人は、好きな人の気を引きたいのかもしれませんが、
Ｆさんが仕事ができないのを、フォローしろと言われた時、
もう我慢できなくなりました。
「私より立場も給料も上の人の、なぜフォローしなければならないのか！」
と、最後は、もう喧嘩別れになり、退職しました。
Ｈさんは、Ｆさんが長時間パートになってすぐ、本社へ異動。
ほかの社員も何人か異動しましたが、一人（既婚男性）を除いてＦさんには優しかった。
やはり男性と言うのは、つくづく若くて可愛い女が好きだなあと、感じたものです。
ただ露骨なひいきと言うのは、職場環境的には、非常によろしくありません。
実際、私なんて退職しましたし。
今考えれば、もっと優しく言えば、チーフも考えたのかもしれません。
でも、あの当時20歳ぐらいのＦさんも、もう30歳をとっくの昔に超えています。
若いときはちやほやかばってもらえても、本人のためになるかどうか。
そう考えると、あまりいいことではないと思いますね。