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私立中高一貫校 2023 大手予備校 共通テスト動向 私の感想 参考用

2022-12-16 07:34:11 | 日記
昨日、わが子が模試を受験している、大手予備校から、
2023 共通テスト動向のメルマガが届きました。

受験生は約51万人志願者がいて、昨年度より1.8万人減少。
浪人生もこれに併せて減少。
このまま、受験生が減少していくと、共通テスト価格の値上げは遠い話ではない。
今年の受験生の減少は、少子化もあるが、
やはり傾向が読み切れない「共通テスト」の特性。
センター試験が、非常にオーソドックスな、基本・発展をきっちりしたら、
高得点を叩ける試験に対し、共通テストは、年数経過も数年ということもあるが、
大手予備校でさえ、予測が立たない。
昨年、数学・生物が難解となり、今年はマシになると思う学生もいるが、
正式発表で、否定されているため、その考えは捨てたほうがいい。
センター時代、私立併願者は、私立対策になるため、
センター受験をしていたが、傾向が全然違うので、
※入試の共通テスト利用は別
共通テストとは別の対策が必要。
都市部は私立大の人気が高く、国公立受験者は、全体の3割相当。
に対し、都市部以外では、まだまだ人気の国公立は7割を超える。
また、ワンランク上の難関校を目指す学生が増加傾向。
また、資格向け医歯薬獣が人気が高まり、
医獣は、私立でもかなりの競争率となっている。
以前は女子に人気の人文学部は、今年は、競争率が、いつもよりは低い。
結果としては、昨年よりも共通テスト利用校は増加、
ただし、全体人数は減少。
私立大学は、レベルの差こそあれ、
受験生のおおむね30-50%程度の合格者しかいない。
マンモス校及び一般的に難関と言われる関関同立クラスは、
さらに今後入試が難解になっていくだろう。
確実に合格者を入学させるため、今後AO入試は増加していくと、予想。

ということが、まとめると、書かれてありました。
正直、数年前までのセンター試験との違いをまざまざと、感じました。
わが子は、高1なので、更に情報や社会科に至っては、総合となります。
5教科7科目が、6教科8科目になるのです。
今でも、国語と英語にふうふう言っているわが子が、
ハイ2年後、高1がウソみたいに成績優秀とはなっていないでしょう(苦笑)。
国公立は、どちらかと言えば、金銭的に厳しい家庭の子が勉強を頑張るために行くと言う立ち位置が、
金銭的な力も実力もあり、学力を高められる子供がいく学校になっていくのかもしれない。
※昔とは違い、国公立は、金銭関係なく人気があります
ただ、今回の動向を見て、国公立と私立の併願は、かなり厳しくなったなあと思いました。
また、田舎は、確かに国公立を重視します。
地元では、偏差値60の私立より、50そこそこの国立のほうが優秀と言う評価はあります。
やはり5教科7科目受験はすごいです。
国公立は、学費は安いのですが、就職に至っては、有利とは限りません。
ただ、都市部の場合、私立大学の自宅通学と国立の下宿は、総額は、そんなに変わりないようです。
※医歯薬以外

恐らくコロナでの先行き不透明さから、資格系医歯薬獣が人気となったのでは?と推測します。
昨年は、コロナでの医療関係者の激務さからの敬遠、人気は下降気味となりました。
ですが、ここに来てのぶり返し。
それだけ、「安定さ」を求めていると言う傾向なのでしょう。
特に女子の志願は増加傾向。
さて、医歯薬獣をどれだけ調べての受験か?
特に医学部医学科は、医師と言う、言ってみれば、医療界の頂点ともいわれる職業でもあり、
年収も他業種よりも、資格取得後は、数年でも、高収入となります。
※医学部医学科全員が医師になるわけではなく、あくまでも取得できる学部と言う意味
ただし、かなりの激務で、プライベートはほぼなく、常に勉強し、訴訟と背中合わせ。
時給換算すれば、実は、そんなに良くないと言われています。
また、医師試験の合格率は90%以上、薬剤師も80%以上。
この合格率、かなり高いですよね。
ですから、入学=資格取得し、就職できるパスポート。
特に、この世界を知らない人は、そう思うことでしょう。
わが子の通学する私立中高一貫校は、医学部医学科に進学する生徒は、
それなりの人数はいます。
それなのに、進路担当でさえ、入学後の勉強及び就職後彼らがどうなるのか知らない。
現に、今年国立大3年生が、オンライン講演で、
「研修医1年目で当直をしている先輩から聞きましたが…」
に、驚かれていました。
進学校は、特に難関大や医学部合格を、入学生を集められる切り札になります。
「この学校に入ったら、もしかしたら、自分の子も?」
と考え、受験させて入学させる。
その生徒の成績が振るわなくても、成績優秀な生徒がいると、
元々医学部や薬学部を志願していない成績優秀な学生も、
学校や塾、保護者に言われ、受験して、合格していく。
ここ近年、このサイクルはかなりあります。
センター試験・または共通テストの合計点と、二次試験合計点での合格の大学の場合、
志望していなかった理系生徒どころか、元々文系の生徒が合格するという、摩訶不思議な現象もあります。
※東大・京大の場合、合計点ではない これは、国語・英語の配点が高いことも一因
 特に理系に近い文系を目指していた生徒は、すすめられることがある
これは、お得意さんから聞いた話ですが、
「センター試験(または共通テスト)の結果がよかったので、担任から受けるように言われて入りましたが、
医療系に全く興味が持てないし、授業について行けれません」
と、人生の迷子の相談を、毎年必ず受けるそうです。
要するに、「なりたくて入ったわけではない」。
世は不条理です。逆に、「熱望しても落ちた」生徒もいるのですから。

また、親世代は、授業にほぼ出ていなくても卒業できた世代(学部による)なので、
医療系大学の留年率の高さや国試レベルに到達していないと、卒業させてもらえないことを知らない。
特に偏差値の低い私立大学は、特にこの傾向があり、留年すれば、学費はかさみます。
また、薬学部の場合、国立は、黙っていても、優秀な学生が受験するため、
国試対策をあえてしない大学もある。
そうなると、自分で国試対策の必要があるので、かなりの労力を要する。
医学部は、国立の場合、大学による。
なら、私立は?
興味のない方はご存じありませんが、6年間の授業料平均が、薬学部は、1200万円。
医学部平均3000万円。
他の学部のように、
「落ちた、仕方ないから私立へ」と言う金額ではありません。
ですから、医学部を国公立の第1志望でも、私立は理工学部・工学部と言う学生は結構いる。
それに、薬学部に至っては、偏差値が私立は40台が実在しますが、医学部は、
親世代のころは40台の大学もありましたが、今は、最低でも60です。
ですから、私立の医学生は、一般の方の想像よりも、かなり賢いです。
偏差値60と言うのは、全受験生の上位15%と言われています。

以上 2023共通テスト動向と私の個人的感想でした。
Zちゃん、受験頑張れ!!
志望校合格まで突っ走れ!!