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中学受験 私立中高一貫校 不登校について我が子語る 参考用

2021-05-18 07:33:41 | 日記
小学校時代、不登校で、そこそこ成績のいい子どもは、
中学受験を視野に入れることがあります。
環境を変えれば、変わるのではないか。
それは保護者だったり、本人だったりと、実に様々です。

ただ本人が自分を変えようと思わないと、病気で朝起きれないなどの事情を除き、
中学に入学したからと言って、魔法のように、いきなり変化するのはまれです。
実際、小学校不登校気味だった子どもは、中学に入っても、引きずってしまう場合もあります。
田舎で少人数の小学校出身だったわが子は、親子でいじめにあい、
担任に助けを求めましたが、何も対策を取ってもらえなかったため、
中学受験を決意し、私立中高一貫校に進学。
※地元中学校は、小学校がそのままスライドで、一切他から入ってこない地域
性格的に、不登校はしたくない意志が強かったので、不登校にはならず進学しました。

でも、中高一貫校に進学すると、びっくりするほど不登校の生徒はいます。
特に女子は、友人とうまくいかなくなって不登校になることがあります。
野原広子さんも、自分のお子さんが不登校になったコミックエッセイを描かれていますが、
女子は、些細なことから友達とうまくいかなくなり、不登校と言うのは珍しくありません。
同じクラスの男子は、3年になってからは出てくるようになりましたが、
2年生の時には、1年間で数日の出席。
女子も、1か月ぐらいずっと休んでいた生徒もいます。
1つ上の先輩に至っては、クラスの5人が不登校となりました。
ただし、成績がいい場合、不登校でも、高校部に進学できる場合がありますが、
ほとんどが、外部受験をしたようです。
と言うように、本当に不登校って、珍しくもなんともないのです。

わが子が言うには、ネットの普及で、不登校の孤立がなくなったことが大きいそうです。
例えば、不登校の交流サイトもあるし、今は嫌がるなら学校に行かせなくていいという風潮が大きい。
でも、娘はいつまでそうなの?
と言いました。
仲のいい先輩は、中学までは、休みこそしませんが、朝起きれない病気で、毎日遅刻していたそうです。
でも、高校に入ってからは、毎日朝から登校。
これは、親との約束で、だんだん早く登校できるように、徐々に慣らしていったようです。
いま8050問題がありますが、これは登校拒否や、出社拒否、思わぬ退職からなっていく場合が、
かなりの割合を占めます。
わが子が登校拒否にならなかったのは、この話を知っていたことが大きかったようです。
また、娘には話していませんが、実は、親戚で、小学校から登校拒否となり、
中学には籍だけあり、中卒でずっと引きこもりの男性がいます。
おそらく最初は見守るから始めたものの、うまくいかなかったのでしょう。
というように、その見守りをいつまでするのか。
中には、数か月や数年家にいて、進学・就職する人もいますが、
なかなか難しいでしょう。
わが子も、
「甘やかしているかどうかはわからないけど、本人の意思が大事」
と言っていました。
本人がどうしたいのかなんですね。
今は、昔と違い、ネット高校もあれば、大学も受けなおしができるし、就職も多種多様になりました。
ただ、就職は、履歴書や職務経歴書と言う存在がある限り、25歳ぐらいまでに一度も働いていないと、
企業は敬遠してしまうところが多い。
※留学や大学院進学などの特殊のぞく
アルバイトなら採用になっても、正社員は難しい会社が、まだ多い。
それに、わが子が言うには、共同生活を経験していない場合、社会に出てから、
なじんで行動できるのか?
と言うことを言っていました。
確かに自分一人で完結できる仕事は、まだまだ少ないです。

わが子が通学している私立中高一貫校は、いじめに厳しく、
いじめたほうを転校させていきます。
そういう環境がもっと増えていけばいいですね。