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記憶のおとしもの・わすれもの

忘れたくないこともたくさん忘れちゃうし、日々のことなんて、
もっと忘れてしまうなぁ。
大事に書き続けたいです。

釈ビューティ! 読みました♪

2009年02月11日 | 本読みました♪
釈ビューティ! (美人開花シリーズ)
釈 由美子
ワニブックス

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釈由美子さん。
ほんとは、彼女のことを好きとかキライとかって語れるほど、知っているわけではないのだけれど、
彼女がこの本を出すっ!!ってスポーツ新聞等で取り上げられていた1ヶ月ほど前の時点で、すでに
買うって決めていましたっ♪

女優さんや女性タレントさんって、ある日いきなりなにかの拍子に気になる存在になったり好きに
なったりしてしまいます。ふっってした瞬間になにかに共感したり、あこがれてしまう側面を見つけ
たりしてしまうんですよねぇ。

釈さんもいつの間にか、わたしの中でそういう存在になっていたようで、本の発売はとってもウレシイ
ニュースであり、なんか読むだけで、釈さんのよいところ真似できるというか真似できた気になれるっ
ていうか、そんな気分を味わいたくて、買ったのかもしれないですっ。
釈さんの透明感が、わたしが欲しているものなんだと思うのです

で、この本の趣旨はコンプレックスの塊だった釈さんが、コンプレックスの塊だったからこそあきらめず
努力してきたこれまでと、今とってもステキであれるよう日々生きているすごし方を、順番にいろんな
側面から紹介してくださっている本でしたっ♪

タレントさんなんだから、ステキな笑顔で当たり前じゃん!なのかもしれないけれど、それでも表紙の
笑顔と背景の白だけでも、彼女の今がとっても輝いている感じがして、とってもステキだなぁっ
思います。
本当に釈さんが理想の自分でいられるよう、近づけるよう、日々心がけ実行されていることが
順番に書いてあるから、わかりやすいし、なにより一緒に頑張りたくなるっ本でしたっ♪
なんかね、スキの欲目かもしれないけれど、写っているたくさんの普通の写真やエクササイズ
されている写真、どれもキレイでかわいくて、充実されているんだなぁ~って感じです。

コンプレックスのこと、過去のこと、ひとつひとつ素直で生真面目に取り組まれてきたんだなぁ~って
思いました。そして、順番に自分で解決して今に至っている・・・。
その姿と、今の釈さんが自然につながって見えるので、読むほうもなんだか気負いなくありのまま
受け止めて、自分のコンプレックスでさえそういう風に乗り越え向き合える気持ちに素直になれる
感じでした。
それに、新聞等で書かれていたような重い感じより、ずっとずっとさわやかな本でしたよっ。

ほんとに順番に全部やりたくて、でも本を閉じたらなにからしたらいいかわかんなくなるから、
ちょっと書き出して真似っこしたいですっ♪

最近はビューティ本ばかり、読んじゃいます。
バレンタインシーズンだからかしらん

モデルの美香さん。クワバタさん。村上さんのダイエット料理。押切もえちゃんと実は前田美波里さん
の本はガマンしてる真っ最中・・・。
藤原美智子さんが共著の本も気になるし!!



告白読んだよ♪

2009年01月07日 | 本読みました♪
告白
湊 かなえ
双葉社

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数々の雑誌や新聞にとりあげられ、去年のミステリー小説のベスト10に
いずれも入っていて、紹介文や批評も興味深げに書いてあるっ!あの作品です

読んだ直後に、著者の湊さんのインタビュー記事を新聞で読んで、すっごく
不思議な気持ちになりました。だって、あの作品の著者だから、どんな方
なんだろう??って気負いもあったんだけれども、兵庫県の淡路島に住む、
ごくごく自然な、女性らしい雰囲気を持つ方でした
ほんとに不思議~。
あの方の頭と手からあの作品が生まれるんだなぁ~と。

物語はある女性教師と、彼女の4歳の娘の死と、その死にまつわる人々の話。
その死に関連する、あるいは関連しないことが、さまざまな人の告白という形で
つづられていて、ありとあらゆることが関連づけられていき、人の醜い部分や
エゴだけが形となってあらわれていく話

登場人物それぞれは、みんなみんなごく普通の人のはずなのに、あるいは、
よくできると言われる人だったり、憧れられるような人のはずだったのに、
知らないうちに、気付かないうちに、ずれてしまって大きくねじれてしまった
いびつな結末を生んでしまっている・・・
それがあまりに突拍子もない結末のはずなのに、リアルでこわいです。

読み終えて、どうして生きていったら、どうして人とコミュニケーション
とれば、正しく素直に生きていけるのかなぁ~
わたしだけでなく、未来あるこれからのこどもたちもです。
やさしく、素直で、生きることを真摯に実現したいです。

FRaU 買ったよっ♪

2008年12月15日 | 本読みました♪
FRaU (フラウ) 2009年 01月号 [雑誌]

講談社

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よかったぁ~
ロードショーが休刊してしまい、映画雑誌業界もさみしくなり、
ゴシップ中心ばかり並んでいたり、洋画自体が邦画におされてしまい、
残念ぎみだから仕方ないかもだけれど、思わず映画を見たいっ!!!って
思ってしまう、ビジュアルプッシュのものがなかなか見つけられないなぁ
なんて思っていたら、うれしい♪
FRaUの今月号の特集は映画ということで、買いましたっ♪

この冬はまず、大好きなレオナルド・ディカプリオの作品が2本も立て続けに
公開 ワールド・オブ・ライズは試写会たくさん応募したけれど、なかなか
当たらなかったからいち早く見ることはかなわなかったけれど、絶対
今年中に観にいこうって決意
そして、レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまでの50年代が
舞台ということで、少し時代がかった映画のカットの写真たちが、とてもとても
美しくて、いいなぁ~なんて思っていたら、ゴールデングローブ賞の主演賞に、
ディカプリオケイト・ウィンスレットもノミネートって知って、作品的にも
期待してしまいます。
それから、設定からして好奇心をとらえて放さない、ブラッド・ピット
ベンジャミン・バトン 数奇な人生も絶対見逃したくない作品です。
あとは、チェ 28歳の革命と、チェ 39歳 別れの手紙、そして、
バーン アフター リーディングチェンジリングエレジー
ダウトフロスト/ニクソンミルクヴィッキー・クリスティーナ・
バルセロナ
と、レイチェル・ゲッティング・マリッドと、いつも
意見の合わないおすぎさんのオススメもいっぱい見たいし、スターの作品が
目白押しなのもあるけれど、どれもとにかくストーリーも引き込まれるし、
なんてったってFRaUに掲載されている映画の写真そのものが、ものすごい
魅力的だから、いきおい映画も鑑賞したい気になってしまうのです

映画、いいなぁ。ミーハーにスターが好きなのも大いにあるけれど、映画をみて、
今の自分にない、感覚や感動や思いを感じて、その時々の元気だったりモチベー
ションだったり、共感を得たり。そういうのがすき。

FRaUね、今日一日だけで、4~5回見てしまった
キレイな雑誌なのに、本屋さんで立ち読みされてるような、かすかに波打った
ような型、ついちゃった・・・。



四つの嘘 読みました♪

2008年08月22日 | 本読みました♪
四つの嘘 (幻冬舎文庫 お 20-3)
大石 静
幻冬舎

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わたしは誰であるか・・・なんてあえて考えなかったけれど、同じ女として
おもしろく読めたし、好きだなぁ~って思いました♪
永作さんキレイでかわいいし、『ドラマ化するんだっ』って楽しみにしていた
けれど、結局見ずに終わりそうです。

高校時代の同級生のおんなたちの、20年以上たって40歳となった今の話。
年齢を重ねて大人になったはずなのに、当時と変わらぬ思いや因縁を背負い、
それと、変わってしまった自分、変わらない自分を持て余し生きているおんな
の人のはなしで、ひとごとだぁ~って思えるところと、なんだかちょっとした
わたし自身の嫌な、負の未来を提示されているような、微妙な感じがよかったです♪

ドラマの脚本が、著者の大石静さんだから、きっとおもしろくちょうどよく
されているんだろうけれど、やっぱり原作読んだから4人の個性と4人の生き方が
原作とちがったとき、ちょっとさびしくなったりする気分がイヤなので、
本でやめておこうかなぁ。

でもでも、美波がしあわせそうに見える♪というか、あこがれと言ったら
よくないのかもしれないが、あんなに強く一途に、結婚さえしてしまうほど
がむしゃらに恋愛できたってとこに、すごく気持ちが流されて、しあわせな
気分になってしまったんだけれど、やっぱりこれは女性特有のロマンチックな
気持ちなのかなぁ~。
恋愛にあこがれている、ロマンチック乙女のロマンチックな考えかなぁ~。
20年越しの愛かぁ~

ネリもステキな出会いがあり、よかった♪

詩文にもステキな出会いがあって、人生のいいところ、詩文らしい生き方に
つながるものを教えてくれた出会いがあったのに、ちょっと残念です。。。

こうやって考えると、出会いや縁が人の心の道行きや、生き方にとっても
深くかかわっているんだよう!!って思う。

なのに、なのに、なんで詩文に恋愛を教えてくれたおじさんは、平気で
すてたのかなぁ平気じゃなかったとしても、ひどいです


河野圭史が仲村トオルだなんて、わたし的にはとってもツボで、
それを知ったときにはさすがにドラマ見たくなっちゃった~
とっても的を射てると思うのですっ


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永遠の出口読んだよ♪

2008年08月04日 | 本読みました♪
永遠の出口 (集英社文庫(日本))
森 絵都
集英社

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森絵都さんの作品は、カラフル以来ですっ♪
やっぱりなんだかすっきり気分よくなれる読後感です・・・。
なんか一緒な感じがするからかなぁ~。
わたしともちろん、違う人生を進んでいて、わたしが経験したことのないような
生き方をしているんだけれど、どこか他人とは思えない普通な気持ちのありよう
みたいな。。。
こどもとして、思春期の女の子として、本格的な大人になる前の女性として、
存在している姿が、好きなものや熱中するものがちょっと違っただけのわたしで
あるような、そんな遠くない感じがいいなぁ~。
心のもやもや、わだかまり、記憶や忘れられないこと、自分の笑っちゃうような
歴史を読んでいくように、一緒に後悔したり情けなくなったり恥ずかしくなったり。
気負わずに読める、等身大の小説ですよね。

でも、女の子というのは本当に小さなころから生きていくの、大変で忙しいん
だぁ~って、読んでて思いました。
周りには些細な、思い出となったときには、小さく感じてしまうような出来事で
さえ、女の子それぞれにとって、人生であり転機であり生きる象徴のような。
なんだか、甘酸っぱさも感じられちゃう感じでしたっ♪


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虹を操る少年 読みました♪

2008年07月10日 | 本読みました♪
虹を操る少年 (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社

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おもしろかったです♪
東野圭吾さんの本って、どこか重々しさを持った、つらい感じがあるのかなって
勝手に思っていたのだけれど、もちろんイヤ~な展開とかつらいシーンとかある
けれど、主となる人物の白河光瑠くんが、気持ちのいい、とてもいい人なので、
読んでる方も彼に同調するというか、共鳴するというか、気分よく読み終えて
しまえる感じです

とても不思議な話でもあるんだけれど、あるとき夜中にとても不思議なキレイな
点滅する光を見つけて、その光に呼ばれるようにして人が集まりだす。それは
シンセサイザーのような機械で光を色や明滅で音楽のように表現しているもの
だった。耳で音楽を聴いて心豊かに楽しめるように、その光を見ることで目から
心地よさや喜びを得られるということで、その光の表現者=光楽家として、
白河光瑠くんは一躍時の人となるけれど、光楽がもたらしたのは良い面だけでは
なくて、それに伴って危険やたくらみや秘密がでてくる・・・。でも、白河
光瑠くんは誰よりもなにもかもを見通せて、そういうことも予測していて・・・、
そして彼が本当に考えていることは・・・。
というお話です。

不思議な話だけれども、現実離れしすぎていない、どこかありえる話なので、
読んでいて違和感なくのめりこめ、いつのまにか見たことのない光楽の魅力に
わたしもはまってしまっていた感じです

いいなぁ~。白河光瑠くんいいなぁ~。彼の魅力や雰囲気がとても話に反映
されているので、わたしはとってもこの話が好きになってしまいましたっ♪

次の東野圭吾さんは、なににしようかなぁ~


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雨の日も、晴れ男 読みました♪

2008年07月08日 | 本読みました♪
雨の日も、晴れ男 (文春文庫 み 35-1)
水野 敬也
文藝春秋

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すっごい!!アレックスさん!!
もうこれは、ひとつの才能であり特技ですよね。
彼にどんな不幸、不運があろうと、どんな角度からでも彼は彼なりに
物事を見れて、対応できて進んでいける♪
だから失敗もつらいこともへこんでしまうようなことも、別の考え方を
自然にできる人。
現実にこういう人がいたら、人のために何かをしたいって考えるより先に
誰かのためにっていう意識もなく、自然になしとげてしまうのって、すごい
けれど、日々打算や自分自分で生きてきた身としては、情けないけれど
なかなか実行できないだろうなぁ~って思います。
まず、なにかをするのにも、頭の中で考えてるもん。反対に自然と、自分と
他人のいいことのバランスを図って生きている気がします。

アレックスはそういうことさえ考えていないんだろう、素晴らしき天然
です

この本を本屋さんでみつけたとき、ぱらっと立ち読みをして、買おうか
買うまいか迷ったんだけれど、円形脱毛症の場面を偶然開けてしまい、
買うことを決意しましたっ。
アレックスすごいっ!!
ほんとにステキなアイディアだと、彼の心意気がほんとに好きになって
しまいます。

今日はバイトの面接に来てくれって電話がなり、HAPPY
充電期間中のバイトは、興味を持ったことや好きなことを、やみくもに
バイトでしてみたいって考えていたので、敷居が高いところだけれど、
とりあえず面接に参加できるだけでも、なんだかワクワクですっ♪


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地獄のババぬき読みました♪

2008年06月27日 | 本読みました♪
地獄のババぬき
『このミス』大賞シリーズ

上甲 宣之
宝島社

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同じ登場人物の第2弾らしく、まったく予備知識なく読んだけれど、テンポよく
お話進んでおもしろく読みました♪

でも、話の展開やキャラクターの設定的にありえるのかなぁ~とか、ちょっと
思ってしまいましたっ
キャラクターさんたちの、感情や行動のスイッチが入るのがとっても早いし、
考え方が極端なので、彼女たちについていくので必死でしたっ
だから感情移入しにくいんですっ。
その分、みんなのババぬきの戦いっぷりや、駆け引きの奥深さ、心理的
プレッシャーやらにいっぱいいっぱい興味を覚えました♪

女子大生のしよりさんと後輩の愛子さんが、ディズニーリゾートへ向けて
バスで大阪から東京へむかっています。天気はあいにく大雨
そんな中バスがバスジャックされてしまい・・・、犯人からのメッセージが
届き、無事解放されるためには、トランプのババぬきを乗客みんなでやり、
勝ち抜けなければならないと・・・。
というお話。もちろんそれだけじゃなくて、びっくりな結末というか、
人間模様というか、やっぱりびっくりっ

しよりさんの彼氏の物部さん、しよりさんと愛子さんの親友の弥生さん、
愛子さんを執拗に狙う殺人鬼のレイカさん、占い師千尋さん、義眼の九重さん、
あとはあとは、とにかく強烈なキャクターたちだから説明不可能
極端なキャラは、考え方も極端だから、ちょっとひいてしまうところも
ありました

でも梅田や新阪急ホテルがでてきて、なんだか親しみもてたっ
っていうか、知ってるところが出たら、なんでこんなにうれしいんだろ♪
著者の上甲 宣之さん、新阪急ホテルにお勤めだって♪さらに親しみ

表紙と同じくらい強烈な本でしたっ♪
それにつけても、ババぬき本当にすごい!!!
この本を書かれるにあたって、ババぬき何回一人でされたのかなぁ~なんて
思ったんだけれど、頭の中でやりとげてしまうのかしら?
とにかく、ババぬきなめてました
ごめんなさい


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鳥人計画読みました♪

2008年06月14日 | 本読みました♪
すごかったぁ~。
なんだかミステリーだけど、単に犯人は!!?だけじゃなく、
のめりこみ度の高い、おもしろい小説でしたっ♪
そもそも人が殺されているんだから、おもしろいっていうのは、
語弊があるんだけれど・・・。
それに最後まで読んでしまったら、悲しすぎる結末には、意外性よりも
へこんでしまいました・・・。
ひどいよね。なんとかできたんじゃないか!!なんて思って
しまうのは、わたしが単なる読者で第三者だからなのかなぁ

スキージャンプ界のお話で、世界に通用する唯一の日本人選手で
ある楡井選手がある日、毒殺されて、なかなか犯人が見つからない
ときに、彼が絶対的に信頼していた峰岸コーチのところに、『自首を
しろ!』という忠告の手紙と、警察のところに密告の手紙が
届く。犯人は確かに峰岸さんだったんだけれど、動機や詳細な殺害
方法や、密告者はいったい?っていうお話。


たくさんのことが気になって気になって、事件の中でもわたしが
わかっていることや、知っていることもいっぱいあるのに、それを
上回る謎の中の、さらに秘密の秘密の秘密・・・。
中だるみとかする暇もなく、一気に読みきりました♪
本当に名作なんだなぁ~。
楡井君の天真爛漫さは、才能だと思うそして、とても魅力的
だからこそ、彼のエピソードが他者の口を通してしか聞けないのが、
とてもさびしくてよけいに、どうして彼が殺されたのか?って気持ち
拍車をかけてしまいました。

東野圭吾さんの本を読むのは、2冊目。
これを機に、一人の作家さんを制覇するっていう野望を
なしとげてみたいなぁ~って思うほどですっ。

最近手に取った、中島 孝志さんの
"インテリジェンス読書術―年3000冊読破する私の方法"っていう
本で、本は縁だからという発想の中で、一人の作家にこだわって読む!
みたいなのがあって、わたしにはそういう固め読みみたいなの
なかったなぁ~と思い、ちょっとした野望にしてみましたっ♪
まだ、この本も中途半端にしか読んでないから、理解間違ってるかも

でも、東野圭吾さんを読んでしまおうって思ったら、すごいことだよなぁ~

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消し屋A読みました♪

2008年06月10日 | 本読みました♪
おもしろかったぁ~♪
人間がおもしろい!っていうか、すごく臨場感とか登場人物が
生きているって現実味があるのと、話のテンポがいいので、
どんどん読んじゃいました。

消し屋さんの話・・・、消し屋さんって強調されなきゃ、うっかり者の
わたしは殺し屋Aって小説だと思って読んでました・・・。
人間を消すのが仕事なんです、主人公の幸三さん・・・。
手段はもちろん殺して消すんだけれども、その方法がなんというか
すごいというかすごすぎて自然で、殺した形跡を残さずに、(失踪や
蒸発などの可能性を警察に示唆して、人を消してしまう・・・)
目的の人物の命を消してしまう人なんだけれど、今回のこのお話はその
すごさを見せびらかすわけではなく、消し屋だから正直さっさと殺して
消してしまいたいにもかかわらず、依頼者からの依頼というのが、
野球選手を1日だけ試合の間だけ消してっていうことで、幸三さんは
そのために、それなりの手腕を発揮して、事を為し得る・・・という話。

幸三さんの私的なパートナーの性同一性障害の蘭子さんや、蘭子さんの
仕事仲間の方々、依頼者の博多の方々、なかでもナベカツさんは
強烈すぎて、悲しすぎて笑ってしまいます・・・
そして、野球選手の面々、ホークスの真壁選手のかっこよさは
ほんものだと思います

話の流れや登場人物の生き方とかが、すっごいそれぞれ勢いがあって、
だから自然と読み込んでいけるんだなぁ~って感じ。

最終章の真壁選手と、幸三さんチームの攻防・・・。
もんのすごい緊張感をはらんで、読んでいる方もどういう結末に
なるかそわそわしちゃうんだけれど、その反面、ナベカツさんの
秘密が絶対絶対暴露しちゃうって、話の流れからしてわかって
いるから、そのタイミングにもそわそわしちゃって、ページを
めくる手が忙しかったです
ナベカツさん・・・。生き様がなんだか~

ヒキタクニオさんの他の本も、読んでみたいですっ
なんだか、あらすじに並ぶ人々の描写がおもしろい


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