記憶のおとしもの・わすれもの

忘れたくないこともたくさん忘れちゃうし、日々のことなんて、
もっと忘れてしまうなぁ。
大事に書き続けたいです。

ホットファズ見ましたっ♪

2009年01月27日 | 映画・DVD見たよ♪
ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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イギリスでとっても話題の映画で、日本のファンがぜひ!日本でも!!
と署名運動をして実現した・・・ というような記事を、日本公開前に
読んでいたので、すっごいわくわくして見ました。

大スターがものすごいオーラを発しながら、ドンパチするアクション映画!
って感じではないけれど、キャラクターのしっかりした主人公の刑事と、
それを取り囲む個性的な人々と、普通の映画の設定とは反対な、事件の
起こらないような穏やかな田舎町が舞台の、映画映画していない設定で、
それが反対に興味をそそっておもしろさを生み出している感じ♪

あまりに優秀で、刑事という職業を心から愛し、犯罪をなくすため日々努力し
がんばっている刑事ニコラスが、あまりに優秀すぎるために同僚たちの反感を
買い、犯罪とは無縁の田舎町に左遷されてしまう。
およそ、犯罪と呼ばれるものなど起こったこともなく、警察自体もだらけている
街で、ある日突拍子もないありえない事故がおきる・・・。
ニコラスはそこに事件のにおいをかぎつけるが、新しい同僚はもちろん、上司も
ニコラスの考えすぎだとたしなめる・・・。その中で、新しく相棒となった警察署長の
息子でもあるダニーだけが、ニコラスに憧れ心酔し、協力して事故?事件?を
究明しようとして・・・という話。

ニコラスもとっても勇ましい、ステキなまっすぐキャラなんだけれど、ダニーがまた
刑事という職業、というかアクション映画の刑事にあこがれた、おもしろキャラ。
同僚の偏った変な面々や、田舎町のどこにでもいそうなのにどこか違和感ただよう
人々・・・と、キャラクターが個性的だから話もどんどん進んで一気に見れてしまう
勢い満載の映画でした!

おもしろいんだけれど、結末も予想外でびっくり!
そして、最後までキャラクターにひっぱってもらえる、元気な映画でしたっ♪
でも、結末は、やっぱり気持ちのいいものではないですよねぇ。

告白読んだよ♪

2009年01月07日 | 本読みました♪
告白
湊 かなえ
双葉社

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数々の雑誌や新聞にとりあげられ、去年のミステリー小説のベスト10に
いずれも入っていて、紹介文や批評も興味深げに書いてあるっ!あの作品です

読んだ直後に、著者の湊さんのインタビュー記事を新聞で読んで、すっごく
不思議な気持ちになりました。だって、あの作品の著者だから、どんな方
なんだろう??って気負いもあったんだけれども、兵庫県の淡路島に住む、
ごくごく自然な、女性らしい雰囲気を持つ方でした
ほんとに不思議~。
あの方の頭と手からあの作品が生まれるんだなぁ~と。

物語はある女性教師と、彼女の4歳の娘の死と、その死にまつわる人々の話。
その死に関連する、あるいは関連しないことが、さまざまな人の告白という形で
つづられていて、ありとあらゆることが関連づけられていき、人の醜い部分や
エゴだけが形となってあらわれていく話

登場人物それぞれは、みんなみんなごく普通の人のはずなのに、あるいは、
よくできると言われる人だったり、憧れられるような人のはずだったのに、
知らないうちに、気付かないうちに、ずれてしまって大きくねじれてしまった
いびつな結末を生んでしまっている・・・
それがあまりに突拍子もない結末のはずなのに、リアルでこわいです。

読み終えて、どうして生きていったら、どうして人とコミュニケーション
とれば、正しく素直に生きていけるのかなぁ~
わたしだけでなく、未来あるこれからのこどもたちもです。
やさしく、素直で、生きることを真摯に実現したいです。

ミーアキャット みたよ♪

2009年01月05日 | 映画・DVD見たよ♪
動物もののドキュメンタリー映画だぁ~!
今まで縁もなく、あえて近寄らなかったジャンルだけれど、縁あって
試写会があたり、年末に見にいくことになりましたっ
ミーアキャットという動物を知り、彼らの生態をよりそうように、見守り
見つづけた撮影スタッフって本当にすごい技術力と忍耐力!!!
そして、なしえたってことは、愛があるんだなぁ~とひしひしと伝わる映画
でした。

ミーアキャット・・・アフリカの砂漠に生息する小さな動物。
ドキュメンタリーは最初に生まれて間もない、あるミーアキャットをコロ
名づけて、そのコロの成長と、コロの視点から見えるミーアキャットの生態や
砂漠の状況、ほかの動物たちの生き様、そして移り変わっていく季節を中心に
進んでいく話です。

人間が撮影するから、人間的な考えに裏打ちされた設定のようなものもあるん
だけれども、それでもミーアキャットの家族単位で生きていく姿、その中での
絆、生きていく為の戦いには本当に小さな動物からは想像できないような、
想像を超える感動があり、ミーアキャットの敵であるコブラ、ワシ、ライオン
などの素の生き様に、恐ろしさと同時にたくましい男らしい(?)かっこよさ!
をみましたっ。

すごい作品だぁ~。
今、こんなに素直にまっすぐ生きていく姿をみせつけられて、そして、成長
をみせつけられて、感動してしまいますっ
人間には、今!ないかも。
ドキュメンタリー映画って、ドキュメンタリーがすきな人しか見に行かない
かもだけれど、きっかけ作って行く価値のある素晴らしい映画だって思いました。
そう!ほんと、セリフがないだけのドラマだって知りましたっ