記憶のおとしもの・わすれもの

忘れたくないこともたくさん忘れちゃうし、日々のことなんて、
もっと忘れてしまうなぁ。
大事に書き続けたいです。

虹を操る少年 読みました♪

2008年07月10日 | 本読みました♪
虹を操る少年 (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社

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おもしろかったです♪
東野圭吾さんの本って、どこか重々しさを持った、つらい感じがあるのかなって
勝手に思っていたのだけれど、もちろんイヤ~な展開とかつらいシーンとかある
けれど、主となる人物の白河光瑠くんが、気持ちのいい、とてもいい人なので、
読んでる方も彼に同調するというか、共鳴するというか、気分よく読み終えて
しまえる感じです

とても不思議な話でもあるんだけれど、あるとき夜中にとても不思議なキレイな
点滅する光を見つけて、その光に呼ばれるようにして人が集まりだす。それは
シンセサイザーのような機械で光を色や明滅で音楽のように表現しているもの
だった。耳で音楽を聴いて心豊かに楽しめるように、その光を見ることで目から
心地よさや喜びを得られるということで、その光の表現者=光楽家として、
白河光瑠くんは一躍時の人となるけれど、光楽がもたらしたのは良い面だけでは
なくて、それに伴って危険やたくらみや秘密がでてくる・・・。でも、白河
光瑠くんは誰よりもなにもかもを見通せて、そういうことも予測していて・・・、
そして彼が本当に考えていることは・・・。
というお話です。

不思議な話だけれども、現実離れしすぎていない、どこかありえる話なので、
読んでいて違和感なくのめりこめ、いつのまにか見たことのない光楽の魅力に
わたしもはまってしまっていた感じです

いいなぁ~。白河光瑠くんいいなぁ~。彼の魅力や雰囲気がとても話に反映
されているので、わたしはとってもこの話が好きになってしまいましたっ♪

次の東野圭吾さんは、なににしようかなぁ~


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