オレが火曜日に書いたブログのエントリー「田原総一郎に学ぶ田原メソッド議論術 これはお前ら、相手を委縮させるために役立つぞ、活用してくれ」というものに対し、池田某という方が何やら「でたらめ」と言っていますので、一応でたらめかどうか、皆様判断していただきたく、該当部分の文字起こしをしておきました。ちょっと早いですが、ホワイトデーのプレゼントでございます。
池田某による常見陽平執筆のBLOGOS記事へのツイート
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私はスタジオにいたけど、この中川某の話はでたらめ。「老害」などと中傷するなら、番組の録画ぐらい見ろ。 RT @yoheitsunemi: 田原総一朗に学ぶ、簡単に老害なれる方法 そうか、津田大介さんと東浩紀さんは粉砕されたのか http://blogos.com/outline/81655/
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オレがスタジオの様子を以下のように描写したことを「でたらめ」と言っているのですね。
“2月28日に『朝まで生テレビ!』の「激論!福島再興と原発再稼働」がオンエアされました。チェルノブイリの方へ取材に行った東浩紀さんの報告を受け、一緒に行った津田大介さんがその時の状況を報告しようとしたら、司会の田原総一郎さんが突然津田さんの話そうとした流れをぶった切ってこう聞きました。
「具体的に聞きたい! チェルノブイリで何人死んでるの! 何人病気になってるの!」
津田さんは「数千人では…」と答えたものの、東さんが「ここは僕らが言うことではない」的なことを言ってフォローしたのですね。そりゃそうですよ、東さんと津田さんは「チェルノブイリ被害人数調査員」ではないですからね。すると、別のオッサンが「国連の調査では60人」みたいなことを言い、東さんは「このことを延々話したら、時間がないから(やめませんか)」的なことを言い、その場を収めようとしました。
そして、田原さんは先ほどの主張について「東さんは何を言いたいんだ、と聞きたいんだ」と質問の意図を説明しました。”
それでは、以下、文字起こしをご確認いただければ幸いです、押忍!
ここに動画があるので、該当部分の文字起こしはしておきました。「えぇと」とかその辺のところは端折っています。
田原:東さんから行こうか。チェルノブイリで何を見て、何を学んだ?
東:まず、今の話の流れだけでいうとですねぇ、後でフリップを使って説明しますけれども、僕は津田さんたちと一緒に、「福島第一原発観光化計画」というのをここ1年半ほどやっています。
田原:こういう本があるよね。
東:それは後で説明します。僕が福島にも行っていますし、チェルノブイリにも行っています。僕が直接行った取材ではないですが、私達のメンバーの一人が去年の8月にコロステンという街に行きました。
田原:えっ? それはどこ?
東:チェルノブイリではなく、ウクライナにあるコロステンという街です。コロステンという街は、日本のメディアでは、今でも後遺症の子供たちががすごく多いということで報道されている街です。どちらが正しいかは僕は分かりませんが、僕たちのスタッフが、日本のメディアに取材した対象の医者に聞いたところ、日本の報道には怒っていると言われました。
田原:なんで怒ってるの?
東:非常に極端な報道をされたと。実際コロステンには、そんなに苦しんでいる子供達はいないし、確かに病気の子どもはいるけど…。
田原:飯田さんが言っていることはオーバーだと?
東:飯田さんの主張が正しいかどうかは分かりません。僕は何も判断できません。ただ、そういうことを言っている医者が、コロステンの医者がそう言ったのは確かで、ビデオに撮っているし、ちゃんとエビデンスは持っています。低線量放射線被害の問題っていうのは非常に多様で、たとえば僕たちは今ここでチェルノブイリだ、ウクライナだって、彼らがこの番組を見ていないのをいいことに、色々言いますが、実際には見ていて怒っている人達はいるかもしれないし、日本にはその声は届きにくいですよね。ですから、僕なんかは色々な角度で考える必要があると思います。
田原:津田さん(と津田大介氏に振る)
津田:色々な人にチェルノブイリ行って、また、ウクライナでてウクライナ人にインタビューしたのですが、色々な人が言っていたのが、「じゃあ、原発どう思うんですか?」ということ。
田原:いや、具体的に聞きたい! チェルノブイリで何人死んでるの! 何人病気になってるの!
津田:それ、だから、いろんな調査によって…
東:いや、それ、僕達が話すことでは…。僕達は専門家ではないし、諸説ありますし…。
津田:公式に出ていたフォーラムで出てきたやつでは数千人だと…。
別の人:それ、昔のですよ。一番新しい国連調査は60人です。確実なのはね。
東:その話を延々やってもしょうがないと思いますよ。3時間使っても何も結論出ない。
田原:だから、東さんは何が言いたいんだ? って聞きたいの。
※あちゃー!「数千人では」の流れはやや順番が誤りでしたね。
えっとー、池田某が「でたらめ」って言ってるけど、多分、オレ、案外そのままを再現していますよね。どうっすかね? 賢明なる読者の皆様のご判断にお任せしたいと思います。あと、上記ツイートで池田某は「「老害」などと中傷するなら、番組の録画ぐらい見ろ」と書いていますが、それはBLOGOSの常見陽平君の記事に対して言ってるんですよね? 一応……、確認なんですが……。私は一言も「老害」なんて言葉は書いておりませんので、もしそのように考えておられましたら、池田某様の誤解でございます。それでは池田某様も含め、皆様良い一日をお過ごしくださいませ。
※追記:東さんは当初の質問「あなたは何を見て、何を学んだ?」には答え、津田さんがそれを深めようとしたところで、いきなり「田原無双」的質問になったとオレは思いますけどね。
池田某による常見陽平執筆のBLOGOS記事へのツイート
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私はスタジオにいたけど、この中川某の話はでたらめ。「老害」などと中傷するなら、番組の録画ぐらい見ろ。 RT @yoheitsunemi: 田原総一朗に学ぶ、簡単に老害なれる方法 そうか、津田大介さんと東浩紀さんは粉砕されたのか http://blogos.com/outline/81655/
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オレがスタジオの様子を以下のように描写したことを「でたらめ」と言っているのですね。
“2月28日に『朝まで生テレビ!』の「激論!福島再興と原発再稼働」がオンエアされました。チェルノブイリの方へ取材に行った東浩紀さんの報告を受け、一緒に行った津田大介さんがその時の状況を報告しようとしたら、司会の田原総一郎さんが突然津田さんの話そうとした流れをぶった切ってこう聞きました。
「具体的に聞きたい! チェルノブイリで何人死んでるの! 何人病気になってるの!」
津田さんは「数千人では…」と答えたものの、東さんが「ここは僕らが言うことではない」的なことを言ってフォローしたのですね。そりゃそうですよ、東さんと津田さんは「チェルノブイリ被害人数調査員」ではないですからね。すると、別のオッサンが「国連の調査では60人」みたいなことを言い、東さんは「このことを延々話したら、時間がないから(やめませんか)」的なことを言い、その場を収めようとしました。
そして、田原さんは先ほどの主張について「東さんは何を言いたいんだ、と聞きたいんだ」と質問の意図を説明しました。”
それでは、以下、文字起こしをご確認いただければ幸いです、押忍!
ここに動画があるので、該当部分の文字起こしはしておきました。「えぇと」とかその辺のところは端折っています。
田原:東さんから行こうか。チェルノブイリで何を見て、何を学んだ?
東:まず、今の話の流れだけでいうとですねぇ、後でフリップを使って説明しますけれども、僕は津田さんたちと一緒に、「福島第一原発観光化計画」というのをここ1年半ほどやっています。
田原:こういう本があるよね。
東:それは後で説明します。僕が福島にも行っていますし、チェルノブイリにも行っています。僕が直接行った取材ではないですが、私達のメンバーの一人が去年の8月にコロステンという街に行きました。
田原:えっ? それはどこ?
東:チェルノブイリではなく、ウクライナにあるコロステンという街です。コロステンという街は、日本のメディアでは、今でも後遺症の子供たちががすごく多いということで報道されている街です。どちらが正しいかは僕は分かりませんが、僕たちのスタッフが、日本のメディアに取材した対象の医者に聞いたところ、日本の報道には怒っていると言われました。
田原:なんで怒ってるの?
東:非常に極端な報道をされたと。実際コロステンには、そんなに苦しんでいる子供達はいないし、確かに病気の子どもはいるけど…。
田原:飯田さんが言っていることはオーバーだと?
東:飯田さんの主張が正しいかどうかは分かりません。僕は何も判断できません。ただ、そういうことを言っている医者が、コロステンの医者がそう言ったのは確かで、ビデオに撮っているし、ちゃんとエビデンスは持っています。低線量放射線被害の問題っていうのは非常に多様で、たとえば僕たちは今ここでチェルノブイリだ、ウクライナだって、彼らがこの番組を見ていないのをいいことに、色々言いますが、実際には見ていて怒っている人達はいるかもしれないし、日本にはその声は届きにくいですよね。ですから、僕なんかは色々な角度で考える必要があると思います。
田原:津田さん(と津田大介氏に振る)
津田:色々な人にチェルノブイリ行って、また、ウクライナでてウクライナ人にインタビューしたのですが、色々な人が言っていたのが、「じゃあ、原発どう思うんですか?」ということ。
田原:いや、具体的に聞きたい! チェルノブイリで何人死んでるの! 何人病気になってるの!
津田:それ、だから、いろんな調査によって…
東:いや、それ、僕達が話すことでは…。僕達は専門家ではないし、諸説ありますし…。
津田:公式に出ていたフォーラムで出てきたやつでは数千人だと…。
別の人:それ、昔のですよ。一番新しい国連調査は60人です。確実なのはね。
東:その話を延々やってもしょうがないと思いますよ。3時間使っても何も結論出ない。
田原:だから、東さんは何が言いたいんだ? って聞きたいの。
※あちゃー!「数千人では」の流れはやや順番が誤りでしたね。
えっとー、池田某が「でたらめ」って言ってるけど、多分、オレ、案外そのままを再現していますよね。どうっすかね? 賢明なる読者の皆様のご判断にお任せしたいと思います。あと、上記ツイートで池田某は「「老害」などと中傷するなら、番組の録画ぐらい見ろ」と書いていますが、それはBLOGOSの常見陽平君の記事に対して言ってるんですよね? 一応……、確認なんですが……。私は一言も「老害」なんて言葉は書いておりませんので、もしそのように考えておられましたら、池田某様の誤解でございます。それでは池田某様も含め、皆様良い一日をお過ごしくださいませ。
※追記:東さんは当初の質問「あなたは何を見て、何を学んだ?」には答え、津田さんがそれを深めようとしたところで、いきなり「田原無双」的質問になったとオレは思いますけどね。