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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

端っこには道がある!

2019-10-09 05:47:00 | ノンジャンル

 室戸岬の西側を下見してそのまま室戸岬へ向かう。
岬は観光地にもなっているので駐車場などもそれなりに広い。
さっそく車を止めて岬の方へ歩いて行く。

(室戸岬に立って)
 巨大な岩がゴロゴロしている中に波が入ってくる。
これが室戸か!
立って海を見ていると自分がここを漕ぐのかとおもいゾクゾクしてくる。
やはり岬というものは独特の想いをかきたててくれるようだ。

(岬は断崖ではなく岩浜が多い。無理すれば上陸もできるか?)
 昨年の大晦日、同じ四国の西端の佐田岬に立った時もこんな感じだった。
あの時は翌日に豊予海峡横断を控え食い入る様に対岸を眺めた。
今回対岸はない。
ここは日本の大いなる端っこのうちの一つ。
ただ太平洋が広がっている。

(室戸岬灯台)
 収穫だったのは岬の先端の地形を確認できたこと。
岬には断崖絶壁で取り付けないという所も多いが、ここは岩こそ大きいが歩いていけないことはない。
ということは緊急避難でカヤックを置いてなら駐車場まで上がれる所が何箇所かあるという事だ。

(灯台から海をみる)
 やはり漕ぐ前に情報があるのは嬉しい。
確かに今はインターネットの御蔭で地図も空撮の写真で確認できるし、黒潮の位置・うねりや波・風などいろんなことがわかる。
しかし実際に自分で見た現地の雰囲気は何にもかえがたい。

(そして太平洋の大海原が広がる)
 岬を堪能してから今度は灯台へ。
灯台から見る海はまさに大海原、素晴らしい眺めだ。
 しかしこれで充分行く気になった。
その後東側を北へ走りながら上陸可能地点をチェックしていく。
そこがゴール地点になる。
何箇所かいけそうなところを確認、これでスタート、ゴール共に確認できた。

(コーヒーなかったのでお茶とお水)
 ところで私は今まで1泊でないと無理かなと思っていた。
ただ岬を回る日は距離を短く10~12kmにして11時出発で1時ゴールなら日帰りでもいけそうな気がしてきた。
まず岬だけ行くことに専念し、東岸や西岸は行きやすい天気を選んでいけばいい。
大阪から室戸は6時間、朝4時に出て10時着、回送の準備をして10時40分出発。
1時前にはゴールでバイクなどを回収、1時半ぐらいに変えれば9時には着く計算(帰りは7時間計算)。
うん、充分可能だ。
それなら宿を取ってなくてもコンディションよければ普通の土日で行けばいい。
 よし、では四国の東南方面の蒲生田岬から室戸岬は今年から来年にかけて行こう。
いい下見でした。
またすぐ来るからな!

端っこには夢がある!

2019-10-07 01:11:00 | ノンジャンル

(高知県の東洋町の浜辺)
 徳島県の間は道路も海沿いだったりちょっと内陸部奔ったりだったが、高知県に入り甲浦を過ぎたあたりから完全に海沿いの道になる。
そしてそこで目に飛び込んできたのは辺り一面のうねりと波。
凄いな。
 波も重そうだしそれが延々続いているので逃げ場もない。
また高知県に入って砂浜でなく岩場が続くので上陸も怖い。
これが高知か!
(夫婦岩の前で。もちろん荒れてる)
 海岸沿いを波を見ながら走っていき、階段や降ろせそうな所では車を止める。
いつも思う事だが、GoogleEarthでは散々みているが実際に見た感じは違う。
雰囲気を身体に叩き込みながら走って行って三津漁港にやってきた。
ここは海沿いと山越で道路がわかれている所で、ここで山越えで岬の西側へと向かう。
この三津漁港から室戸岬までは6kmほどしかない。
もちろんここで上陸は可能(あまり漁港ではあげたくないが・・・)。
ここをゴールというのもありだ。

(室戸岬の西側の菜生・坂本海岸、出艇は可能だがかなり高低差がある。階段はついている)
 西側に出て気になっていた出艇可能場所を順番に見ていく。
川沿いでいい場所があったが、橋が通行止めになっていて車をおけるところからかなり回り込んで歩かないといけなかったりした。
こういう情報は現地にいかないとわからない。
他に何箇所か確認。写真ではわかりにくい高低差や通路の狭さ、曲がる角度。
シーカヤックを運ぶ事を考えるとおのずと限られてくる。
なんとか2か所、川沿いいれて3か所確認したのでよしとしよう。

(振り返ってみた西側の海岸線)
 西側で思ったのは波やうねりが東側ほどではない。
当たり前なんだが、今回はうねりの元が紀伊半島の沖合いにあり東から入ってきている。
まあここを漕ぐには東から車できて西でスタートなので海況を見落とすことはないが、室戸岬を越えるとかなり変化するのをしっかり心に留めておこう。
かなり前だが潮岬に行った時、スタート前に灯台から確認して行ったのに前半楽々で後半必死だった。
上から見て大した事がないとうでも海に浮かぶと様変わりするのはよくあること。
特にここは室戸、四国の端っこ、太平洋に相対するところだ。

(海から見た室戸岬)
 ヨシッこれで西側のスタート地点はOK、いよいよ室戸岬へと向かう。
室戸岬はほぼ海岸線を車で走れる上、岬で海も見れる。
たまにはこういう下見だけもいいもんだな。
普段は弾丸ツアーで漕ぐだけ漕いで観光などしないのだがゆっくり見て回る(といっても漕ぐとこにかかわる場所ばかりですが・・)というのもいいもんだ。
さあ室戸岬に向かおう!

端っこには訳がある!

2019-10-05 05:08:00 | ノンジャンル

 ずっとずっと行きたいと思っている所に高知県の室戸岬がある。
言わずと知れた四国の南の岬の一つで、台風の通り道でもあり黒潮の通り道でもある難所。
とはいえ我が家からざっと300km、しかもそのうちの半分ちかくが高速道路のない下道だ。
当たり前のことだが同じ300kmといっても高速と下道では疲労が全然違う。
しかしそれでも今まで2回宿を予約して行こうとしたことがある。
でも2回とも天候や諸事情でキャンセル、そして9月の3連休に3回目の予約・・・しかしまたもや荒天予報で風速10m、波高4mover。
このままでは行く前に気が滅入ってしまうのでカヤックは積まずに下見だけでもと行ってみる事にした。
やはり現地に行って見ると全然違うし、次に行く時に迷わずスタート、ゴール出来るのは大きい。
ではカヤックなしでも高知県へのドライブ、行ってみよう!

 まず今回の目的はまだ繋がっていない南徳島から室戸岬を回る為の下見をする事。
私が漕いだのは和歌山の日の岬から伊島経由で蒲生田岬の先端にタッチ、そしてそこから北上して鳴門まで。
四国の東端たる蒲生田岬は公共交通機関がなく道路が海沿いについていない。
車で回送するとしてもかなり大回り、頑張って18km漕げばJRの駅があるがそこまでいくのが結構大変。
ここも行きにくいので何回か計画だけはして行けてない。
そこで蒲生田岬とJRの駅の真ん中ぐらいの距離の伊座利の漁港を見に行く。
その後JR田井の浜駅を確認してから室戸へ向かおうという事になる。

(伊座利漁港、一見穏やか)
 朝大阪を出る。
徳島市までは高速に乗って楽々、ちょうど吉野川あたりから下道になる。
そこから小松島市、阿南市と来て蒲生田岬へ向かう道に入る。
岬には行くつもりはないので、そこから伊座利へ。
これがまた狭い山道、これはモトコンポ回送は無理だな。

(漁港の外は大荒れだ)
 大阪を出て4時間半で伊佐利に到着。
思ったより山道で時間がかかった。
 漁港は思ったより広い。
漁港の横からもだせそう。
見た感じ漕げそうなので一瞬カヤックを積んできてたらと思ってしまう。
しかし港の外は大荒れ、これは漕げないわ。

田井の浜のスロープ)
 そこから今度は田井が浜へ向かう。
こちらも狭い山道に突如シカが跳び出してきた。
危うくブレーキ、夜ならまだしも昼間に出てくるのは珍しい。
人が住んでないんやね。
 そして田井が浜、なんともきれいなスロープあり。
駅も近いしバイパスの入口もすぐ。
これはいい、やはり下見は大事だ。

 蒲生田岬から田井が浜まで約18km、途中の伊座利が岬から8・5km。
田井が浜から鯖瀬駅が25km、鯖瀬駅から甲浦駅が約18km。
甲浦駅がちょうど徳島県から高知県に入った所で、JRはここで終わり。
あとは甲浦から室戸岬が36km。
なんとなくルートが見えて来たな。では次は高知県、室戸岬周辺だ。

*今回のタイトルは室戸の案内板にでていたキャッチコピーを使わせてもらいました。

閑話 珈琲に関するお話

2019-04-12 06:26:00 | ノンジャンル

(割とどこでも売ってる関西限定ミルクコーヒー)
 小学生の頃の話、クラスにこうのという名前が二人いた。
一人はもちろん私でこうのひでかず、二人いてたので私は「こうのひ」、もう一人は「こうのま(名前がまから始まる名前)」と呼ばれていた。
そしてこうのひが短くなってこーひーという綽名になる。

(近畿二府四県が描いてある)
 そうなると段々コーヒー自体に愛着が湧いてくるもんで、中学生から高校生の頃はコーヒーの缶の収集をするようになった。
それも100缶をこえた頃には置く場所がなくなり処分、コーヒースカッシュなどいまではない珍しいものもありました。

(非常に珍しい伊賀の天然水コーヒー)
 そんな私が伊良湖を漕ぎにいった時に東海限定コーヒーを見つける。
そしてそれ以降は漕ぎに行くと自販機をチェックするようになった。
いまではすっかり楽しみになっている。
 最近のヒットは愛媛県で見つけたいよかんコーヒー、なかなかの秀作だった。

(工場が伊賀にあるようだ)
 ちなみに近隣ではFIREの関西限定ミルクコーヒーがある。(カフェオレも販売はされている)
大阪限定ではないのでちょっと物足りない。
 そして先日見つけた伊賀の天然水コーヒー、伊賀は伊賀川を漕ぎに行くので割と縁がある。
ただ売ってたのは大阪の自販機なのがちょっと残念。
 ダイドー京珈琲というのもあり、これはなんと奈良公園で見つけた。もちろん買って飲んだが写真を撮ってないのが残念。
もう一度買い直そうとおもってたら昨年で販売終了になっていた。

 最後に上の写真のは信州・北陸限定で東尋坊を漕ぎにいったときに見つけた。
ただ出て来たのは長野県と石川県・・・流石にフルコンプリートするまで買うとこまではいかない。
探せばけっこう色々あるもんですね。


助っ人参上!

2019-03-26 05:00:00 | ノンジャンル

 先日天竜川に行った時に思った事。
ワンボックス車がなくなったので前のようにバイク積んで気軽に行けずどうしても回送は自転車になる。
でも自転車が目的じゃないので出来るだけ楽に漕ぎたい。
そこでまず家の近くの自転車屋さんに行ってみた。
ただそこは電動はやってなく、次に検索すると枚方に電動自転車の専門店があるらしい。
そこで今度いってみようと思ったら知人からの電話。

(ハンドルも畳んだ状態)
 その知人には前から回送困ってると話はしていた。
「良かったら俺のモトコンポ貸そうか?」
モトコンポ、HONDAシティーと一緒に発売されたあのモトコンポ!
私もまだ20代前半だったかな?
これは有難い。

(ハンドルとミラーを出して広げる)
 実はそのモトコンポはその人と日高川行った時に回送で使った事がある。
まだエンジンも快調だということだ。
確かにあれならワンボックスでなくても積む事が出来る。
 そこでまずは借りにいって持って帰ってきた。
その次は当然試走やね。

(チョークや!)
 場所は淀川でワイルド練習後、まずは車から降ろす。
一人で普通に持てるのはさすが。
 カバーを空けてハンドルを引っ張り出す。
シートを少し上げて固定。
チョークをひいてキックペダルを踏む。
このチョークを引くとかキックするのが懐かしく嬉しい。

(キックや!)
 エンジンがかかり暖気してからチョークを戻す。
駐車場から出て近くを回り国道1号線に出てみる。
こ、怖い。
曲がる時特に怖い、坂道のぼらない・・・
でもやっぱり楽ですね。
有難くしばらく使わせていただきます。