
室戸岬の西側を下見してそのまま室戸岬へ向かう。
岬は観光地にもなっているので駐車場などもそれなりに広い。
さっそく車を止めて岬の方へ歩いて行く。

(室戸岬に立って)
巨大な岩がゴロゴロしている中に波が入ってくる。
これが室戸か!
立って海を見ていると自分がここを漕ぐのかとおもいゾクゾクしてくる。
やはり岬というものは独特の想いをかきたててくれるようだ。

(岬は断崖ではなく岩浜が多い。無理すれば上陸もできるか?)
昨年の大晦日、同じ四国の西端の佐田岬に立った時もこんな感じだった。
あの時は翌日に豊予海峡横断を控え食い入る様に対岸を眺めた。
今回対岸はない。
ここは日本の大いなる端っこのうちの一つ。
ただ太平洋が広がっている。

(室戸岬灯台)
収穫だったのは岬の先端の地形を確認できたこと。
岬には断崖絶壁で取り付けないという所も多いが、ここは岩こそ大きいが歩いていけないことはない。
ということは緊急避難でカヤックを置いてなら駐車場まで上がれる所が何箇所かあるという事だ。

(灯台から海をみる)
やはり漕ぐ前に情報があるのは嬉しい。
確かに今はインターネットの御蔭で地図も空撮の写真で確認できるし、黒潮の位置・うねりや波・風などいろんなことがわかる。
しかし実際に自分で見た現地の雰囲気は何にもかえがたい。

(そして太平洋の大海原が広がる)
岬を堪能してから今度は灯台へ。
灯台から見る海はまさに大海原、素晴らしい眺めだ。
しかしこれで充分行く気になった。
その後東側を北へ走りながら上陸可能地点をチェックしていく。
そこがゴール地点になる。
何箇所かいけそうなところを確認、これでスタート、ゴール共に確認できた。

(コーヒーなかったのでお茶とお水)
ところで私は今まで1泊でないと無理かなと思っていた。
ただ岬を回る日は距離を短く10~12kmにして11時出発で1時ゴールなら日帰りでもいけそうな気がしてきた。
まず岬だけ行くことに専念し、東岸や西岸は行きやすい天気を選んでいけばいい。
大阪から室戸は6時間、朝4時に出て10時着、回送の準備をして10時40分出発。
1時前にはゴールでバイクなどを回収、1時半ぐらいに変えれば9時には着く計算(帰りは7時間計算)。
うん、充分可能だ。
それなら宿を取ってなくてもコンディションよければ普通の土日で行けばいい。
よし、では四国の東南方面の蒲生田岬から室戸岬は今年から来年にかけて行こう。
いい下見でした。
またすぐ来るからな!