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思い出を綴ろう!忘れてしまわぬうちに

四季の移り変わりを楽しめる日記を書いていきます。

源氏物語を読む

2024-12-03 14:32:10 | 源氏物語を読む
問うに落ちず語るに落ちる

人に聞かれたときは用心して秘密をもらさないが、自分から語るときは不用意に口をすべらしてしゃべってしまうという意味のことわざです。

朝ぼらけのただならぬ空に、百千鳥の声もいとうららかなり。
から、始まった。

朝ぼらけと言うのは、朝ほのぼのと明るくなる頃、あけぼのより少し明るくなった頃。


今日は光源氏が朧月夜に会いに行き、明け方紫の上のもとに帰ってくる。
大層人目を忍んで戻ってこられた。
寝乱れたお姿を待ち受けて、紫の上はそんなことだろうと、気づかないふりをしていらっしゃる。
源氏はなんやかやと、紫の上のご機嫌をとられているうちに、すっかり白状してしまわれた。
成る程、語るに落ちるとは、この事か!

と、ここが一番頭に残った。

さて、今日も電車で行ったので、
講義が終わって、近辺を歩いてみた。
もう50年近く前、新卒の頃この辺りのアパートに住んでいた。
もはや、立派なビル マンションが立ち並び、目的の場所にはたどり着けなかった。

松山気象台
この近くだったのにな。
イチョウが色付いていた。
ただし、中には入れない。
関係者以外建入禁止🈲

電車乗り場まで、テクテク歩く。
確かに、昔この辺りを自転車で走ったのになぁ。
習字教室は昔通りにあったわ。
そこを曲がると、上一万電停。
平和通りのイチョウは黄色に染まっている。
電車の窓から、ポチ!








源氏物語をよむ

2024-11-26 15:13:08 | 源氏物語を読む

今日は源氏物語を読む講座の日

車をスーパーに止め、電車に乗り換えた。
9時13分宮田町発 これに間に合えばOK
上一万でおりて、そこから会場の福祉総合会館までは徒歩

電車の中で、メンバーに出会い、暫く話した。
これもまた、いいわ。
暫く電車通勤?通学を続けてみよう。
何だか現役時代を思い出す。

若菜(上)も終わりに近づいた。

今日は光源氏が、朧月夜に会いに行く場面。
朱雀帝の尚侍の君をしていた朧月夜は朱雀帝が出家したの伴って、上皇御所を退出し、むかし姉の弘徽殿の女御がいた二条の宮に住んでいた。
朧月夜は昔、源氏との密会が父親にばれて、源氏は須磨へ流され、朧月夜は朱雀帝に入内することができなくなった謂れがある。

源氏は、朱雀院が出家し暇になった朧月夜が世の中の移り変わりを静かに考えているだろうと、様子を知りたくて気になって仕方がない。
その朧月夜に会いに行くべく、源氏は、つてを頼りに会いに行く。

源氏は紫の上には、「末摘花が
このところ久しく患っているのに見舞いのも行っていないので気の毒で、夜こっそり行ってくる。」
と言い訳する。
そわそわしている、源氏を見て、紫の上は、最近源氏が朧月夜と文通していることを女房などから聞いていたのか、おかしいと思い当たるふしはあるが、そう、今までの様に嫉妬もなさらず、少しよそよそしい気持ちもできて、知らぬ顔をしている。
紫の上は女三宮の御降嫁以降、源氏に対するあきらめの心情に変わっている。

朧月夜の屋敷に入れてもらった源氏は、
ほんのここまで(お出ましください)、もの越しでも結構ですから。
源氏のいる廂の間と母屋の境まで、出てきてほしいと頼む。
朧月夜はため息をつきながら、にじり寄ってこられた。

さればよ、なほ気近さはと、かつおぼさる。(原文)

案の定だ、やはりすぐになびくところは(昔のままだ)と、うれしいながらもお思いになる。
お二人とも、並々ならぬ思いでの、お出ましなので、感慨も浅からぬものがある。

朧月夜は、ガードが甘い。講師の弁
そして、やっと会えた朧月夜は昔に変わらず洗練された物腰で、若々しく愛嬌がある。
いろいろ苦労して、一通りでない世間への遠慮にも、また源氏への思慕にも、思い乱れて、
ともすれば
吐息をついていらっしゃる様子など、洗練されて今初めて会った場合よりも目新しい感じで心に残り、お帰りになる気もしない。

以上続きは来週

帰りは久しぶりの上一万電停
道後温泉行は次々やってくる。便数が多い。
電車のデザインも楽しい。

私は環状線、JR松山行駅に乗った。

つぶやき
<昨日のちょっと、うれしかったこと。>
夕食のおでんが完食された。

卵6個 大根1本 その他厚揚げ こんにゃく すじ肉 じゃこ天など

仕事から帰り、タタタとダイニングに入り、おでん鍋のふたを開け、息子は言った、「じゃがいもは?」
「入れ忘れた」と私

翌朝私が、食べる予定だった卵3個も食べて、(夫は2個)この居候が!!
どの顔下げてもの言いよんじゃい!!
親の顔が見てみたいわ( ´艸`)
と、心の中で、つぶやいた。

源氏物語をよむ

2024-11-19 13:48:40 | 源氏物語を読む
今日は源氏物語を読む会に参加した。
先週は
会場の駐車場が満車、近隣の駐車場も満車
何か行事があったらしい。
結局駐車場探しに疲れて帰ってきた。

今日は公共の乗り物を利用しようと、いつもより15分早く家を出た。

電車をタイミングよく乗り継ぎ、いつもの時間には着いた。
今日は駐車場の空きが沢山あったが、まあいいや。
たまには、道後あたりを電車でぶらぶらしよう♪

と思ったが、風が寒い。
今朝は冷え込んだ。今年初のダウンを出した。
帰りに、電停でさてどうする?
久しぶりに道後の町でもぶらぶらするか?
と考えたが、やっぱり帰ろう( ´艸`)

JR松山行きの電車に乗った。
待っている間に、目の前に道後行きがとまたっけどね。
一人ぶらぶらするには、寒い日だったわ。




さて、最初の写真は、昨日の光る君への復習

この世をば 我世よとぞ思ふ
望月の欠けたることも なしと思えば
道長

この歌は、小右記に書いてあるとの事。

そして、講師が黒板に家系図をかいて説明してくれた。

3人の娘を、それぞれ 太皇太后 皇太后 皇后
に押し上げた道長。

しかし、すごいよね。
叔母と甥 年の差関係なく政略結婚

権力をわがものにした道長、さてこれから物語はどんな風に進んでいくのでしょう。

源氏物語は作り物だけれど、歴史的事実はこれまたすごいね!
😊

さて、昨日の出来事も書いておこう。
Web在宅介護講座 より良い老いの生き方  無料
を受けてみた。

その中で、記憶のに残ったこと。

そわかの法則の言うのがあるそうな。

 掃除
 笑う
 感謝する

そわかとは、サンスクリット語で、「幸あれ」という意味。
小林正観さんがの著書にあるらしい。

お寺に行くと、○○○○そわか って唱えるのがあるよね。

そわかを実行すると、臨時収入や幸運が舞い込む。との事。

さっそく、昨日は息子の部屋も掃除した。
帰ってきた息子は、喜ぶどころか、パソコンの横に置いてあるものが、どこにあるか?分からなくなった。
と怒った。

「あそこは、触らんとって!!!!」だって。
それを聞いて聞いてついつい私は、言い返した。
「じゃあ、電気蚊取り線香電源入れっぱなしにせんとって。」ってね。
聞いていた夫が、「あーー怒られた。」
と嬉しそうに言ってくる。腹立つわ( `ー´)ノ

掃除すると、幸運が舞い込むって、ほんとなん?( ´艸`)

まあ、確かにいいことではあるよね。

そして、自分も周りも元気になれる言葉

ありがとう
頑張ってるね
お疲れ様
うれしい
かりました

すいません 頑張って はよくないらしいよ。

これは実践してみる価値があるかも。
やってみよう♪


グーグルフォトの保存容量が不足している。
バックアップできない。
さて、次からはどうやって画像を入れようか。
有料にすればいいんだけど、それはいやだな。

考えろ!かんがえろ!!








源氏物語を読む

2024-10-29 16:10:44 | 源氏物語を読む


散歩道に這えていたキノコ
きっと食べることは出来ないと思うけど、可愛い。

さて、
今日の源氏物語は光源氏の四十の賀が無事執り行われ、ついに女三の宮が降嫁した場面です。

玉鬘との内輪の祝いの後、これからが、正式の賀宴で、四十の賀にちなんだ数の献上品をしかるべき方々ばかりが、次々に受け取って献上なさった。
庭中に列立し、順次手渡した。
そして、盃が皆に下され、若菜の羹を召し上がる。

朱雀帝のご病気がまだ、すっかりよくおなりにならなので、楽人(音楽の専門家)召さず、御笛(管楽器の総称)など、太政大臣が、用意なさって、
太政大臣とその息子 衛門の督(柏木)は、得意の和琴(六絃
の琴・我が国古来の楽器)を巧みに弾く。
そして、兵部卿の宮は琴(七絃の琴)を弾く。
この琴は桐壺院(源氏の父)の晩年に頂戴なさったもの。
蛍兵部経の宮は、源氏のお気持ちをくまれて、源氏にお譲りした。
源氏は珍しい秘曲一つばかり弾かれた。
儀式ばったことではないが、この上もなく興味深い今夜の音楽である。
そして、暁に玉鬘は帰られた。

そして、二月十余日に、朱雀院の姫君、六条の院へ降嫁された。

女三の宮は、大人になっていない感じで、あどけない感じで、まるで子供でいらっしゃる。
源氏は、三の宮は、紫式部に対して、これなら憎らし気に、高飛車のでることはなさそうだ。
と、お思いになるものの、張り合いのないご様子だなと思われた。


以上テキストより抜粋





まだ、色付きが浅いか?
その内夕日に照らされて、真っ赤に染まる。
川沿いのピラカンサかな?


源氏物語を読む

2024-10-21 17:29:49 | 源氏物語を読む
先ずは昨日の畑(写真はほかの人が使用している所)

私が利用している農園は公園の下にある。
もともとは、みかん畑、後継ぎがいないと言う事で、貸農園にした由。
使用料は10000円/年 10年以上値上がりしていない。
農機具(鍬)は無料で使用できる。そして、水は地下水が数か所、水道から出てくる。
時々、たい肥やもみ殻が、駐車場に積んであり、これも自由にもらえる。
コロナ前は夏にはビアガーデンでワイワイ、まさにコミュニティー農園
でも、最近辞める人が次々出てきた。
皆さん定年後の人が多いから、寄る年波には勝てない。。。といったところか。

此処には、春には桜やつつじが咲く。
残っているみかん畑では、袋かけが始まったようです。
みかんの花の咲くころには、一面甘い香りが漂う。
実が色つくころには、黄色い電球のイルミネーションみたいになる。

癒しの場所  でも今年の酷暑には、耐えられなかったわ。


さて、今日は週一で通う、源氏物語を読む会に参加した。
若菜 上
光源氏四十歳 玉鬘が源氏四十の賀を催し、若菜を献じた。
巻名はこの時の歌の言葉による。

ここからは、今日の私の復習 興味のない方は面白くないのでスルーしてね。
解釈が間違ってるかもしれないけど、まあ、自分が理解できた範囲内で書きます。

今日は、源氏が紫の上に、女三の宮の後見を依頼されたことを、紫の上に打ち明ける。
後見、つまり源氏と女三の宮との結婚を意味する。

紫の上の唯一の欠点は嫉妬する事。。。。と講師は言っていたが(笑)
光源氏は、それで、必死で説明する。
自分はもう結婚などということに、気恥ずかしくて関心も持てなくなっているのに、朱雀帝が女三の宮の将来を案じ、後見を依頼されたこと。
女三の宮にとっても、お気の毒な事(自分の心は紫の上にあるから)しかし、姫君の方も見苦しからずお世話しようと思う。
どちらの方々も、おおらかな気持ちで暮らしてもらいたい。紫の上も女三の宮も嫉妬しないでほしい。と。
めっちゃ 勝手な言い分だと思うけど。

紫の上は、目障りな、ここにいてなどと、(姫君から)お咎めを受けるようでないのでしたら、安心してここにおりましょうが。
あちらの御母のご縁から言っても、仲良くして頂けないものでしょうか。という。
女三の宮の母、 藤壺の女御紫の上の叔母に当たる。

源氏が愛した藤壺の中宮紫の上の父方の叔母、藤壺の中宮と藤壺の女御は腹違いの姉妹。

よくこんな入り組んだ家系を紫式部は設定したものだと思うわ。

まあ、表面的に穏やかな性格と言われている紫の上は、女三の宮の降嫁の件は、まるで天から降ってきたような不意の出来事で、源氏も辞退できなかったのだから、怨み言めいた申しようはすまい。
止めようにも止められないものなのに、それを苦にして打ち沈んでいる様子を、世間の人に知られるような馬鹿なことはすまい。
と思う。
でもね、源氏の藤壺思慕に発する、源氏の女三の宮への好奇心には気づくはずはない。
源氏は、義母藤壺が一番好きだから、藤壺にそっくりな姪の紫の上に思いを寄せ、そして、今度は藤壺の中宮の腹違いの姉妹の子 女三の宮もきっと美しいに違いない。と興味を持っている

さて、おっとりした性分と言っても、紫の上の内心は?
もう大丈夫、自分以上の寵愛を受ける人はあるまいと慢心し、安心しきって過ごしてきた身の上が、(女三の宮の降嫁によって)世間の物笑いになるだろうことを心配しているが、表面はただおっとりなさっていらしゃる。

まあ、我慢強い性格じゃないか。と講師の弁。

で、年も改まり、正月二十三日、子の日に、玉鬘(源氏の養女)が、源氏に若菜を献じ、四十の賀を祝う。

正月子の日に若菜を摘み、人に贈る風習があった。
羹あつもの(吸い物)にして食べ、不老長寿を願う。
源氏の四十の賀の事を帝もお聞き過ぎにならず、世を挙げての行事として、早くから評判であったが、源氏は世人に迷惑をかけることの多い儀式ばったことは、昔から好まず、すべて辞退された。
でも、玉鬘は内密にしてご用意なさったので、辞退されることもできない。
で、内内ではあるが、六条院で盛大に行われた。

玉鬘は何事にも風雅の趣味が深く、才気のある方なので、新しい趣向でなさっているが、しきたりに従ったことは、特に大げさにならぬようにしてある。

玉鬘は、たいそう立派にお年を重なられ、貫禄も加わって、素晴らしいご様子である。

玉鬘 
若菜さす野辺の小松をひきつれて
もとの岩根を折る今日かな
若葉の萌え出る野辺の小松ー幼い子供たちを引き連れまして、育ててくださった親(もとの岩根)の千歳を祈る今日なのでございます。

源氏
小松原末のよはいにひかれてや
野辺の若菜も年をつむべき
小松原の生い先長い齢にひかれて、野辺の若菜(私)も長生きするのでしょうか。
など、詠み交わした。

と、今日はここまで。

講義のテキスト参照して、思うままに書いてみた。


うそのかわうそのシール
息子がくれた。