こまったちゃん。のきまぐれ感想記

本・映画・お芝居等の感想をミーハー目線で、その他あれこれ書き散らかしています。

Toshi Yoroizuka@東京ミッドタウン

2007-11-01 | FOOD
先日、「ソロモン流」で見た鎧塚シェフのお店にこんなに早く来られると思いませんでした。

その名もToshi Yoroizuka
1時間ほど待ったけど、予定時間を言われてそれまでに戻ればいいというのは合理的でいいわ。

「ソロモン流」でも気になっていた「柿のグラタン」を頼みました。
目の前で作ってくれるサービスに興奮度UP!
かなりテンションあがりましたよ~

ドリンクは貴腐ワイン。銘柄は忘れました(笑)
お高い貴腐ワインをちょくちょく飲める身分ではないので、ここまで濃厚な貴腐ワインは実に十数年ぶりに飲みました。
年を経てデザートワインも好きになった私ですが、やはり貴腐ワインって特別の味わい。
ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、フランスのソーテルヌ、ハンガリーのトカイは、世界三大貴腐ワインと呼ばれているそうです。

ドイツの白ワインは全般的に甘口だけど、甘口ワインにもいろいろあるようです。

「ベーレンアウスレーゼ」
ぶどうは、貴腐菌(ボトリティス・シネレア菌)の働きで部分的に干しぶどう状になるまで収穫を待ちます。
遅摘みされ貴腐化したぶどうから出来上がる天然の甘口ワインです。

「アイスヴァイン」
ぶどうの収穫は通常より遅く、厳寒日が訪れる前の最初の霜が降りた時に、ぶどう果が凍った状態で行われます。凍りついたぶどうをそのままの状態で搾って造った甘口のワインです。

「トロッケンベーレンアウスレーゼ」
貴腐菌の働きで干しぶどう状になったぶどうの粒を、丁寧に集めて造られた最高級の甘口ワインです。
収穫量の限られたこのワインは、世界中の天然甘口ワインの中でも特に甘美で、ぶどうの成分が凝縮された味わいが特徴です。世界3大貴腐ワインのひとつです。

私は初めて飲んだ貴腐ワインがこれだったこともあって、ソーテルヌの貴腐ワインが好きです。
詳しくはコチラを読んでくださいね。

Toshi Yoroizukaでは、アルザスの白ワイン(アルザス・ロレーヌ地方というとドイツとフランスの国境際にあるため戦地となることの多かった土地柄、アルザスワインの味わいもドイツワインに通じる甘いものが主流)や、シャトーヌフ・デュ・パプ(コートデュローヌのこのシャトーには学生時代に訪れたことがあります。この地区にしては珍しい重みのある赤が美味しい)の赤ワインも飲めるの!
どれを飲むかマジで悩みました。

美味しいワインが飲みたーい!!!

ワインの話ですっかり脱線してしまいましたが、「柿のグラタン」はカスタードに柿のバターソテーを載せてグラタンにしたものでかなり好みのお味でしたが、甘党とはいえない私には量が多かったです。
半分でいいかも。

貴腐ワインじゃなく、コーヒーを合わせていれば最後まで美味しくいただけたかもしれません。

Mさんが頼んだのは貴重な玉子を使用したという玉子のスフレ。
作っているときも、出来上がりも、見た目がかなり可愛いスイーツです。
お味見させてもらいましたが、お味も優しく甘く美味しかったです。

スフレ

スフレの中には卵黄が・・・

スフレの中は・・・


そして、SさんとAさんはビスキュイ・クーラント・ショコラ(フォンダンショコラ)。
中はただのショコラではなく、酸味のあるベリー味。
紫色のソースが流れ出るところは芸術的でさえあったのですが、撮り損ねました。

フォンダンショコラ

Sさんのコーヒーカップも、Aさんのティーカップも白地に銀のふちでシンプルだけど洗練されたデザインでした。

大理石のカウンターでできたての温かいスイーツ。
これはクセになりそうです。
今日は直前に和栗のモンブランが終わってしまったので、「次回はモンブランね!」と4人で誓い合いました。

実際にサービスしてくれたのは、若いシェフたちでしたが、鎧塚氏も店内にいらして、またもやテンションをあげてしまいました。

急な外食に、旦那の機嫌を損ねないようお土産も買って(クレム・ショコラ、シュー・ア・ラ・クレム、洋ナシのカップ入りショートケーキ)帰ってきましたが、まだ帰ってきません。
(現在、23:42)
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