火曜日のテレビでは、毎週フジテレビ系列の「めだか」というドラマを見ています。僕のお気に入りの女優さん「ミムラ」が出演しているというのも理由なんですが、ドラマの舞台となっているのが定時制の高校ということも、毎週見ようと思っていることの一つの要因です。
実はわたしの父は高校の教員で、昨年退職しました。高校の教師ということで、僕はいつもプレッシャーでした。勉強でいい成績をとれば、「先生の息子さんだから」といわれ、宿題を忘れ成績が悪くなると「先生の子なのに」といつも僕の周りには「先生の~」と言う目で見られてしまうのです。しかしそんなプレッシャーを感じなくなったのは、ウチのオヤジが定時制の高校に転任してからでした。歳をとったからというのも有るかもしれませんが、それまで毎日のように言っていた「勉強しろ」という言葉も少なくなり、自然と僕にかかる重圧も和らいでいきました。現在オヤジは僕が半ばフリーターのような仕事をしていても何も言わず、結婚しても披露宴などしなくてもかまわないと言ってくれています。
少なくとも、僕のオヤジは定時制の高校に赴任してから人生のベクトルが少し変わったような気がします。紹介したドラマ「めだか」に出てくる生徒役のの方々のキャラクターも千差万別、十人十色。そこには様々な価値観や生き方が存在します。ウチのオヤジもそんな何かに心を動かされたのかもしれません。
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