今日は訃報がとても多い一日でした。お笑い芸人カンニングの中島忠幸一時は快方に向かっていたと耳にしていただけに、非常に残念でなりません。また、岸田今日子さん。個性派、実力派の俳優としてはもちろん声優としても一時代を築いた方だと思います。そして、青島幸男さん。僕らの世代には参議院議員や東京都知事の印象が強く残りますが、俳優、そして放送作家としてテレビの黎明期を盛り上げた人物の一人でもあります。
 放送作家時代にはハナ肇とクレイジーキャッツで作詞家もつとめ、いくつもの名作を残しました。中でも印象に残っている作品は「スーダラ節」。当時クレイジーキャッツの植木仁はお寺の息子で、スーダラ節のその破天荒の歌詞を歌うことに大きな抵抗があったそうです。それを父親に告げるとスーダラ節の歌詞を聴いた住職の父は「わかっちゃいるけどやめられない」というフレーズを聞いて、「これは仏教の教えと通じるものがある」と植木仁を励ましたと言う話を耳にしたことがあります。青島幸男にそこまでの考えがあったかどうかは不明ですが、単純明快な歌詞にいろいろな意味が込められていると言うエピソードのひとつだと思います。
 他にも俳優や映画制作にも携わり、テレビショービジネスの原型を作った人でもあります。生涯で何かどこかで一度でもお会いできたらと思っていたのですが、訃報を聞いてとても残念な気持ちでいっぱいです。
 ご冥福をお祈りします。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 何かテレビネタで申し訳ないのですが、静岡では木曜の深夜に朝日系列で放送されている「ナンダ」と言う番組があります。本当は、そのあとにやる「爆笑問題の検索ちゃん(ぴおん)」と言う番組を見るために、毎週起きていてたまたま目にした「ナンダ」を毎週見るようになたのですが、これが結構面白い。
 スポーツ好きなウッチャンナンチャンの南原さんが、「スポーツ」と言うテーマを掲げて繰り広げられるバラエティー番組なんですが、しばしばトップアスリートをゲストに呼んで、その裏側を真剣に暴いていったりするのです。で、今回のゲストはオリックスバッファローズの番長キヨハラ選手だったわけです。
 清原選手と言うと、以前このブログでも取り上げたことがありますがちょっとコワモテの風貌にもかかわらず、野球のことになると少年のようなさわやかさが感じられる選手と言うのが僕のイメージだったのですが、今回の放送で出てきたエピソードを聞いて、再び感心してしまいました。
 どんなエピソードかと言うと、いつもオフシーズンになるとバッティングピッチャーやバッティングキャッチャーなどのスタッフに旅行券をプレゼントし人一倍裏方のスタッフに感謝し、気を遣っていたという話を、チームメイトがしていたのです。普段週刊誌やマスコミなどに「番長」と呼ばれ、どちらかと言うと豪快なイメージを持っていた清原選手だったのですが、後ろではそんな細やかな気を遣っていたのです。ここまでは、まあ、よくあることかもしれませんが、僕が凄いと思ったのは、清原選手は、そういったこまやかな心遣いをしていることを、普段おくびにも出さないことです。
 世の中、いいことをしたり、立派なことをしたりしている人はたくさんいますが、そんな立派なことをしている人の中でも「私は立派なことをしていますオーラ」を出している人がいっぱいいます。要はかっこつけたい人ばっかりなのです。「いい事している」かどうかはそれを見た他人が判断すればよいこと。自ら「いい事してますよ」とアピールすることはないのです。
 普段自分もついついその「アピール」をやってしまいがちな自分に対して清原選手のエピソードはとてもよいお手本になりました。


乱文にて・・・


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 巷で噂のワンセグ。テレビの簡易放送のことですが、皆さんもうご覧になったことはありますか?ワンセグとは、1セグメントの略でいわば、電波の隙間を使って放送される地上波デジタルテレビ放送の一種で、最近では携帯電話やポッドキャスティング端末や持ち運び用DVD、カーナビなどでもみることができるので、もう試したよ!と言う方もいらっしゃるかもしれません。今回バッファローから発売されている「ちょいテレ」こと「DH-ONE/U2」を試す機会があったので、レポートしておこうと思います。
 ノートパソコンはDOS/VパラダイスのPrime A Note AresTX。AMDのTurion64x2を搭載した、ちょっと変わり者です。いわゆるIntel入ってない機種です。以前USB用のビデオキャプチャの相性で失敗した機種なので、ちょっと不安でしたが、CD-ROMからソフトをインストールしていざ接続するとすんなり認識。地域情報を入力してしまえば、あら簡単、ちゃんと使えるじゃありませんか。相性問題もなさそうです。が、前評判どおり、電波の入りはよくない。自宅は鉄筋コンクリートなのですが、部屋の奥に入ると、すぐに受信できなくなります。近くにNHKの鉄塔が建っていると言うこともあって、NHK総合と、教育だけは受信できますが、これでは実用的ではありません。仕方がないので付属のアンテナを使ってなんとか常用できました。
 もうちょっと簡単にテレビを楽しめるかと思いましたが、これから電波状況がよくなることを期待して、しばらく「ちょいテレ」の名のとおりちょっとだけ使えるテレビになりそうです。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )