ポール牧さん、事務所の記者会見によると、十数年前から鬱の傾向があったとのことですね。僕もうつ病患者の一人として、ポール牧さんがいかにつらかったかが、ほんの少し判る気がします。
僕は死にたいなぁと思う気持ちは否定しません。これはきっと誰にでもあることだと思うからです。一方、そう思ったことのない人は逆にかわいそうな気がします。死にたいなぁと思うほどの心の痛みを経験していないからです。何事も経験のないものが経験者に対してとやかく言ういわれはありません。
ただ、それを(自殺を)実行してしまうかどうかはまた別の話です。依然僕のブログで、何度も通過する電車や車にに飛び込みたくなったりする衝動に駆られたことを記しましたが、それが出来なかったのは、やっぱりまわりに僕のうつ病を理解してくれたり応援してくれる人がいるからです。そういう人を裏切ることだけはするまいと、心に誓っています。
ポール牧さんは本当に自殺だったのか?うつ病がその原因なのかは死人に口なしで創造するしかありませんが、とにかくもし自殺したのであれば、絶望のふちにいたのかもしれません。何度も言いますが、僕もファンの一人として、ポール牧さんの笑顔を、もう一度見たかった。
ただそれだけです。
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