昨日に続き100%プロ教師の話なんですが、要は講師がプロかどうかという話に行き着くわけです。で、プロとは何ぞやと言う話になるわけです。もちろん某CMのようにレスキュー隊が人命救助しているときに携帯でプライベーとの電話しているような人はプロとはいえません。が、たとえば、正式な社員さんでもそう人っていませんか?いますよね。結局そういう人はプロ失格なわけです。じゃあ、アルバイトでも、そういうことをせずに、まじめに仕事している人はどうかというと、僕はそういう人はプロだと思うのです。とどのつまり、本人の心掛け次第で、プロかプロじゃないかが決まるんではないでしょうか?
プロとアマチュアの違いとはまだ他にも定義があると思います。たとえばお金をもらって仕事をしているか、そうでないか。アマチュアとかボランティアと言われていても給料が発生すれば少しはプロ意識を持ってほしい、というのが僕の見解です。
で、結局なにが言いたいかというと、プロとアマチュアの境界線があいまいなものの中に「演劇」があるということです。現在地方の小さな演劇のほとんどが赤字経営で劇団員が自腹を切ってお金を集めてそれプラスお客さんに払ってもらう入場料で、なんとか公演費用をまかなっているわけです。ところが劇団員の意識がそれぞれ違ったりするわけです。「私は趣味程度でアマチュア人」と言う人もいれば「お客さんからお金をもらっているわけだから私はプロだ」という人もいます。たいていそう人たちの中で、演劇に対する取り組む姿勢が変わってくるわけです。
で、結論から言えば、僕はチケット代としてお金を払って観るのなら、プロの芝居が観たい。もし、アマチュアリズムが少しでもある劇団は、チケット代ではなく、「寄付金」とか「ご祝儀」としてお金を徴収してほしいなと考えるわけです。とある友達で、こんなことを言われたことがあります。「お金取るんならプロでしょ?、プロなのにあんなにセリフ噛んだり、間違えてていいの?」
ちょっときつい言い方かもしれませんが、現在の小劇団には、お客さんからチケット代を徴収しながら、そういうプロ意識に欠ける劇団が多すぎるような気がしてならないのです。
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