本に挟まれていた原稿用紙。
大きさはほぼ現代のと同じだが、マス目がないタイプ。
陸軍予科士官学校と隅にある。
第四章 第二節 語句の実質及びこれに関する諸注意
およそ語句には、本来特有にして動かすべからざる意義と用途とを有せり。これを名づけて語句の実質という。(中略)
純正と妥当とを得んには、左の諸項に注意すべし。
(イ) 本義の正確を期すべきこと。(中略)
(ロ) 佶屈贅牙なる語句を用ううべからざること。(中略)
(ハ) 新語を濫造すべからざること。(中略)
(ニ) 広く世に知られざる語は用うべからざること。(中略)
(ホ) 科学的術語はつとめて避くべきこと。(中略)
(ヘ) 死語を用うべからざること。(中略)
(ト) みだりに外国語を用うべからざること。(中略)
(以下略)
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