国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

病院系列の施設でのマジックショー(過去編~その3)

2023-11-22 12:32:39 | マジック

●ヘタレでもできるマジック集のはずや。

●まず、オープニングマジックと注意点をまとめたカンニングペーパーを忘れるという悲劇よりスタート。

●困ったあげくオープニングは『おうちにあるもので孫の心をわしづかみ びっくり! ドッキリ! 魔法の手品』に載っている「ハンドスルー」(P48)で。

●バニシングデック好評。

●『ゆうきともワイズワークス5』所収の「ダブルプレイ」を演じる。ストレートマジックショップのなんちゃらワレットも好評、職員さんからかっこいいと言われる。革製強いな。一か所間違え、観客の一人にバレかかるが無視して先に進める。このあたり、いい意味で図々しくなった。

●続いてサインされた二枚のカードをサンドイッチし、しかもカードの入れ替わるというマジック。マニアに見えるが、私にできるくらいの易しさのはずである。「はず」というのはやり方を忘れている。けれども、書いてて、なんとなく、思い出した気もする。誰の手順だったかなあ。

 この2作品でとてもマジックができる人とみなされるのでお得であった。

●トリックスの赤沼敏夫氏の『アメージングデック』を行う。2022年当時は名前を失念していたが、発見することで名称がわかる。なお、似ているマジックに『ミラクルデック』があるが、この両作品は現象のあり方が違うので両作品の意味の差を考えるのも一興かと。ちなみに『アメージングデック』方が演じるのは難しいという結論になるはずである。

●協力者の3人の方にプレゼント。ストレートプレイングカードスタンダードをサインをしてくださった二名に、『アメージングデック』に協力してくださった方へバイシクルのフォーシングデックをプレゼント、その後、もらっていない方々にはダイソーのCIRCUSをプレゼント。その後、マジックを一つ、レクチュアーを行う。好評。

 が、これが問題になる。もらったものが不平等だったのが望ましくなかったらしい。今回、物品の提供はご遠慮くださいとのこと。レクチュアータイムは諦めようかしらん。

●ケーキタイムのときに「ウチの父が見せる手品、しょーもないんです」「例えばどんなものですか」「なんかスポンジのヒヨコを増やしたりするんです」との会話あり。

 今年、その方がいらっしゃるかわからないけれども、スポンジボールを演じようかと思う。アマノジャクだから。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病院系列の施設でのマジックショー(過去編~その2)

2023-11-22 10:58:08 | マジック

●2020年はコロナで開催されず。

●2021年。

①オープニングはこれ、

【宴会芸】【テンヨー】デビルハンカチーフ&かわいい花 Tenyo magic

クリスマス向きでしょう。一発目の花で喜んだ人が二輪目、三輪目になると戸惑った顔が不思議だった。不思議な現象が続くというマジックを見たことがなく、一発ネタしか見たことがなかったみたい。

②BICYCLEのホリデーバックを使用した赤沼敏夫氏の「赤い探偵」(トリックボックス2号所収)。クリスマス感ありで、不思議で、易しい、何の問題もない。一応ノーマルデックだから観客の負担感も少ない。これは良いよ!

③野島伸幸氏の「ひらがなカード作品集」を演じる。「回文変化」「そっくりプレディクション」「サッカースペル」を。意外な素材で好評。「サッカースペル」でノーマルデックも登場。次のマジックへのつなげる感あるなあこのあたり。

 はっ! 今年はシンドウ氏の「ひらがなカード」で『マッチング・ホース」でも演じようかしら。

『13 の不思議 完全即席版』からの『アトラス』をもくろんだが、裏にサインをされるというアクシデントが発生。頭の中が真っ白になり、手順が思い出せなくなる。観客へのサインの難しさを知る。しかし、翌年も非常に小さい文字でサインをされることになる。トランプにサインするなんて非日常行為を観客にしていただくことは難しい。指示とかを覚悟してしないといかんな。

④ツーカップによるカップ&ボール。ジャンボボールが出たとこで拍手をもらえたが、これはわかると職員さんに言われる。やっぱりレモンを出した方が良いですかねと言うと「え? レモンでもできるの?」とう言われる。素人さんの分かったは大体、的外れだから、動転しないことが大事だな。まあ、レモンを出すべきだったのでしょうが、ジャンボボールを持っているんだもん。

⑤続いて薄いシリーズを演じるが、「薄いシリーズ」という言葉が面白かったみたい。『はやふみ 大予言ルーティン』を『B'wave』で演じる。さらに『きくえちゃん』メリークリスマスバージョンも好評だが、今度のクリスマス会では友人が演じるっぽい。取られた。ち。

⑥カラーチェンジングナイフ。蛇足だったか。

⑦レナート・グリーンの「ストールンカード」を演じる。好評。演出も良く、自分でも満足のでき。

●なんと、この時点で四〇分。長くて三〇分だったのに。観客を疲れさせてしまった。公民館でのクリスマスショーは二十五分~三〇分に収めたいところ。施設では二十分前後を目標で。

⑧その後ケーキを食べながらテンヨー製品を二作品。「魔法のキューブプーさん」「ダイナミックコイン」。さらにDominique Duvivier氏の「D. DECK」。その他にも「ホッピングハーブ」、岸本道明氏の「C・O・W」を演じたらしい。

「ホッピングハーフ」は説明が難しい。現象をしっかりと理解させられたか不安。「C・O・W」は好評。

●全体的にやりすぎ感は否めない。年に一度のクロースアップマジックショーだから加減を知らないんだね。来年の分も全部やり切った感があった。

●非常によろしくないね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病院系列の施設でのマジックショー(過去編~その1)

2023-11-22 09:14:12 | マジック

●病院系列のマジックショーの振り返りである。

●ちなみに来年の一月にやるであろう高齢者施設は妻の友人が勤めている施設の系列施設である。

●系列施設って横に展開が広いんかな。

●以下の記録は病院系列施設でできないことと高齢者施設でもできなくはないことのまとめである。ただし、病院系列施設はクロースアップなので高齢者施設では参考にならないやも。また、病院系列施設ではネタかぶりを防ぐため。

●実戦経験のある作品群なので公民館でのクリスマスショーでは参考になるかもしれん。

●読者にはこの程度でショーになるのかと参考にしていただければ。

●2019年

 最初である。木曜に依頼して月曜に決まった回である。いきなり感が強い。

①オープニング(アイスブレイク)。トリックスのトランプに見えて中はメタリックな飾りが出るもの。驚かれた方もいらしたし、笑った方も。

②ドリームリバース (のじまのぶゆき)。傑作だがクライマックスがブランクカードというのがよろしくなかった。普通のトランプを見慣れていない(普通の人は以外とトランプに触れていない)方々に異様なトランプを見せたのだから。施設の肩には好評。今までのボランティアマジシャンと違うレベルの人という存在感があったとのこと。難しい作品である。だただし、これで自信をつけ、手の震えが止まったのが良かった。

③ノーマルデックで「普通のカード当て、4Aプロダクション、ラストトリック、ジャズエーセス」で雰囲気は和らいだか。奇怪なトランプを使わなくてもマジックができる人なのだから。ラストトリック観客にウケる。ジャズエーセスは職員さんに好評。

④眼鏡にハートの8が書いてある眼鏡を利用してカードを当てるもの。ラスベガスなんちゃらでしたっけ?シリアス笑いというつもりだったみたい。

⑤都々さんの『ミュージックアワー』のノリでのじまのぶゆき氏の「オールスタープロダクション」を演じる。ちょうど中高年の年齢の方々が観客だったので、桜田淳子やキャンディーズネタも通じた。よかったよかった。

⑥観客の皆様へのレクチュアータイムとして乾電池の貫通マジックを教えるが失敗。半分以上の方ができなかった。職員さんは全員、できたんでけどねえ。やはり施設に通っている方々だから。

⑦ラストはゆうきともの Quick & Casual(クイック&カジュアル)』の「二億円の予言」を演じる。好評。オチた缶が素晴らしい。

⑧帰れる雰囲気ではなかったので、テンヨーのジャーマンボックスを使用したツーカップワンボックスを演技する。好評。10円玉の親しみ具合に加え、手順の素晴らしさのせいか。

⑨40分手品を演じていたことになった。久しぶりのクロースアップマジックを他人に見せていたせいか、時間を見ていなかった。観客の負担を考えずに演じていた。反省。

 

●スタートのマジックと時間が課題となった。翌年、演じようとしていたマジックも投入した気が。見せられるだけ見せたんだね。素人は怖い怖い。あと、一般人には、異様に見えるトリックデックはオープニングにふさわしくなことを知る。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする