太平館(横浜市港北区大曽根１丁目２５−２)

大倉山の銭湯「太平館」に行って参りました。

場所は東横線綱島駅と大倉山駅のちょうど間位、各徒歩15分です。綱島街道を走るバスを利用するのであれば、「大曽根町」というバス停が最寄りとなります。

銭湯は商店街からちょっと入った所にあります。ボロボロの看板の店舗の間を入ってゆきます。

建物は木造の伝統タイプです。周りを家に囲まれているので全容はよくわかりません。

暖簾をくぐると下足箱が左右にあり、男湯は右側です。

戸を開けると番台があり、脱衣所はかなり広めです。天井も高く、外側は横の私道に面してガラス戸になっています。ロッカーは島が２つ、脱衣籠も用意されています。

浴室もかなり広めです。洗い場は両壁と島2列。男女壁にはタイル絵、奥壁にはペンキ絵があります。

浴槽は奥壁に3槽で内側は白湯、中央と外側が黒湯の温泉になっています。多くの温泉銭湯でも温泉槽は小さめの一槽のみというところは多いのですが、ここはメインの2槽が温泉になっていて、黒湯を満喫できます。

休日の開店直後に行きましたが、お客さんは２～3人でした。大きさからすると閑散とした感じでしたが、年配客に混じって子供連れのお客さんもいて、地元の方々に愛されている銭湯です。昔ながらの銭湯の雰囲気を味わいながら、温泉を満喫できる貴重な銭湯ではないでしょうか。