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新・非公正ブログ



普通のバスも走っている。

新造車両もあるが、街中で目に付くのが写真のような中古バス。日本製なのである。よくみると、ドアをつぶしてあるのが分かるだろう。「入口」「出口」の表示はその名残。

写真のバスは塗装を新しくしてあるが、中には日本の塗装そのままの車両もある。残念なことに写真を撮り損ねたが、伊豆箱根バスがあの虹色のラインとライオンマークをつけたまま走っているのも見かけた。
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ジプニーと呼ばれる廉価版乗合自動車。

もともと第二次大戦後に米軍放出のジープを改造して乗合自動車として使い始めたのが端緒らしい。今ではフィリピン国内で車両も新造されているそうだ。

どの車両も非常に派手な装飾が施してある。写真に写っているのはまだおとなしい方だ。いくつか似たような傾向の車両群があるところを見ると、有力な飾りつけ専門職人ファミリーが複数存在しているのではないかと思う。

ジプニーは決まった経路を走っているが、基本的にどこでも乗ったり降りたりできる。乗降は車両の最後尾からと決まっている。運賃は客から客へと手渡しで運転手に渡される。乗り心地は、トラクターのそれと同じ。ディーゼルエンジンの騒音と振動が直に客席に伝わる。
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マニラに来ている。

写真は走行中のバスの車窓から撮影した場末のマニラの雰囲気。こういう昭和30年チックな光景があちこちに残っているが、その背景には地上30階建ての摩天楼が普通に聳え立っているのがマニラという街である。

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どうして愛子が女性なのに男系なのか? いろいろ見たがやっぱりわけが分からない。

どこかにすっぱり論理的に説明したブログとか無いんですかね?
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とにかく「古いもの」フェチなんだな。要するに。

なにしろ、不思議な人々だと思う。万世一系とかいって、神話時代から天皇の代替わりが続けられてきたことに至上の価値を見出しているのだ。

彼らによれば天皇が外国の元首や外交官に敬意を表されるのは万世一系だからなんだそうだ。んなわけあるかい。神武天皇なんて、実在したかどうかも分からない人物を誰が本気で敬うか。外交官が天皇を敬うのは、外交儀礼の型を遵守しているからに過ぎない。

彼らは、なんだか知らんが「女系天皇」と「女性天皇」の違いにも五月蝿い。一体いかなる違いが両者にあるのかと調べてみたのだが、これがまた調べれば調べるほどわけが分からない。

たとえばY染色体の継承という説明をしているwebページなどがいくつかある。そこだけ見ると(Y染色体が何ぼのもんじゃいという突っ込みは大いにありえるが)まあ納得してやってもいいかなという気にもなる。ところが、同時に彼らは「男系女子」だのという概念をも弄んでいて、愛子さんが天皇になるのはOKなんだそうだ。愛子さんはY染色体持ってないはずだぞ。どうなってんだよ。

万世一系が崩れると皇室が崩壊し、ひいては日本も崩壊するのだと彼らは言う。まさに「杞憂」だね。空が落ちてきて困るのは彼らの脳内空間だけである。

もうそろそろ天皇家の人たちにも真の自由を与えてあげていいのではないだろうかね。天皇の男系とやらに生まれたばかりに職業選択の自由も思想の自由も与えられない皇太子以下の人々は可愛そうだ。どのみち実際のところ日本という国を維持しているのは政治家であり役人であり実業家であり、天皇が一手にその重責を引き受けているわけでもなんでもないのだ。彼らが人柱になる必要はもう無いだろう。


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これは前からやってみたかったんだよね。ここに載せた写真は、サイズだけ半分に縮小した以外は未修正である。



上のは標準プログラムAEで撮影。絞りF6.3、露出4秒、ISO80。
下のは絞り優先AEで撮影。絞りF8.0、露出3.2秒、ISO100。

また、下のは手持ちで、上のは陸橋の欄干にカメラを置いて、しかもセルフタイマーを使って撮影している。LUMIXは手ブレ防止機構が有名なわけだが、こういう状況では完全にはブレを防ぎきれないようだ。

とにかく露出優先・シャッター速度優先のAEが簡単に選択できるのは面白い。やろうと思えばピント合わせさえ手動にできる。もちろんシーンモードというのがあって「夜景」を選択すれば全ての設定をカメラがよろしくやってくれる。自動手動のどちらの撮影方法も選べるというわけだ。私のような「いつかは上を目指したい」が今はド素人である人間には大変ありがたいことである。


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以前書いたシソ畑の話だが、せっかくなのでおニューのカメラDMC-LX1で取り直してみた。

前回から10日ほど経過したわけだ。当時はまだセミが鳴いていたわけだが、流石に外出にベストかカーディガンがほしくなる程度には寒くなってきた今日この頃である。しかし、シソに大きな変化はない。丈夫な植物だな。
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カメラは当分買わない予定だった。携帯デジカメで十分ジャン、と結論付けて。

私の携帯FOMA SH901icはよくできた撮影機能を搭載している。ここ数ヶ月のブログの写真は皆この携帯で撮影したものである。

だが、使い込んでくると、やはり携帯は携帯。いろいろ不満が出てきた。いちばんの不満は反応が鈍いこと。特に撮影枚数が増えてくると、一枚撮影するごとに4秒も5秒も待たされるのだ。これはかなりストレスとなる。特別なイベントの只中に居るような場合は特に。

で、やっぱり餅は餅屋かなあなどという方向に流れつつあったわけだ。しかし、カタログの画素数とか機能一覧とか見てもいまひとつ購入を本決めするほどのインパクトは見出せずに居たこの3ヶ月。

そして、またもや物欲番長に止めをさされた。

ここのところの携帯カメラライフで、私が好きな題材とは「出かけた先でみつけた何気ない情景」あたりに集約されることに気がついていた。で、風景を表現しようと、カメラで360度連続撮影をしてphotoshop elementでパノラマ写真化するというのが結構楽しかったりしたのであった。

それなら広角が得意なカメラはうってつけであろう。

物欲が閾値を越えた。かくしてパナソニックのLUMIX LX1のオーナーとなったのである。

通常デジカメの4:3に対し、このカメラは縦横比16:9なんですよ。番長も言っていたが、これを縦位置に構えて撮影すると結構新鮮である。てことで送電線を撮影してみた。



楽天でLUMIX LX1を探す。

ちなみに私は楽天の商品検索ページから中古を見つけて45000円でゲットした。中古といっても発売開始から2ヶ月かそこらしか経っていないのだから当然新品同様だ。


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GMO反対派の戯言に騙されてはいけません。遺伝子組み換え作物は非組み換え作物と同程度には安全です。むしろ見方によっては「より安全」なケースさえありえます。



遺伝子組み替え作物についてのお勉強サイト というエントリーを一年前に書いた。あるゲスト氏が私の過去のエントリーにコメントを書いてくれたのを機に、この続編を書いてみることにした。

一年前に紹介したのは日経バイオテクノロジージャパン誌傘下のホームページで、 Food Science/食の機能と安全 というメールマガジンのサポートページとなっている。この日経バイオテクノロジージャパン誌は生物科学系の研究者/技術者を中心とした層の業界情報の類を供給しているメディアである。もちろん本体は有料だが、いくつかの無料メルマガも発行しており、それらにもふんだんな有用情報が含まれている。

これらの情報を肯定的に評価しメルマガを購読している研究者は多いようだ。しかし、高度な専門知識を前提とした記事もあるが、このFood Scienceに寄稿している松永氏の文章などは、なにも生物学や医学や農学が専門でなくとも高校卒業程度の学力があれば容易に理解できると思う。

現時点でトップページにリストアップされている記事のひとつは「生活クラブ」の主張を俎上にしている。生協傘下のこの団体は「組み換えナタネ」について予断と偏見に満ちた主張を繰り広げているが、松永氏はまっとうな論理でもってそれを一刀両断にしている。

http://biotech.nikkeibp.co.jp/fs/kiji.jsp?kiji=382

しかし、私はこのプレスリリースを読むまで、寡聞にして組み換えナタネが在来のカラシナや在来ナタネと交雑した学術的な証拠を知りませんでした。「生協に特ダネを抜かれてしまった」とあわてて研究者の方々に尋ねてみたのですが、どなたがこのような貴重な研究成果を出されたのかがよく分かりません。  「在来のアブラナ科の植物と交雑」という一文は、可能性がある=起きている、という解釈に基づく文章でしょうか、それとも貴団体が証拠をつかんでおられるのでしょうか。後者であれば、その知見を独占することなくすぐに発表していただきたく思います。


まずは主張に根拠がないことを指摘する正面攻撃。特に、「可能性がある=起きている」の摩り替えを指摘している点がポイントである。この摩り替えは彼らGMO反対派の「議論の技のデパート」の中では常に正面ディスプレイに平積みにされている主力商品であるから、彼らのペースに巻き込まれたくなければ警戒しておく必要がある。


 強力な農薬でも死なない土壌菌の遺伝子とは何のことか、頭の回らぬサイエンスライターである私は、かなり長時間、迷いました。まったく恥ずかしいことです。もしかして、強力な農薬とは除草剤のことなのでしょうか。確かに、ナタネには土壌微生物の持つ除草剤耐性遺伝子が導入されています。しかし、土壌微生物に除草剤が効かないのはまあ、当たり前。選択毒性がある、ということですから。ヒトはアルコールをたくさん飲みますが、土壌微生物はアルコールをかけられるとコロリといく、というのと似たようなものです。当たり前のことで、これだけ恐怖感を漂わせる一文を書くとは、素晴らしい文章力です。


彼らはここでも定義の摩り替えという技を使ったわけだ。つまり、

ある特定の生物にのみ影響を及ぼす除草剤→強力な農薬

という噴飯モノの定義の摩り替えをさらっと忍び込ませた。これもGMO反対派の良く使う技なのだがさすがにプロの松永氏には通じない。気持ちよく一刀両断である。

GMOウオッチャー宗谷敏氏の記事に目を転じてみよう。アメリカを代表するGMO反対派の論客であるらしいJeffrey M. Smith著「偽りの種子」について。意外な人との意外な形での繋がりがあったようだ。

http://biotech.nikkeibp.co.jp/fs/kiji.jsp?kiji=371

 ヒントはIowa州Fairfieldにあった。ここは、米国でも力のあるヒンズーカルトの一派で、遺伝子組み換え食品に反対するMaharishiの本拠地だ。Maharishiが経営する大学では、空中浮遊術やヘルメットを装着した超越(TM:Transcendental Mediation)瞑想を学生たちに教えており、つい最近も一般紙がこの問題を取り上げている。



当時、安田節子氏が代表を務めていた「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」で広報部門を担当していた「自然法則フォーラム」(後に「自然フォーラム」と改称)が、Maharishiの日本支部だったことも、知る人の間では有名な話である。なお、フォーラム側がキャンペーンのGM反対運動に見切りをつけたのか、キャンペーン側がさすがにマズいと切ったのかは知らぬが、現在では両者に表向きの関係はない。


安田節子……天笠と並んで日本を代表するGMO反対派の論客である(先の参院選で緑の党から立候補して喜ばしくも落選した)。そして「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」とは彼らを崇め奉る先鋭的団体の一つ。その行状については 私も以前エントリーを書いた とおりだ。自分の正義のためにはルール違反なアクションも平気で正当化し、正当化している自分たちを称え合い陶酔する様(ちょっとググって見ると気持ち悪い掲示板がたくさん見つかる)、まさに宗教団体そのものだと思っていたのだが、 本当にそうだったらしい。

てなわけで、GMOの事情通になりたければ、まずはこのメルマガから始めてみるのが手ごろでよいと思う。反対派の主張が如何に感情と宗教的盲信に立脚し論理的妥当性を欠くものか、GMOの安全性を非GMOと比較してどう評価すべきが見えてくるはずである。

他にも農水省系・産業総合研究所系のページをいくつか見繕って紹介しようと思ったが、長くなったので後にする。



おことわり: このエントリーは以前のメインブログ(チャンネル北国TV)に2005年5月1日に公表したものの再掲です。原則として北国からの転載はgooブログにおいても初出時の日付で公表していますが、内容を社会に知らしめたいと特に強く思えるエントリーについては、少しでも露出度を上げるために、転載作業時の日付でアップロードします。

さらに追記:旧非公正ブログに過去に私が書いたGMO関連のエントリーは、少しづつ現ブログに転載していく予定。

関連ブログ:RSSリーダーで眺める限り、どうもGMO反対派のほうが口うるさい人が多いようで、冷静にGMOを考察しているブログが少ない。そういうお前がちゃんとやれといわれそうだが、私も赤貧で喘いでいてなかなか力を入れにくい状況。せめて良ブログへのリンク集を作って社会貢献することにする。

以降、随時更新予定。


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いやーびっくり。

今日のお昼、セミが鳴いていたぜ。
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