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新・非公正ブログ



ダムに沈む村、撮り続けた増山たづ子さん死去 (朝日新聞) - goo ニュース

いろいろな観点から考えさせられる。「好きこそ物の上手なれ」とか「弘法筆を選ばず」とか「継続は力なり」とかいろいろなフレーズを連想する。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~outfocus/tyyle-camera/history(3)/konica.htm

岐阜県と福井県の県境、ダムで沈む自らのふるさと徳山村をピッカリコニカで撮り続けた増山たづ子さん。…「ここが無くなってしまうかと思うと、昭和16年に召集で南方に征き、20年5月29日にインパール作戦に参加して、一小隊の半分が英軍の戦車にふみにじられて行方不明になりました夫が、横井さんや小野田さんの事もありますので、夢に見たであろう故郷ん゛無くなってしまったら、どう説明していいか分かりませんし、写真で見て貰えば分かりますので、どこを見ても懐かしい所ばかりなので、数だけで三万枚写しました。これから写す写真は、つらい写真ばかりになり、家を壊したり、焼いたりするのを写さなければなりませんが、これも大事な故郷のお葬式ですので、最後まで写し続けたいと思います…」


バカチョンツールを使い、専門的な技術を追求するなどという方向には全く目を向けず、ただひたすら身辺の題材を使って作品を作りつづけた増山たづ子さん。身近の情報をひたすら「記録」したのだ。それが、確かに人々の感動を呼んだ。そのことをどう考えるか。

増山たづ子さんの成し遂げたことというのは、ブロガーのそれと重なる部分が大きい。ブログがひとつのバカチョンツールであることに異議を唱える人はいないだろう。

増山さんのスタンスこそ、ブログの王道である。身辺雑記・ご当地ブログは間違いなく「オンリーワン」だ。今は取るに足らない情報に見えても、やがて全てが貴重な「時代の生き証人」となる。

そこへいくと、小泉氏の外交政策とかを大上段に論じているのって、なんなんだろうな。だいたい議論の場所がどこに移っても内容が金太郎飴だ。みんながgoogleで検索をした結果を突きつけあっているだけだから、どこかでみたような論拠、どこかで聞いたような論理展開ばかりが繰りかえし出てくる。そんなものを交流することに何の意味があるか。もう、議論とか情報交換とか交流とか、姑息な下らんことに拘るのは止めようじゃないか。

というわけで私も最近「つくば」ねたエントリーを作ることに拘り始めているのであった。今日もいっぱい写真をとってきたので、近々アップする予定だ。全国1000万のkojidoiファンは楽しみに待っていて欲しい。

増山たづ子 徳山村写真全記録
増山たづ子 徳山村写真全記録増山 たづ子

おすすめ平均
stars増山ばあちゃんの温かい目線に泣けてきます
stars感動的でした。
starsおばあちゃんのピッカリコニカ

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