荒川思わぬ“金”効果…JOCスリム化へ本腰 (夕刊フジ) - goo ニュース
こういう記事を見ると、日本のエライ人って本当にバカだなという気になる。
選手枠を絞るというが、たとえば今回100人いた選手を次回5人とかに絞って結果が金メダル一個の獲得だったとして、これは成績が上がったことになるのか? ……と考えれば、ぜんぜんナンセンスだと思うのだが?
だいたい、有力選手が予想外の成績に終わった場合に決まって持ちだされるのが「五輪は魔物」論だ。4年に一度の低頻度開催でしかも注目度が高いから選手に非常にプレッシャーがかかるというのだが、そのプレッシャーに耐性をつけるには実地訓練をおいて他にないのではないか? 選手枠を絞れば、今は入賞の実力もないが4年後にはメダルを取れるまでに成長するかもしれない選手の将来性を潰してしまうことになるのではないか?
記事が指摘する通り、選手枠の削減などと考えなしなことをいう前にJOCなり競技団体なりの無駄を省くべきだろう。金を節約するなら選手でない者の渡航費用のほうから削減を考えるのが当然だ。
自分たちは安定した地位にふんぞり返って、力のない選手にばかり責任を押し付けているようで、この団長さんの発言は非常に不愉快だ。
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