小生の居住する地域にあらたな葬儀場が出来ることになった。
敷地面積3300平米、約1100坪の空き地があつた。閉めた工場の跡地である。
鉄筋平屋建て1400平米、約435坪の施設が出来る。小規模な家族葬に対応する施設としている。
収容人員は約120名のホールと第二ホールはより小さい。5月の連休明けに工事が始まり、約4か月後の10月1日にはグランドオープンとなる。工事期間中の近隣住民への配慮として聞き取りの説明会をするとして、昨日あった。
敷地の有る町内会には4月18日には町内会長宅での説明会を終えている由。当該町内会以外の隣接する町内会に知らせる説明会を求めた
結果、今回の説明会が開かれた由。当日は近隣の町内会もいくつか参加した。2時間程の会議となった。
いろいろな意見が出た。工事の始まる直近になるまで施設の概要が近隣住民は知らされていなかったこと。
地域の防災施設としての機能が果たせていないこと。津波避難施設となりえない平屋施設であること。
施設周りの夜間証明計画に対する隣接家屋にの対策が取られるのかということ。
施設周りとの環境整備と隣地境界線に伴う対策が取られるかと言う懸念。
軟弱地盤であるため、工事に伴う不安があること。近隣は観光施設があり、工事車両の出入りに配慮してほしいこと。
工事車両が近隣の小売業の営業を妨げることは無いのか。
工事による近隣住民の家屋に被害が及ぶケースを想定した家屋調査を事前にしたか。ということ。
車両の出入りや出棺時の車両のホーンを規制できないか。 通行量の増加に伴う安全対策。
施設からの近隣住宅の様子が見えない工夫。敷地に隣接してバス停があるが、移動できないか。
多くの意見が出たが、数日後に始まる工事予定の中で開かれた説明会である。満足の行く回答となる筈もない。
この付近は葬祭場が多い。既に3つある。半径2キロ圏内に4か所目の葬祭場となる。
少子高齢化。高齢者が多いという事情はあるとしても、多すぎる印象。近隣住民が歓迎する説明会でなかったことは
事実の様だった。