東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

焦るな!

2011年03月07日 | カエル
日曜日は予想気温15℃のポカポカ陽気との事で越冬覚めの昆虫を期待してとある里山へと足を運んだ。

まだ褐色が多く残った冬景色といった具合でオオイヌノフグリが多少咲いている程度。観察できたのはキタテハ1頭のみ。
かなり敏感で近づけず残念ながら撮影までには至らかった。都心部よりも青空は見られたものの南側からのやや冷たい風が吹き、肌寒く期待ハズレに終わった。ここはまた今月末辺りに訪れるとしよう。

里山を後にして場所を変え、数年前までの記録を頼りにオツネントンボでも探してみようと河川敷の池へと移動した。
こちらは無風でポカポカ陽気。オツネントンボが日光浴をしていそうな日溜まりを見て廻るも気配すら無く残念ながら見つける事ができなかった。
僕の中ではホソミオツネントンボと同様に東京都内では希少で探しても見つからなく偶然に出逢うトンボと言うイメージが強い。八王子長池公園や立川昭和記念公園でも記録があるようだが姿を消してしまったようだ?北関東や信州には多く生息するようで、いつかじっくりと撮影したいトンボである。

こちらは今旬のニホンアカガエルの卵鬼

最初に訪れた里山でもたくさん観察できたが、ここでも小さな流れのワンドにて多数みられた。

黙っていてもそのうち昆虫シーズン到来となるのだが非常に待ち遠しい今日この頃である。



D300s+AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-5.6G ED

撮影日:3月6日

撮影地:東京都


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