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東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

4月上旬の草はらで

2025年04月08日 | いろいろ
土曜日はダビドサナエの羽化観察の後、活動気温に達していないと思いながらも、念の為、オツネントンボとホソミオツネントンボの産卵チェックに向かった。案の定、産卵は見られず水辺周辺で少数のオスを確認したのみ。

ホソミオツネントンボ 雄(成熟)

春の青空にも負けない美しいブルーに成熟した姿。成熟してはいるけれど、新緑ではなく枯ガマに紛れた様な静止姿を見せていた。これだとまだ越冬スタイルが完全に抜けていないんじゃないか。そんな様子にさえ感じられた。3月上旬の寒の戻りの時に探しに訪れたが全く見つからなかった。その頃はいったい何処に潜んでいるのだろうか。自分にとって念の為の確認も怠らない事が活動の時を知れるのと、新たな発見にも繋がりそれがまた楽しい。

ここで一気に沿岸部のフィールドへワープしてアジアイトトンボの羽化をチェック。
流石に午後だと羽化は終了の様子にあり羽化後の個体にそっと接近したけれど全て飛ばれてしまった。

オンブバッタの幼虫

年明けから引き続き季節外れのオンブバッタを確認。
例年、幼虫までの確認なので今シーズこそ季節外れの成虫の発見に期待したい。

ヤブキリの幼虫

ヒメオドリコソウとセットで春の草はららし季節感を出す事が叶った一枚。

全てNikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

撮影日:4月5日


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