東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

秋晴れのウスバカマキリ

2023年10月01日 | カマキリ
この時期はウスバカマキリの記事が閲覧の上位に入る。局所生息の希少種として注目され、検索で閲覧されている方が多いようだ。そんなカマキリファンにお応えして、ウスバカマキリの生息地に訪れた。

生息環境

Nikon D810+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
ここはセイタカアワダチソウ等の丈が高い植生ではなく、草刈りもされない自然のままで、草丈が低い植生環境を持つ場所。以前よりもカワラサイコが減りオオフタバムグラとシナダレスズメガヤが増えた気がする。そんな草地がウスバカマキリの棲家。

ウスバカマキリ ♀(緑色型)

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
他のカマキリとは違い居場所は足元。地に蔓延るオオフタバムグラに逆さ向きで隠れている場面。
逆さ向きで植物に紛れ込み擬態しているので簡単には見つからないところが探す楽しみ。

ウスバカマキリ ♀(緑色型)

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

ウスバカマキリ ♂(褐色型)

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
比較的オスは敏感で飛翔して逃げられてしまう事が多いく緑色型のオスはロスト。。。

ウスバカマキリ ♀(褐色型)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED

ウスバカマキリ ♀(褐色型)

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
緑色のカワラヨモギに褐色型は目立つ。

ホシササキリ ♂(褐色型)

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
ウスバカマキリの生息環境下で他に多く見られるのは、シバ、チガヤを食草に好むホシササキリ。
以前にセグロイナゴとクルマバッタの記録があるので、今回はそれらも探してみたけれど残念ながら見つからなかった。またにリベンジ。

撮影日:9月24日


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