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東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
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クワガタの持ち帰り方

2025年07月08日 | クワガタ
そろそろ小学生が夏休みに入るので、車で日中の樹液採集に訪れた時のクワガタの持ち帰り方を紹介。

フィールドでは軽量でフタが密閉せず開閉がしやすく個別に収納できるルアーケースを使用。採集後、直ぐ帰宅する場合は、ここに落ち葉を入れ車内のエアコンを涼しくしておけば、このまま持ち帰ってもOK。しかし、帰宅途中にサービスエリアや別の目的等で寄り道、駐車する場合、真夏の車内は超高温状態!せっかく苦労してゲットしたクワガタを高温死させてしまう可能性があるので、必ず事前に飼育セットを準備して持参し、移し替える事をオススメする。

飼育ケースにはあらかじめ飼育マットか針葉樹のおがくず、パークチップを入れて水分を含ませておく事が重要。プロゼリーは帰宅後に入れればOK。

ひとつの飼育ケースにワンペアがベスト。たくさん入れると喧嘩の原因になる。また、更に長時間、車内に放置する場合は、クーラーボックスの中に保冷剤やロックアイスを準備して、タオルを一枚挟んだ上に飼育ケースを置くと良い。クワガタの樹液採集はプロセスと大型に出会えた時の感動も大事だけれど、持ち帰り方も重要。夏休みのクワガタ採り、熱中症には十分注意して楽しんで欲しい。

そうそう、今シーズンは数人の知人からセミの音が遅いと言う懸念のメールをいただいた。この日曜日に羽化殻チェックをしたところニイニイゼミはぼちぼち、クマゼミは皆無だった。確かに遅い。ただ、雨が足りない気がする。雨が降った後の蒸し蒸しジメジメ感がセミの羽化を促す作用があり、きっと雨待ちなんだと思う。

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