カウントダウン

　ヒロインでクロフネに預かることになった顛末を妄想してみた。o(〃＾▽＾〃)o


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茶倉譲二
身長：183cm　体重：70kg
血液型：O型　特技：歴史語り
　特徴：歴史オタク

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3月も半ばを過ぎ、春らしい陽気が続いている。

メル友の良子さんから久しぶりにメールが入った。

『ご無沙汰しています

譲二君、元気にしている?
この前クロフネに行ってから、随分経つわね。
そちらはお変わりないですか?

実は譲二君に頼みたいことがあってメールします。
本当は直接あってお願いしないといけないんだけど、こちらも忙しくって。
実は主人がイギリスに転勤することになりました。
それもかなり長期になりそう。
それで私はまあいいんだけど…百花のことがね。
来月で高校2年生になるんだけど、イギリスには行きたくないらしいのよ。
かといって高校生を１人で置いておくのは心配だし…。
それでね、高校は転校することになるんだけど…、昔なじみもいる吉祥寺に住まわせたらどうかという話がでてるの。
小学生の頃までの同級生もいるしね。
それで、ものは相談なんだけど、百花の下宿先、譲二君にお願いできないかしら?
クロフネの2階、部屋は余っていたわよね、確か。
急な話で申し訳ないんだけど、時間の余裕もなくて…。
本当に申し訳ないんだけど…お返事ください

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　良子』

　驚いた。百花ちゃんは確かに初対面ではないけど、10年も経っていてお互い他所であったら気づかないんじゃないかな?

　それに男の俺と二人暮らしになるのは、それってどうなんだろう?

『驚きました

急な転勤とのこと、大変ですね。
それと百花ちゃんのことも驚きました。
確かに部屋は空いているし、店の経営は楽とはいえないので、家賃収入が入ると確かにありがたいですが…。
百花ちゃんが俺なんかと一緒で平気なんでしょうか?

                                                          譲二』

　こんなメールのやり取りが何回もあって…、結局良子さんに押し切られてしまった。

　良子さんも良子さんのご主人も俺にとっては色々とお世話になった恩人で、その頼みを無碍に断ることもできなかった。


　しかしなぁ…。若い女子高生と二人暮らしなぁ…。

　若い男子高校生なら店にうじゃうじゃしているんだが…。

剛史「マスター、マンデー新しいのはないのか?」

譲二「今日買って来てあるから、本棚の上とかよく探してみて?」

竜蔵「ジョージ、腹が減った。スペシャルランチ喰わせてくれ」

理人「僕、カフェオレ、冷たいヤツ」

剛史「あった…。俺はハニートースト」

譲二「スペシャルランチもハニートーストもメニューにないんだけどねぇ…」

チャイムが鳴る。

一護「マスター、頼まれてたケーキ持って来たぞ」

春樹「こんにちは。ジョージさん、俺はアイスティ」

一護「俺もそれにしようかな」

譲二「はいはい」

こうしていつものメンバーが揃った。

百花ちゃん、こんな野郎ばっかりだと引かないかな…。
少し心配だ…。