Keep Your Stick on the Ice!

カナダで出会った生きている英語

You're loud enough to wake the dead.

2006年11月30日 | Weblog
 ずっと前に杉田敏のラジオ講座で覚えた"You're loud enough to wake the dead."を使ってみたら「そんな英語、今は誰も使わない」と笑い飛ばされた。「非常にやかましい」という意味の気に入っていた表現だったのだが。ESLでAnneにも聞いてみたが、たまに耳にすることはあってもどうやら死にかけている英語らしく、non-native speakerが使うと、さらに"hilarious"に聞こえるらしい。約10年前に使っていたテキストをこっちに持って来てあったのでChristianに読んでもらったら、英語としての間違いはないものの、やはり"hilarious"、会話が自然でなくおかしいと言っていた。日本でCaraにそのテキストを見せたことがあるが、その時と同じ反応である。確かに、一つ一つの会話文が口語にしては非常に長く、そしてなるべく多くの新規な英語表現を盛り込もうとして、結果的に不自然になっているのかもしれない。僕らが外国人用の日本語テキストを見ても同じような感想を持つことだろう。ごく自然な言語習得のプロセスからはかけ離れているが、話す機会、聞く機会に恵まれていなければ仕方のないことなのかもしれない。死にかけているとはいえ、かろうじて生きているようなので、"You're loud enough to wake the dead."を挙げておく。

Get back on the horse!

2006年11月29日 | Weblog
 今年の2月、NHLの名門Toronto Maple Leafsの本拠地であるAir Canada Centreでただで滑れるということで、AndrewとChristianと仕事をサボって、それに4歳の娘を連れて4人でスケートをしに行った。娘を見てもらっている間に僕も楽しもうと、人込みを縫って飛ばしていると、いつの間にか転倒し、顔の骨を折る大怪我。病院の救急に直行であったが、2人のカナダ人と一緒だったことは幸いであった。「もう二度とスケートなどやるまい」と誓ったが、20回も娘をリンクに連れて行って、彼女がすいすいと滑れるようになる日を夢見て教えてきたのだが、僕自身の失態でその夢が絶たれるのかと思うと悔しくもあった。そんな時、その2人に"Get back on the horse!"と尻を叩かれた。「失敗しても、怖がったり諦めたりせずに、また挑戦しろ」というような意味である。落馬して怪我をしたが、怪我と、その怪我による恐怖心を克服して再び馬にまたがったというような故事に由来するのだろう。"the horse"だから、同じ馬に違いない。ならば僕の場合は同じリンクに立たなければならないのか。あるいは"a horse"でもいいのか。どうも"the horse"でなければ意味をなさないらしいが、別に同じところに戻る必要はない。そしてまだ癒えぬ1週間後、僕は娘とともに再びリンクに立った。ちょうどその頃、オリンピックのフィギュアスケートで日本人がアジア人初の金メダルを取ったというニュースが舞い込んできたが、あんな固い氷の上を、ヘルメットどころかまともな服もまとわずに跳ねたりするなんて、全く恐ろしいスポーツである。あれから9ヶ月、再び季節到来である。きのうは14度まで気温が上がったが、夜、Nathan Phillips SquareにChristianと初滑りに出かけた。野外のリンクは案の定水浸しで、転んだらたいへんなことになると思っていたら、いきなり子供が寄りかかっきて転倒。びしょ濡れだけは回避しようと右手を突いた時に古傷の右肩をひねってしまった。

What's happening with you?

2006年11月28日 | Weblog
 Christianは何かと"What's happening?"と聞いてくる。質問しているのではなく、つまり文字通りの意味に取る必要はなく、"How are you?"程度の挨拶だろう。とにかく真似せねばと僕も使い始めたが、ある日"What's happening to you?"というように"to you"を付けてみたら、「それはおかしい。"What's happening with you?"と言え」と教えられた。では、"What's happening to you?"としてしまうとどんな意味に取られるのか。日本語に訳したら二つとも同じだろうが、"to you"は目に見える何らかの大きな変化があった時に使う表現になるらしい。例えば、ある朝突然、松葉杖をついて出勤してきたとか、眼帯をしてきたとか。悔しいかな、こんなことも言われた。「英語の下手なお前がある日突然ペラペラとしゃべり始めたりしたら、"What's happening to you?"と声をかけててやる」と。たかが前置詞、されど前置詞。こういった違いを身につけるのはなかなか難しい。

True dat.

2006年11月27日 | Weblog
 極め付きの俗語"True dat."を紹介したい。AndrewとChristianと3人でしゃべっていたら、Christianが"True dat."と繰り返す。何と言っているのか聞き取れず、何度も尋ねたがはっきりしないので紙に書いてもらった。カタカナ読みの「トゥルー」に比べ、"true"の"r"の発音はかなり弱く、僕にはむしろ"too"のように聞こえる。それに"dat"とはいったい何だ。誰しも、母国でももちろん、聞くときは意味を類推しながら聞くので、「その通りだ!」と相づちを打っていることはなんとなく分かったが、たった2つの単語から成る表現が聞き取れなかった。僕らがおかしなやり取りをしているのを聞きつけて、Teresaが半分笑いながら半分怒りながらやって来て「そんな英語を教えたら駄目です」と言っていた。別な場面で僕が使っていたら近くに彼女がいて「だからそんな英語は使っちゃ駄目だって言ったでしょ」なんて叱られたが、僕が使うと他のみんなは微笑んでくれるので愛用している。「主にティーンエイジャーが使う俗語で、Steveには通じないだろう」とAndrewは言う。40代には通じないのか。僕は30代も後半に入った。周りを見渡せば、みんな僕より若いことにこの時気が付かされた。彼らと同じだと思っていたこの精神年齢の若さがせめてもの救いである。

It goes without saying that ...

2006年11月26日 | Weblog
 最近、職場のインターネット接続環境が良くなく、遅くなったり"down"したりする。何が原因か僕にはよく分からないが、先日、"E-mail and Internet use policies updated"なる通達がメールで送られてきた。面白いので全文を掲載したいところだが、スペースの問題以上に別の問題があるので残念ながらできない。やはり、どのコンピュータからどんなサイトにアクセスしているかが調べられているようで、"inappropriate content"へのアクセスが見られるという。"It goes without saying that staff time at SickKids should be dedicated to hospital-related work." SickKidsというのは僕が働いているトロント小児病院の愛称である。SickKidsで働いているんだったら、勤務時間中は病院に関連する仕事に一生懸命取り組むのは、言うまでもないことである。「言うまでもない」のに言わなければならないのは、当たり前のことを忘れてしまっている人が多いからである。インターネットは有限な資源であるし、ここは公的な病院である。僕の頭は、ずっと以前に学校で習ったこの英語表現に対して、そしてインターネット利用のモラルに対して"refresh"された。しかし"Occasional use of the e-mail system to transmit a personal message to a family member or a friend is okay."とも書かれている。これに甘えていると、気付かぬうちに深みにはまっていくのかもしれない。言うまでもなく僕は、この通達が来る前から、これらの文章は全て自宅のコンピュータで執筆している。

I'm lame.

2006年11月25日 | Weblog
 うちの研究室から出た論文が日本でもニュースになっているようで「遺伝子数、人によって違っていた」などと報道されている。しかし「東大の油谷教授ら日米英などの研究グループ」などと書かれていて「加」が見つからない。またしても一般的な日本人からはカナダが見下されていることを思い知る。きのうはこれを含め、うちが関わる論文が一度に4つも発表され、さらに今年一年ではそれ以外にも20報もの論文が出たそうで、夜はSteveの椀飯振る舞いとなった。せっかくのただ酒にChristianは"I'm lame."と言ってHeinekenの小瓶を2本飲んだだけだった。ここでは「体調が良くない」という意味だが、さらには僕に飲み負けたことも"I'm lame."と言っていた。この場合は「俺は負け犬だ」というような意味になる。もともと"lame"は「びっこの」という意味で、日本でいうところの差別用語になるので、使う時は注意しなければならない。昨夜は2 pintのビールを飲んだだけだったが、家に帰ると僕も"I'm lame."になってしまった。

Did you puke?

2006年11月24日 | Weblog
 きのうは珍しくChristianが病欠したので、今朝は"Did you puke?"、「ゲーゲー吐いたか?」と声をかけてやったら"Yes."と言っていた。ここ数日、うちの研究室はあわただしかった。英国、米国、日本も含めた主に7つの研究グループがまとめた研究成果がNatureというジャーナルに発表され、Steveは取材攻めである。Globe and Mailも取材に来たらしく、Steveを中心に9人の写真が今日の朝刊に大きく載っていた。この時僕は、共同研究者のBurtonに呼ばれ、博物館にいる彼に会いに行っていた。実はそんな気はしていたのだが、自分の仕事の方が大事である。43人もの著者が並び、僕は真ん中よりもちょっと後ろの24番目だがTorontoのグループ12人の一人なので、職場を空けなければ載せてもらえるはずだった。Anneものがしたらしく、"puke"していたChiristianものがした。自分の仕事の方が大切とはいえ、一生に一度あるかないかというカナダ最大の全国紙に載るチャンスをのがしてしまった。さて、この"puke"、Lauraに「そんな下品な言葉は使わないように」と注意されたことがあるので、異性の前では控えた方がいい。普通は"vomit"とか"throw up"を使う。

Hang in there!

2006年11月23日 | Weblog
 日本にいた頃、米国人のToddが楽しげに"Gambatte!"と言っていたが、確かに日本人はよく「頑張って!」を使う。これに対応する英語は何だろう。"Stick with it!"なんかが適当だろうか。Toddは"Gambatte!"は英語の"Good luck!"に聞こえると言っていたが、実はそうなのかもしれない。きのうの帰り際、ボスSteveに呼び止められて数分話し、最後に"Hang in there!"と言われて別れた。非常に懐かしい言葉を聞いた。毎朝、大杉正明のラジオ講座を聴いてから学校に通ったものだったが、大学進学以降はあまりまじめに取り組まなくなった。大杉正明は僕がちょうど高校に入学した時から11年間講師を担当していたが、その最後の年は僕が会社をやめた年だ。そして僕は生物学の勉強を始めたのだが、会社の寮でルームメートだった奴から「最後の1年の物語が本になって売られているから買って勉強しろ」と言われ、手にした本が"Hopes, Love and Dreams in New York"で、なるほどお勧めの一冊である。New Yorkでダンサーを夢見るMikeが何度もくじけそうになる。そんな時、ガールフレンドにかけられた言葉が"Hang in there!"だった。これは「頑張って」ではなく「くじけず、あきらめず、目的を達成するまで最後までねばれ!」という励ましの言葉だ。Mikeは果たしてダンサーになれたのか。その答えを知る者はいない。

I have to take a piss.

2006年11月22日 | Weblog
 Torontoの幼稚園に通っていた娘が"Pee."とか"Poo."とか言って、最初、何のことだから分からなかったが、それぞれ「おしっこ」と「うんち」を意味する。こんなきわめて重要な英単語を海外に来て初めて知った。何が問題だったかというと、中学、高校の教科書には決してこういった幼稚というか卑猥というか、そんな言葉が登場しないということである。生きた英語に接していれば、そういう言葉が溢れていることがよくわかる。だからこそ、ここでも紹介せねばなるまい。大人だったら「おしっこをしてくる」は"I have to take a piss."と言うだろう。辞書で調べてみたら"piss"は俗に「安いビール」を意味するらしいが、これはカナダでも通用する。確かに色はビールに似ている。日本には安いビールなんてないからこのような表現は生まれなかったのか。しかしChristianが言うには、親しい同性以外には「トイレに行ってきます」というような言い方をしなければならないとのこと。ちなみにここでいう「トイレ」は、カナダでは一般に"washroom"、もし家の中ならば"bathroom"というのが普通で、"toilet"などというと便器の中に入るように思われることもあるので要注意である。

Could you spare any change?

2006年11月21日 | Weblog
 11月も終わりに近づくと、ここTorontoでは100年以上の歴史を誇るSanta Claus Paradeがある。なぜ12月にやらないかといえば、寒いし、雪が積もっているかもしれないので、パレードどころではないということだろう。僕にとっては、Torontoの秋の締くくりイベントといった感じだ。2年連続で見て、今年は独りだし、きのうはクリスマス・プレゼントの買い物にでも行こうと反対方向に足を向けた。街はすでにクリスマス色に染まりつつある。そんな寒い中、いつもと変わらず何人もの物乞いたちが「金を恵んでくれ」と話しかけてくる。あまり物乞いを見かけなくなった日本で育ったし、Vancouverでお金をだまし取られた苦い経験もあったので、そんなことを言われても僕は無視するだけだが、親切なカナダ人をよく見かける。New Yorkでもそんな光景を何度か目にしたから、米国人も同じようなものだろう。みんながそうというわけではないが、寄付が一般的でない日本とは明らかに違う。それはともかく、奴らはいかにも力尽きたような声を出すので、何を言っているのかよく聞き取れないが、きのう見かけた一人のおばさんは元気が良かった。"Could you spare any change?"と掌を出して連呼していた。"change"とはお釣りの意味であるが、ここでは「小銭を恵んでくれませんか」というような意味だろう。物乞いになってこの英語を使おうなどとは思っていないが、例えば誰かの送別会などでちょっとしたプレゼントを用意するために、"Could you spare any change?"は使えそうだ。

Sink or swim.

2006年11月20日 | Weblog
 2年ほど前から水泳の練習を再開して、プールに通うのもそろそろ200回を数える。週に2回ほど泳いでいる計算になり、まあその程度の運動はしておかねば、若い頃に培った体力を維持できないと思っている。ところで最近、Larsが研究費の申請で"leadership philosophy"をどう書けばいいか悩んでいるところに、Christianが冗談半分に「ただ1行"Sink or swim."と記せばいい」と言っていた。辞書を見ると「いちかばちか、のるかそるか」と出ているが、そんな意味で使っているのではない。文字通り「沈め、さもなくば泳げ」、つまり「首になりたくなければ、さらには成功したければ、自分で努力しろ」ということである。彼の以前のボスがそういう感じだったらしい。そして僕らのボスSteveも、どちらかというと"Sink or swim."タイプのリーダーだ。サボっていても何も言われないし、何かすごいことをすると予想外に評価してくれる。"Publish or perish."つまり「論文を出さなきゃ、研究者を廃業しろ」という言葉がacademiaにある。順番が逆になっているが、これを引き合いに出してみたら、Christianは似たようなものだと言っていた。僕はプログラマとして働いていたことがあって、今でも自称プログラマだが、これらに使われる"or"はプログラミングの論理演算子"or"とも似ているのが、僕にはとても愉快に感じられる。

Not quite.

2006年11月19日 | Weblog
 金曜日、多くは5時前に仕事を切り上げて帰って行くが、きのうはたまたま7時頃まで残っていたら、5人でイラン料理を食べに行こうということになった。理解しがたいメニューを眺めているとウェイトレスが戻って来る。僕はもう決めていたが、みんなはそうでもなかったようで、"Not yet."つまり「まだです」と言おうと思ったら、Davidは"Not quite."と繰り返していた。これはなかなかいい言葉だ。"Not yet."などと言ってしまったら、次はいつ来てくれるかわからない。"Not quite."ならば部分否定で「全くではなく、少し足りない」ということを意味し、もう少しで注文する準備が整うというニュアンスが入るので、すぐに戻って来てくれそうである。僕はどちらかというとあまりいらいらしない方だが、のんびりしているカナダのレストランではかなりいら立つ。せかせかした日本人だったら、堪忍袋の緒が切れることだろう。だからこそ、僕はこの言葉が気に入ってしまった。しかしウェイトレスはイラン人で意味があまりよく分からなかったのか、その後、なかなか注文を取りに来てくれなかった。それ以外はまれに見るいいウェイトレスだとのJulieの主張で、チップは弾むこととなった。

Somebody walked over your grave.

2006年11月18日 | Weblog
 もう8年以上も前の話になるが、僕が生物学の勉強を始めて間もない頃、大学院生Caraが夏の間だけ研究室に滞在していた。Virginiaから来た米国人で、カタツムリのような軟体動物の体内時計について研究していたように記憶している。ある日、僕がくしゃみをしたら"Bless you."と言われたので、「何だそれは?」と聞き返したら「みんなそう言うんだよ」と教えてくれた。外国に住み始めると、今まで机上の空論に過ぎなかった語学が現実のものとなるから非常に面白い。誰かがくしゃみをすると、本当にどこかで誰かが"Bless you."と言う。最初聞いた時は、内心、笑いが止まらなかった。カナダではくしゃみをすると"Excuse me."と言うのが礼儀になっていて、"Bless you."そして"Thank you."というちょっとした会話が行われる。日本では「噂されてるぞ」なんて言われることが多いが、そのことを話したらChristianが気味の悪い言葉を教えてくれた。英語では誰かが身震いした時、"Somebody walked over your grave."と言うらしいが、これが日本のそれと似ているという。墓などまだないのに「誰かがお前の墓の上を歩いたぞ」と過去形で言うのだ。ちょっと前のことなので"Someone's just walked over your grave."と言ってもいい。そういえば、幼い頃、祖父の目を盗んで我家先祖代々之墓によじ上ってよく遊んだものである。家系図が残っていて、曾祖父利雄から、廣吉、重次郎、岩吉、傳右衛門、三平まで僕から数えて父系を8代上まで遡れるのだが、これらご先祖様は生前、僕のせいで身震いしていたに違いない。

Oh, man!

2006年11月17日 | Weblog
 DoraたちへいたずらをしようとSwiperが近づくが、感づかれ、"Oh, man!"と発して悔しそうに退散する。子供向けテレビアニメのお決まりの一幕であるが、敢えて訳せば「チェッ」であろうか。辞書で"man"のずっと下の方を見てみると口語で「驚き、熱意、いらだち、軽蔑などの発声」と書かれている。テレビだけの言葉と思いきや、僕の周りでも"oh"が付けられて、驚きの場面でけっこう使われている。日本語読みで「マン」と言っても通じない。Swiperは時に「ミヤーン!」と言うような感じで長く発音することがあるが、"man"をうまく発音できない場合は、こっちのほうがずっと通じるだろう。

I'll get you to bring beer.

2006年11月16日 | Weblog
 日本の中学生や高校生は、英語の文法を理解するために、時制(tense)を変えたり、態(voice)を変えたりといったような訓練をよくやらされる。おかげで僕は文法に関しては完璧に近い知識を持っていて、ESLでは他の国から来た仲間からは重宝されている。彼らは文法を知らないのにしゃべれる。僕は文法を知っているのにしゃべれない。昨夜はcausative verbsについて勉強するとのことで、何かと思ったら使役動詞、つまり原型不定詞をとる"make", "let", "have"だ。それ以外に"help", "get", "allow", "permit"なども同じ範疇に入れられる。学校の英語ではあまり習わない"get"を使ってみたら、その英語はおかしいと言われ、"I'll get you to bring beer."というように未来形にすれば問題ないと言われた。「ビールを持って来て」というような感じだろうか。ときどき僕の英語は"awkward"あるいは"artificial"さらには"weird"などと言われることがある。文法的に正しくても、普通は誰も使わない時制や態がある。生きた英語に常に接して吸収するように心がけていないとなかなかbrush upされない。