Torontoの幼稚園に通っていた娘が"Pee."とか"Poo."とか言って、最初、何のことだから分からなかったが、それぞれ「おしっこ」と「うんち」を意味する。こんなきわめて重要な英単語を海外に来て初めて知った。何が問題だったかというと、中学、高校の教科書には決してこういった幼稚というか卑猥というか、そんな言葉が登場しないということである。生きた英語に接していれば、そういう言葉が溢れていることがよくわかる。だからこそ、ここでも紹介せねばなるまい。大人だったら「おしっこをしてくる」は"I have to take a piss."と言うだろう。辞書で調べてみたら"piss"は俗に「安いビール」を意味するらしいが、これはカナダでも通用する。確かに色はビールに似ている。日本には安いビールなんてないからこのような表現は生まれなかったのか。しかしChristianが言うには、親しい同性以外には「トイレに行ってきます」というような言い方をしなければならないとのこと。ちなみにここでいう「トイレ」は、カナダでは一般に"washroom"、もし家の中ならば"bathroom"というのが普通で、"toilet"などというと便器の中に入るように思われることもあるので要注意である。