Keep Your Stick on the Ice!

カナダで出会った生きている英語

I'll get you to bring beer.

2006年11月16日 | Weblog
 日本の中学生や高校生は、英語の文法を理解するために、時制(tense)を変えたり、態(voice)を変えたりといったような訓練をよくやらされる。おかげで僕は文法に関しては完璧に近い知識を持っていて、ESLでは他の国から来た仲間からは重宝されている。彼らは文法を知らないのにしゃべれる。僕は文法を知っているのにしゃべれない。昨夜はcausative verbsについて勉強するとのことで、何かと思ったら使役動詞、つまり原型不定詞をとる"make", "let", "have"だ。それ以外に"help", "get", "allow", "permit"なども同じ範疇に入れられる。学校の英語ではあまり習わない"get"を使ってみたら、その英語はおかしいと言われ、"I'll get you to bring beer."というように未来形にすれば問題ないと言われた。「ビールを持って来て」というような感じだろうか。ときどき僕の英語は"awkward"あるいは"artificial"さらには"weird"などと言われることがある。文法的に正しくても、普通は誰も使わない時制や態がある。生きた英語に常に接して吸収するように心がけていないとなかなかbrush upされない。

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2 コメント

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bear (H.Aizawa)
2006-11-17 12:54:50
タイトルの意味がわからず、特殊な言い回しかと思ったけど、bear→beerの間違いでは。読んだ人はみんな気付くと思うけど、一応突っ込んでおきます(笑)
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I'll get you to bring a bear. (Kohji)
2006-11-17 13:44:52
 「ちょっと記念に写真を撮りたいからその辺のクマをつれて来てくんない?」という感じで受けてくれるかと思って、わざと書いておいたんですが、ご指摘に従い、直しておきました。よって、以後の人は残念ながら楽しめませんね。というのは冗談です。ありがとうございました。"bear"はスペリングのチェックに引っ掛からないからね。それに、「ちょっとクマをつれて来てくんない?」だったら"bring a bear"としなければいけないはず。
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