そろそろ引っ越しの準備でもしなければと本棚を整理していたら、Lindsayに教えてもらった"send off on a wild-goose chase"というメモが出てきた。「無駄な追求をさせる」あるいは「迷わせる」という意味である。職場のピクニックで、場所が変更になった知らせが僕には届かず、"I was sent off on a wild-goose chase."と苦情の電子メールをRosaに送ったら、"I do apologize that you were on a wild goose chase."という返事がきた。彼女の原文にはhyphenがない。もう2年半も昔の話で、その間全く使っておらず、すっかり忘れてしまっていた。ところでカナダにはCanada goose、日本名はカナダガンと呼ばれるやや大型でかっこいいwild gooseがいて、"a wild-goose chase"とはいうものの、五大湖畔にでも行けば市内でも見ることができる。春になると米国から見事なV字型の編隊飛行でやってきて、繁殖期となる。雛たちを連れて歩く姿はそれはそれはかわいらしく、近寄るとすごい声で威嚇される。今年はそんな姿を見ることなく帰国かと思うと残念である。ちなみに、gooseの複数形はgeese、mooseの複数形はmooseであって、ヘラジカが何頭いようがmooseと言うのが正しい。当初はそんなこと知らず、「Algonquinでmoosesを見て来た」としゃべっていたが、誰一人として直してはくれなかった。
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1 コメント
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- Canada geese in New York (Kohji)
- 2007-03-05 00:44:24
- ちょっと今回は、試しに写真を添えてみることにしました。トロントで撮影したカナダガンのいい写真もあったのですが、雛が写っていなかったので、このブログの趣旨から多少逸脱してしまうのですが、去年の春に米国ニューヨークのロングアイランドで撮影した写真です。奴らには国境はありませんから、お許しください。奴らは死別しない限り、同じ個体を一生パートナーとするそうです。この写真には3家族写っていますが、確かに仲が良さそうですね。
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