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真夏の果実

2010-07-30 | いのち
桑田圭祐が、「初期の食道がん」だと公表…。

このニュースは、かなりショックだった。

私は桑田圭祐の特に熱心なファンだというわけではない。

でも…。

『勝手にシンドバッド』を聴いてショックを受けてから三十年以上、彼はずっと第一線で突っ走ってきた。

後から次々と出てくる若いミュージシャンたちが、一時的な人気を得てもたいてい数年で下火になるのに、ほぼずっとトップランナーでいた。

その姿を「いつまでも若いタフな兄貴」のように感じていたのだなア…と、このニュースを聞いて改めて思った。

1990年代の初め頃、私は人生でもっとも数多くカラオケに通っていた。

そのほとんどは、森田正馬の学習会で知り合った仲間たちとだった。

彼らの多くは対人恐怖症だったが(それゆえに…というべきか)、酒を飲んで自分の世界に浸れるカラオケが好きだった。

サザンオールスターズは、もちろん、カラオケに行けば必ず誰かが歌うのである。

サザンの曲は、ふだんは職場や学校でギクシャクと生きている者たちを、瞬く間に「ふつうの若者たち」になれたかのように酔わせてくれた。

その中でも、『真夏の果実』は、とても人気のあるナンバーだった。

サビの桑田圭祐の嗄れた歌声の、色気と切なさ。

今聴いても、これは、やはり天啓に属するものだと思います…。



真夏の果実













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