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生きることの難しさ

2010-08-31 | いのち
今日も、暑かったですね。





本当に秋は来るのかな?…と疑いたくなるくらい、暑さが続きますね。

ペットのイヌやネコは愚か、家畜のブタやウシ、カ(蚊…です)までが熱中症になってると言うのだから、恐ろしい。

私は今日は休みでしたが、部屋の冷房を「エコ冷房」と「ふつうの冷房」に何十回も切り替えて、大変でした。

イヤハヤ…。





ブログを書こうとしてもなかなか頭が働かなかったのですが、ふと、下のニュースが目に止まりました。


「ぬくもりある医療の一翼担う」=ホメオパシー医学会(時事通信) - goo ニュース









ホメオパシーという民間療法に関する記事はこの一ヶ月ほどすごく増えていますので、目にした方も多いでしょう。

日本学術会議の会長が「ホメオパシーは効果がない」という談話を発表し、日本医師会を初め、日本の主だった医療関係者の団体も、それに同意しています。

その流れを受けて、ホメオパシーを治療に活用している医師の団体が談話を発表した…というのが、このニュースです。






私は、ホメオパシーを生活に取り入れている方を何人か知っています。

ホメオパシーに関する本を借りて読ませてもらったこともあります。

正直、(科学にはまるでウトイ私ですが)、科学的には「?」マークなのでは…と、感じました。

でも、「本人が良ければ良い」と、思っています。

もちろん、学術会議の会長がわざわざひとつの民間療法を否定する談話を発表したのは、その背景に大きな問題が現実的に起きているからでしょう。

ただ、今の日本社会は極端から極端にとてもブレやすいので、それもちょっとコワイ。







この流れの中で、ホメオパシー以外の様々な民間療法を否定するコトバがネット空間にはずいぶん増えた気がします。

曰く、「鍼灸もブラセボ(偽薬)効果しかない」とか。

でも、ブラセポだって立派な治療法になりうるんですよ。

老人ホームも日常的にブラセポを使って、とても役立っているのです。







「もっとタフでクールに生きなきゃ」という正論は、反論しずらい。

でも、誰もがタフでクールに生きられるわけではない。

仮にオマジナイと判っていても、生きるためには必要だったり有効だったりする。

そこを、この医師たちは「ぬくもり」と表現したのではないでしょうか。














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