食いしん坊ケアマネ の おたすけ長屋!

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「長屋付き合い」を始めようよ!
現代版人情長屋に寄っといで!

祭りの準備

2009-08-05 | 行事
どのホームもそのようですが、うちのホームでも、八月末には施設を挙げて「納涼祭」を行います。



昔懐かしい村祭りをイメージして、ワタ飴、焼きそば、ヨーヨーなどの屋台を出し、職員がハッピや浴衣に着替え、輪になって民謡を踊るのです。
盛り上がっている最中に、職員が氏子に扮して、手製の神輿を担いで入場します。
これが、いちおうクライマックス。



とはいえ、いちばん喜ばれるのが、職員による踊りなのです。
ふだんは揃いのユニフォームでケアをしている連中が、思い思いの浴衣に着替えて珍妙な手つき足取りで踊るのですから、ご入居者も喜びます。
毎年必ずと言って良いほど、飛び込みで踊りの輪に参加されるのです。
ある方は車椅子で。ときにはご家族も。



今年は「八木節」「東京音頭」「阿波踊り」の三曲。けっきょくはいつもぶっつけ本番に近くなるのですが、それでもできるだけマトモにやろうと、職員がそれぞれのDVDを借りて来ました。

踊りの練習は日勤の仕事が終わってからになるので、暑いし、疲れます。
でも納涼祭は、一年でもっとも人気があり、盛り上がる催しですから、頑張らなければなりません。



ホームの祭りはほんのささやかなものですが、八十代、九十代の方にとって、祭囃子や神輿、浴衣で輪になっての踊り…というのは、若かりし日々を思い起こすよすがになることと思います。

そんな期待を胸に、職員は疲れた体にムチ打って「祭りの準備」をするのです。





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