第18話. 最高裁判所裁判官国民審査

2016-10-10 11:56:17 | ★改善・変更の要る仕組み 仕来り 風潮 法律
湖畔人です。

最近、来年1月には衆院選が来ると言う噂をよく耳にします。
年末にプーチンさんと首相が山口で会談をして、領土や安全保障に関る何らかの成果を出して、その成果を持って選挙に臨もうと言う魂胆らしい。嘗ては長きに渡り応援して来た安倍氏ではあるが、私にとっては神仏の代理とも言える方々に対する許しがたき過ちを3度以上も成して来ており、もはや早急に退陣を期待する対象にまで堕ち来てしまっています。重ね重ね残念ですが、もう終わった存在なのかもしれません。

さて、衆院選と言えば、毎回、これ何?と感じる不可思議なイベントがあります。それは、最高裁判所裁判官国民審査です。何故か判らないけど、我々一般人に、最高裁判官を辞めさせるべきかどうか審査をしろというのです。判断材料は何も与えられていないのに、不適合な人を選べというのです。名前の響きが気に入っているかどうか位しか我々には判断できないと言うのにです。国民を馬鹿にしています。これは、本当に無意味であり、こんな茶番は即刻止めた方が良いです。お金と手間と時間の無駄使いです。もし本当に国民にしっかり審査をしろと言うなら、判断材料となる情報をテレビや新聞等メディアを通してしっかり提供し専門家の参考意見などを披露した上で国民に考える時間をしっかり与え、それから実施すべきです。でも、基本的に専門性が高い職業であり、そもそも素人に判断を期待するのには無理があります。
やはり廃止すべき制度だと思います。どうもこの馬鹿げた制度は憲法によって定められているようなので、9条改訂と同時に破棄すべきだと思います。

湖畔人