無宗教主義

うん、神仏は信じてない。

こんな話題に家族となるとき、自分は葬儀無用、骨は合法的に処理して墓無用。
死んだあとは何も無かったように過ごしてもらって結構。

雑草が芽吹いて枯れていくが如く。

自分が生きた証しなど要らないが、数千年数万年前から続くDNAのバトンは手渡した。


死んだ後に、懐古的に偲ばれるのは不本意。全ては水の流れるが如し。


欲を言うなら、焼く時に愛用の革ジャンを掛けてもらいたい。
死装束などまっぴらゴメンだ。
愛用のブーツも添えて。
革ジャンが本体を守って、焼き加減レアに仕上がったらゴメンちゃい。

お経もゴメンだ。
どうしてもBGMが要るなら、シドヴィシャスのmy wayにしてもらいたい。




熱田神宮に毎年通ってるけど、神仏を崇拝してる訳ではない。
これは１年の戒めだったり、ロングツーリングに出る大義名分だったり。
まぁ後者。


ツーリングで熊野や出雲、伊勢近くを通ることもあるけど、あえて寄ることはない。
なんつっても混んでるところに行く意味がわからん。
（超早朝の訪問ならば何か感じるものは有るかも知れないが）

誰も居ない熱田神宮を歩いたり、近所の静寂に包まれた禅寺に身をおくと、落ち着くのは確か。





神仏は信じてない。
現実にこの眼で見て走った景色だけが自分の財産であり、生きる糧。
記録を残す意味は無く、自分が生きてるうちに記憶としてあればそれで良い。



記憶が薄れてきたら、また走りに行くまでだ。




生きていれば波はある。
何をやってもダメなとき。そんな時はドン底感を味わうことになるけど、時間が解決してくれる事もあれば、立ち向かい自力解決に奔走せざるをえない時もある。


最近は何となく波長が合ってきてる気がする。
晴れもあれば雨もある。
時に大波に飲まれることもあるかもだけど、長いスパンで考えていれば目先の波は乗り切れるはず。




神仏は信じてない。
己のテキトー加減だけを信じている。
波風をサラリとかわすよテキトーに。




年末の九州ロングツーリングに気持ちは向かってきております。