さて、ルフィからのメッセージがクルー達に届き、これからの焦点はみんながいつどうやって集合するのか?
ってところになりますか?
早くみんなで冒険ができる日を楽しみにしてますよ~!
ここは“偉大なる航路”シャボンディ諸島付近――
えー!? まだ入らないんですか!? 新世界!!
そうクルーに言われてるのはローです。昼寝中のペボを背もたれにして甲板に座っています。
時期を待つと・・・そう言ったんだ。
慌てるな、“ひとつなぎの大秘宝”じゃ逃げやしねェ・・・
でもホラ、早速“黒ひげ”の奴らが暴れ出して・・・
潰し合う奴らは潰し合ってくれりゃいい。つまらねェ戦いには参加しねェ。
ゴチャゴチャ言ってねェで黙っておれに従え・・・取るべきイスは・・・必ず奪う!!!
船長~~~!!
ローの頼もしい言葉にクルー達も大喜びです。
ここは“新世界”とある「冬島」――
ここは・・・かの“四皇”カイドウ様のお気に入りの島でね・・・おれはその守備を任されてる。
そういう大男の前にいるのはドレークです。
・・・―で、どうしろと・・・?
その守備を任されている大男は言います(右手が銃になっていますね)。
どうしろという訳はねェが・・・警告したのさ。あの人を怒らせねェ方がいいぜ、ルーキー。
―つまりもしお前の首でも取れば、カイドウが黙ってないと・・・
そういう事だ・・・わかったらさっさと・・・
だったら話が早い。
その瞬間ドレークは恐竜に変身していました・・・!!
こちらは新世界「春島」――
フゴフゴ・・!!
走れ!! あんな凶暴なイノシシの大軍、敵うわきゃねェ!!!
前方崖です!!
構わねェ、飛べェ~~~!!
そう言って飛び出したのはアプーです。クルー達とストライプ模様のイノシシの群れから逃げています。
は!!?
アプー船長、おれ達も猪も・・・!! 空走ってますけど!!!
フゴフゴ!
見りゃわかる!! どうなってんだァ!? この島はァ~~~!!
崖から見えない延びた道があり、アプー達と猪達は一直線に空に向かって走っています・・・!
ここは新世界―ある燃える島―
あっつー!足ギリギリだ、体に力も入らねー・・・いてっ、魚にかまれつった・・・!
そう言っているのはサンファン・ウルフです。あまりに巨大すぎて船に乗れないんでしょうか・・・
後ろには黒ひげの丸太の船が・・・。
ぐちぐち言ってんじゃねェよ、ウルフ!!!
おめェのせいで丸太船がイカレそうなんだよ!! おめェの為の交渉だぞ!!!
そう言うのは勿論黒ひげ。そばにいるシリュウは、
そもそもあんな丸太船で新世界を渡ろうというのが無茶な話なんだ。
こんな事なら、マリンフォードで軍艦一隻奪って来るんだった!!
バージェス 「 ものには愛着ってもんがあるだろう!? 」
シリュー 「 不用意だってんだよ、お前ら全てにおいて。 」
アバロ・ピサロ 「 おれに仕切らせろ!! 船長を代わってやろうかニャ、ティーチ!! 」
ラフィット 「 ホホホ、ブチ殺しますよ、ウチは黒ひげ海賊団です。 」
ドク・Q 「 天はすでに運命の全てを知っているのだ・・・ああ・・・(相変わらず血吐いてます・・・) 」
バスコ・ショット 「酒がもたねェ、早く町のある島へ行かんのか!? 」
カタリーナ・デボン 「 そうそう、船より私は服が欲しいわ!囚人服はもうまっぴら。 」
オーガー 「 様子を見て来る。余りに遅いな。 」
すると黒ひげが、
全くだ!! コイツラもシビレを切らしちまうぜ!!
―なァ、ジュエリー・ボニー・・・!!!
なんと、痛めつけられた様子のボニーが鎖で柱にくくり付けられています・・・!
周りにはコテンパンにのされたクルー達・・・
・・・!! ハァ・・・ハァ・・・
おめェみてェな小娘によく“億”って賞金がついたもんだ。
“新世界”は選ばれた“強者”の海だ!!!
やっぱり黒ひげにやられたルーキーというのはボニーでしたかー・・・
“南の海”から長旅ご苦労だったなァ、おめェはここで脱落だ・・・ゼハハハハ!!
・・・!!
黒ひげはボニーの顎を人差し指で持ち上げると、
仲間にするにゃあ弱くて要らねェが、どうだ、おれの女になるなら連れてってやってもいいぜ。
この先の海へ・・・!! んん??
・・・っザケんじゃねェよ!!! ヒゲブタがァ!!!
そう言って自由のきく足で強烈な蹴りを繰り出します。もちろん黒ひげにヒット!ま、当然だわな。
ギャ~~~ッ、ハッハッハッハ!!!
とクルー達は大喜びですよ。
くァ~~~・・・だめだ、下品でいけねェ。
女は品が大事だろ!? 下品なのは仲間たちだけで充分だぜ!!!
どわーっ、はっはっはっは~~っ!!!
クルー達はまだ大笑いしてますよ。黒ひげは、
予定通り、軍艦一隻と交換だ!!
ボニーと軍艦を交換する交渉をしていたんですね。するとオーガーが、
船長!! 見えました、海軍が!!
約束の軍艦は持って来ただろうな!!
軍艦はあるが、渡す気はないらしい!!
あァ!? なぜわかる?
“赤犬”が乗っている!!
それを聞いた黒ひげ達、一斉に逃げだします!
畜生!! そういうのはまだ望んでねェんだよ!!! ズラかるぞ、野郎共ォ!!!
ギャハハハ!大失敗!
軍艦が岸に着岸。
“黒ひげ”は・・・?
憎っくき赤犬です。
もういません・・・!!
赤犬はボニーの前に立つと、
・・・お前が政府から逃げたと聞いた時ァひやりとしたがのう――だがもう全て終わった・・・
・・・!! お前達・・・!! 絶対に許さねェからな!!
この赤犬とボニーの会話・・・過去に何か因縁があったんでしょうか・・・まさか父娘なんてねぇ・・・?
それにしても黒ひげの一味もイマイチ団結がなさそうですね。
一方こちらは“赤い土の大陸”聖地マリージョア――
応接室で話をしているのは政府の幹部らしき人とドフラミンゴです。政府の人間の容姿は謎です・・・。
消えた・・・?
ああ、正直に言うとな。ものの例えじゃない、本当にその場でパッと!!
フッフッフッフ驚いた、“カゲカゲの実”にそんな技あったか?
ありゃりゃ・・・モリアも消されてしまったようですね。パッと消えた・・・ってことはくま・・・いやパシフィスタの仕業・・・?
笑い事か!!!
大丈夫だ・・・もうほぼ命は尽きてた。何をしようと手遅れだ―
そう・・・ゾンビにでもなって甦ったりしねェ限りな・・・フッフッフッフ!! お似合いだがな・・・。
いい加減な仕事をしやがって・・・!!
幹部は怒鳴りますが、ドフラミンゴは幹部により顔を寄せると、
んん!? お前、調子に乗るんじゃねェぞ・・・
いつからおれの上司になったんだ?お前らが政府内でどれ程の権限を持ってようがおれは海賊・・・関係ねェ・・・!!
お前らとの取引が面白くなくなったら、おれはいつでも“七武海”をやめる・・・よく覚えときな!!!
ドフラミンゴはこの幹部の指示で動いていたんですね。
こちらは“南の海”トリノ王国――
タヌキチ~~~!! いつかまた来いって言ったけど、いくら何でも早すぎるど~~!!
そこには顔にマスクを付けほっかぶりをしてマントを被ったチョッパーが・・・!
いいや、それは違う!! 人違いだ!! おれはあいつの友達チョッパーマスクだ!! どーん!!
あれ・・・?これって以前ウソップもこんな事言ってた様な・・・(笑)
後ろにはあの巨鳥もいます。
ゴアー!
ムリあるど、タヌキチ~~~、おめェ戻って来るのにバツが悪くてそんな変装してんだど。
ち・・・違うぞっ!! ギクッ!!
違う一人が、
そんな意地の悪ィこと言うもんでねェど、こういう時は見守ってやるのが・・・
もういいよ!! その優しさ痛ェよ!!!
諦めて被っていたものを全て脱いで投げつけたチョッパー、
あ、タヌキチ!
チョッパーは説明を始めます。
実は急にやんなきゃいけない事ができて・・・!! もう少し居させてくれ・・・!!
何でもええどー!! お前なら歓迎だー!!
チョッパーは島にある巨木を見上げると、
あのでかい樹の上には、図鑑でも見た事がない植物がたくさん生えてた・・・研究させて貰おう!
体力もパワーもつけなきゃな・・・!! 忙しいぞ・・・!!
町を歩くと、子供達からも声をかけられるチョッパーです。
チョッパーが村人に連れられて来たのは・・・
わー、こんなに本が!!?
村の図書館だ。研究ならここ使え。この島には“強い薬”になる植物が多い。
製薬技術じゃあるのに鳥達が邪魔をして薬が作れず困ってただど。
この島の奴ら、見た目で判断してたけど・・・よく考えてみれば武器もやたら機械的だし・・・
見た目軟弱そうな部族だけど実はすげェ文化水準の高い国だ、ここは・・・学べる事が多い・・・!!
後ろではそれを聞いて、村人が「ええええ!」と声を上げています。
タヌキチ、お前、今心で喋ってたつもりかもしれねェが声でてたど。
前半すげー失礼な感じで・・・
チョッパーは思います。
この国でおれにはどれだけの事ができるかな・・・!!
チョッパーはルフィと出会うまでの事を思い出しています。
≪ 雪男だー!! 怪物だー!! ≫
そう言われ石を投げつけられた日々・・・
≪ 海賊って・・・!? ≫ ≪ 海にはそういう奴らがごまんといる ≫
そうドクターに教えられたっけ・・・
≪ 待て、肉っ!! ≫ ≪ ギャー!!! 助けてェっ!!! ≫
ルフィとの最初の出会いはそう言ってサンジと2人で追いかけられたっけ・・・
≪ うるせェ!! いこう!!! ≫
ドクターの旗がはためいて、ルフィの笑顔と共にそう誘われたんだ・・・
そしてチョッパーは村人と共に巨鳥の巣へ行き、植物を取らせてくれるよう頼みます。
『 ルフィが連れだしてくれた海・・・おれはついていく事に必死で・・・ルフィに何をしてやれたかな・・・。 』
そしてシャボンディ諸島で黄猿達に追い詰められ、
≪ 全員!! 逃げる事だけ考えろ!!! ≫
―もうあんな思いすんの・・・やだな・・・!!
『 ルフィはもっと辛かった筈だ。お前が仲間にしてくれたから、おれはもう誰かに何と言われても平気なんだ。
お前の力になれるならおれは本物の怪物にだってなりたい・・・!!! 』
ルフィ達との宴会の楽しかった時を思い出し・・・
―― ルフィ~~~~っ!!! おれ!! 必ず!! 強くなってみせるぞ~~~~~!!!
一方こちらは“偉大なる航路”カマバッカ王国――
あの新聞何だったチャブルなの?急に「そうか」って落ちついたわね。
おれはルフィの仲間だからわかるメッセージを受け取ったんだ、あの誌面から!
おれとあいつが仲間だと信じねェなら教えねェよ~~、ばーか。
ムカツク、こいつ
サンジは笑っちゃうほどの表情をしてますっ!この顔好きだ~!
ここは城の中でサンジとイワさんは食事中のようですね。サンジはその料理を食べると、
―ん?オイ・・・このメシ、作ったのどこの誰だ?
!あら・・・ヴァナタ中々違いがわかる男ね。
・・・味もいいが、妙に力が漲る(みなぎる)様だ・・・
これは“攻めの料理”コレを作れるシェフは島に何人もいるわ!!
世界中の人間が100%毎日ミルクを飲めば世界から犯罪が消えるって・・・信じる!?
イワさんの後ろには汚い(笑)ニューカマーたちが雄叫びをあげていますよぉ。
見て!! この島のキャンディ達の強靭な肉体美!!! 優しい心っ!!
食事は“環境”!! 体格・性格!! 人体の全てを作り上げるもの!! “攻め”なきゃ損!!
イワさん達が、ヒ~~ハ~~!! と踊るその前でサンジは、
―料理で体を作る・・!? ―そんな考え方した事がなかった・・・
毎日のメシであいつらの“体作り”の補助ができるのか・・・
それに、んナミさんやロビンちゃんが今以上にセクシャルなBODYになったらどうしよう!!
おれもう・・・どうしよう!!!
そういうサンジはもう妄想で鼻血出しちゃってますわぁ!イワさんもさすがに驚いて、
コイツどうすりゃいいの?
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