欧州雑派

欧州に関する気になった情報の備忘録

「突破口!」映画評

2017-01-23 | アメリカ映画

 

突破口! [DVD]
ウォルター・マッソー,ジョン・ヴァーノン,ジョー・ドン・ベイカー
キングレコード

ストーリーは、(以下、青字、アマゾンから引用転載)

ドン・シーゲル監督による傑作犯罪アクション。ニューメキシコの片田舎で暮らすチャーリーは、若手の仲間と共に銀行強盗を実行する。しかし、そこには予想を上回る大金があり、しかも、それはマフィアの裏金で、、、、。

という展開。

1973年の作品だから状況設定はそれなりに時代を感じさせるが、それでも全く飽きない。ストーリ展開に緊張感があり、細かいところまで色々なことが配慮されている。それぞれの人間模様をみることができる。銀行頭取の立場、支店長の心境、或いは、殺し屋の心理状況などを炙りだしている。かなりの快作だと思う。

シェリー・ノース

更に、個性的な美女が登場してくる。これも映画に華を添えている。古い作品でも、いや、古い作品こそ、美女は引き立つものだ。後半に登場する写真屋のシェリー・ノース、特に、銀行頭取の秘書役、フェリシア・ファーに眩暈がした。

フェリシア・ファー

 

突破口!

奪った大金がマフィアの裏金だった、さぁ、どうする?という単なる銀行強盗の話だけではない。うまく表現できないが、作品全体のテンポが実に良い感じなのだ。とても面白かった。お薦め。

評価:☆☆☆☆   


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「野いちご」 映画評  | トップ | 「人生スイッチ」映画評 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事