神戸大学メディア研ウェブログ

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混声合唱団アポロン定演 ライブ配信で開催

2020-12-31 19:54:52 | ニュース
 神戸大混声合唱団アポロンは、12月12日(土)、尼崎市のあましんアルカイックホールで第58回定期演奏会を開催した。コロナウイルス感染症感染拡大防止の為、観客を近親者のみに限定し、リアルタイムでYouTube配信を行った。<前田万亜矢>


(写真:間隔を開けてステージに立ち神戸大愛唱歌「商神」をステージで歌う部員。アポロン提供。)

 12月12日(土)、混声合唱団アポロンは、尼崎市のあましんアルカイックホールで第58回定期演奏会を開催した。今回は観客を近親者のみに限定し、リアルタイムでYouTube配信を行うというコロナウイルス感染症感染拡大防止対策を徹底した定期演奏会となった。

 コロナウイルス感染症感染拡大に伴って、多くの活動が制限された1年だったが、定期演奏会開催が成功し、部員からは多くの喜びの声が上がった。部長の中野龍人(4年)さんは、「ひとまず、第58回定期演奏会を無事に終えることができ、ほっとしております。コロナウイルス感染拡大の影響により、対面での練習を行うことができたのは8月末で、演奏会予定日まではたった3ヶ月。演奏会の開催自体も悩みました。しかし、このような状況下だからこそ、なんとか活動が認められた私たちで「一人では作ることができない音楽」の魅力を共有したいという想いから開催を決めました。迎えた定期演奏会当日はあっという間でしたが、ホールに響く皆の歌声、人に音楽を届ける場の有り難さを例年以上に実感できた嬉しさが一番の感想かもしれません。今回の経験を大きな糧としつつ、今後も混声合唱団アポロンは全力で歌を楽しむことができる団体であり続けていきたいです。」とコメントした。

また、副指揮者を務める黒田聖奈(3年)さんは「直前まで指揮で自分のやりたいことを示すというのが上手くいかずとても不安に思っていましたが、団員と相談しながら形をつくり本番で出し切ることができて本当に良かったです。コロナの影響を受ける前に『 枕草子』を選曲して、「たくさん新入生にきてもらって演奏したいね」という話をしていたので、人数が想定していたよりもかなり少ない中、ホールに響き渡る声で歌ってくれた団員の皆には感謝の気持ちでいっぱいです。また、オンラインでの配信があったことで、遠方に住む家族や友人にも演奏を届けることができたことにコロナ禍も悪いところばかりではないなと感じさせられました。これからどのように状況が変化していくのか予想は裏切られてばかりですが、今回の演奏会が開催できたことに感謝しながら来年の定期演奏会に向けて、練習を重ねていきたいと思います。」と、YouTube配信の成功についてもコメントした。

 コロナウイルス感染症の影響で多くのステージが中止となり、今回の定期演奏会が初めてのステージとなったソプラノ・高見佳奈(1年)さんは「アポロンに入って初めてのステージがアルカイックホールでの定期演奏会だなんて、とても贅沢なことだと私自身は感じています。もちろん、前期に予定されていた演奏会やイベントが中止になったことはどうしようもなく切ないです。でも、その分の想いが凝縮されて、その全てを定期演奏会にぶつけることができたのではないかと思います。高校の時の定演と大きく違うと感じたのが、裏方の仕事もすべて団員が行うということです。OB.OGの皆様やホールの方たちのお力をお借りすることもありますが、多くの上回生ひいては同じ一回生のステマネの子達が多くの仕事をこなしてくれている姿が印象的でした。来年以降は私もアポロンを支えられるようになろうと決心しました。」とコメントした。

 コロナウイルス感染症拡大の影響で多くの団体が活動を制限され、様々なイベントが開催困難となる中、「少しでも希望を」というアポロンの思いがつまった定期演奏会となった。

《神戸大混声合唱団アポロン 第58回定期演奏会》
●日時=2020年12月12日(土) 14時30分開演
●場所=尼崎市総合文化センター あましんアルカイックホール(尼崎市昭和通2丁目7-16、06-6487-0800)。
[地図]
●アクセス=阪神尼崎駅より徒歩5分。
●公式HP=https://kobe-apollon.jimdofree.com/
●公式Twitter=@kobe_apollon
●曲目リスト=
1st
混声合唱のための楽興の時「枕草子」
2nd
混声合唱とピアノのための組曲「歌が生まれるとき」
special stage
J.Rutter 「Gloria」より第1部
エピローグ
無伴奏混声合唱のための「ゆめおり」より抱きしめる



海事博物館で企画展「太平洋戦争と船員」 5月28日まで

2020-12-30 01:14:19 | ニュース(告知)
 神戸大学海事博物館( http://www.museum.maritime.kobe-u.ac.jp/)は11月20日(金)から2021年5月28日(金)(予定)までの毎週金曜日午後、ミニ企画展として「戦後75年 -太平洋戦争と船員-」および「和船の活躍した時代」を開催する。これは新型コロナウイルスの影響により臨時休館中だった同博物館が、再開することに合わせて開催されるもの。 <副田隼矢>

 現在、神戸大学深江キャンパスの正門入ってすぐ右の講堂1階にある神戸大学海事博物館で、ミニ企画展として「戦後75年 -太平洋戦争と船員-」および「和船の活躍した時代」を開催している。

「戦後75年 -太平洋戦争と船員-」では戦前から戦中にかけて活躍した日本商船隊とともに深江の地を巣立った数多くの船員の姿を中心に取り上げ、日本にとって不可欠なインフラである海運と船員(海技者)教育、そして私たちと最もかかわりの深い『海』の恩恵について考える機会を与えてくれる内容となっている。
 
「和船の活躍した時代」では2017~2019年に日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」が登録されたのを記念して、現代海運の礎ともいえる近世の廻船物流について、海路が賑わいを見せた往事を振り返る内容となっている。

 なお新型コロナウイルス対策として、開館日時を毎週金曜日の午後のみ(13時30分~16時)としており、入館者数については教職員や学生を同時間帯15名以下に制限し、一般の人はメールやFAXによる事前予約制となっており団体予約は受け付けていない。そして入館者には館内でのマスクの着用、入り口での手指消毒、ほかの入館者との距離を保つなどの感染症対策も求めている。

《神戸大学海事博物館 2020年度ミニ企画展「戦後75年 -太平洋戦争と船員-」「和船の活躍した時代」》
●日時=2020年11月20日(金)から2021年5月28日(金)(予定)、毎週金曜日 13時30分~16時00分。
●場所=神戸大学海事博物館、⇒深江地区キャンパスマップ[No.16]
https://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/fukae/index.html 。
●入館料=無料。
●主催=神戸大学海事博物館。
●問い合わせ先=神戸大学海事博物館 電話078-431-3564、ホームページ http://www.museum.maritime.kobe-u.ac.jp/


1月もオンライン団体説明会開催 神戸大学ニュースネット委/メディア研

2020-12-29 14:13:45 | ニュース
 学内情報を伝えるツイッターなどを運営している「神戸大ニュースネット委員会/メディア研」は、1、2年生を対象に後期入部部員の「新歓」を行っています。これまでに1年生4人の部員の入部が確定していますが、さらに若干名の募集を行います。説明会はzoomで行いますが、正式入部の手続きを経て8月下旬から順次、対面での活動を行っています。

 ネット、テレビ・ラジオ、新聞・雑誌、広告、デザインに関心のある学生、就活でマスメディアを目指す人の入部を引き続きお待ちしています!ぜひ、説明会やワークショップにご参加ください。


(写真左:学内外での取材活動。/写真右:取材したらすぐに編集してアップロード。)

阪神・淡路大震災をきっかけに活動開始

 神戸大学ニュースネット委員会は、学生39人が亡くなった阪神・淡路大震災をきっかけに、学内のできごとについての情報発信が大切だという考えから創立された新聞・情報系の団体です。文化総部加盟の公認団体で、ジャーナリズムに関心のある学生が活動しています。
 メディア研は2019年に、SNSを中心に活動する新しいサークルとしてスタートしました。
 2020年度は、2つの団体が合同で新歓活動を行なっています。


(写真左:夏合宿での記事研修。/写真右:フットワークで勝負するカメラ取材)

ジャーナリズムやメディアに関心ある学生求む!

 メンバーは、ライター(スポーツ記者、文化記者)、カメラマン、編集者、アナウンサー・リポーター、マーケティングや広告に関心のある人が集まっています。
 一言で言えば、ジャーナリズムやメディアに関心のある学生の集団です。
 今年1月の阪神大震災25年では、学内キャンペーンを行って、テレビやラジオ、新聞各社からの取材を受けました。情報の送り手、受け手、双方の思いを感じながら活動を行っています。


(写真:NHKの『おはよう関西』や『ニュース7』の取材を受ける。2019年12月)

取材力、表現力、発信力を身につける活動

 具体的な活動は、神戸大に関心のあることを取材し、ウェブログやツイッター、紙面で情報を伝えることです。
 学内のいろいろな人に話を聞いて、記事にまとめたり写真で構成したりします。取材力、表現力、発信力を身につけることは社会に出ても役に立つので、学生時代に打ち込むにはよい場だと思います。


(写真:わたしたちの阪神・淡路大震災25年の活動をとりあげた産経・朝日・読売の各紙。)


(写真:阪神・淡路大震災25年の活動をとりあげた神戸・毎日・読売の各紙。)


新聞社や放送局に多くの先輩 就活も視野に

 最近は就活も3年生からスタートしていますので、早めに目標を持って一緒に活動しましょう。
 これまでに、NHK日本放送協会、びわ湖放送、ヤフー、ソニー・ミュージックコミュニケーションズ、読売新聞社、毎日新聞社、神戸新聞社、中日新聞社、中国新聞社、愛媛新聞社、共同通信社、スポーツニッポン新聞社、報知新聞社、大阪読売サービスなどメディア関連に就職したOBがたくさんいます。また、2021年卒業予定の先輩が、共同通信、日本経済新聞、関西経済連合会に内定しています。


(写真左:2019年11月の六甲祭で開催した震災25年パネル写真展。/写真右:写真展は学外でも行われた。2020年1月 神戸学生青年センターで)

▽オンライン説明会

初めて来た方を対象にニュースネット委員会/メディア研の活動をzoomで紹介します。
1年生、2年生のみなさんを歓迎します!
出入り自由。ビデオカメラオフもOK。お気軽にご来場をお待ちしています。
正式入部の申し出があれば対面での活動に加わっていただきます。

1月19日(火)21:50~
1月26日(火)21:50~


お問い合わせ、参加申し込みは、
Twitter( @newsnet_kobe_u )のDM
または、
メール ( newsnet.sns@gmail.com )
でお寄せください。
公式LINEでもお申込みいただけるようになりました。QRコードは最下段にあります。


参加お待ちしています。

▽ワークショップ

さらに、メディアに興味がある人向けのzoomワークショップもあります。
ニュースネット委員会/メディア研に関わって頂いているメディア業界で働くOBを交えたZoom交流会です。
取材の仕方や、記事の書き方、写真の撮り方についての解説をしたり、メディアの現場の楽しさなどを、写真などを交えてお話しします。

1月31日(日)20:00から

↓メディア研の団体公式LINEは、このQRコードを読み取るか、「友達追加」ボタンをクリックしてください。
 お問い合わせ、参加申し込みができます。




自由劇場 ガイドライン違反で1年3か月の活動停止処分

2020-12-29 01:52:48 | ニュース
神戸大は、12月25日付で自由劇場のコロナ禍のもとでの感染対策として大学側が定めたガイドライン違反に対し、全ての活動許可取り消し、1年3か月の課外活動停止、この期間の全ての助成費等の経済援助なし、という処分を下したことを告知した。<塚本光>

学務部学生支援課は、大学サイト内の「課外活動の制限について」のページに、自由劇場のすべての活動許可を取り消すことを掲載した上で、12月26日、メールで、1年3か月の課外活動停止、この期間の全ての助成費等の経済援助なしという処分が下され、「自由劇場が学内での課外活動において、3時間という時間制約等を守らずに活動していたこと」が処分の原因だと、文化総部あてに通知した。

12月28日、文化総部に加盟する神戸大演劇部自由劇場は、全ての活動許可取り消し、1年3か月の課外活動停止、この期間の全ての助成費等の経済援助なし、という処分が大学側から下された、とTwitterで報告した。処分は12月25日付。
「制限時間の超過ひいては虚偽の申告を続けたこと」が原因であることを報告した。

また、今回活動停止の期間が1年3か月となった理由は説明されておらず、文化総部委員長を兼ねる自由劇場部員は、「罰則がどのような規約に基づき、どのような根拠で決定されたのか少し不明な部分があるので、引き続き自由劇場は課外活動課(ママ)とやり取りを続けています」と、12月28日に、文化総部加盟団体あてにグループLINEで説明している。

神戸大は7月以降、課外活動を段階的に大学の許可のもと再開し、9月10日付で、学内施設での活動時間は原則として1日あたり3時間以内と、通知した。

コロナ禍による課外活動規制下で初の罰則適応

 コロナ禍が拡大し始めた今年3月31日付で、学生支援課が、「課外活動禁止の措置が守られていないことが判明した場合は、規制解除後も一定期間の活動停止等のペナルティを科すことがあります」と通知していたが、始めてこの罰則が適応されたことになる。


▼神戸大サイト「課外活動の制限について」
https://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/sub_student/2020_08_07_02.html

▼【速報】課外活動、一部再開が可能に(2020年7月6日)
https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/e393b0feeb7139c361f7f6958fe4d2a7

▼【速報】学生会館と鶴甲第1キャンパスの一部の教室で課外活動が可能に(2020年9月10日)
https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/4422f9ba020f102dd04dfa8efc8b01dc


(写真:大学サイトのスクリーンショット)


(写真:自由劇場のツイートのスクリーンショット)




混声合唱団エルデの定演 有観客と生配信で開催

2020-12-26 00:39:51 | ニュース
 12月12日(土)、神戸大混声合唱団エルデが第57回定期演奏会を開催した。神戸文化ホールでのコロナウイルス感染症対策を徹底した観客動員に加え、YouTubeで生配信を行った。なお、アーカイブ配信は実施していない。

 混声合唱団エルデ部長の池尻拓巨(国人・3年)さんは、「合唱という活動の性質上、コロナ感染対策がとても大変でした。ただ、私たちの演奏会を成功させることで今後、他団や学校現場でも合唱活動ができるという道標になれば良いなと思い、準備をしてきました。また来年も開催できるよう、練習に取り組んでいきたいと思います。」とコメントした。

≪第57回 神戸大混声合唱団エルデ定期演奏会≫
●日時=2020年12月12日(土)開場16:30、開演17:30。
●場所=神戸文化ホール 大ホール(神戸市中央区楠町4丁目2-2、078-351-3535)。
●曲目=
1st stage 混声合唱アルバム
「風にのれ、僕らよ」
2nd stage エルデオリジナル
「笑うロボット」
3rd stage ボブ・チルコットアラカルト
「The Twelve Days of Christmas」他
●アクセス=神戸市営地下鉄「大倉山駅」下車、徒歩1分。▽神戸高速鉄道「高速神戸」駅下車、徒歩8分。▽JR「神戸」駅下車、徒歩20分。
●公式HP=https://erdekobe.wixsite.com/website-erde
●公式Twitter=@Choir_Erde
※芸術文化公演再会緊急支援事業により開催し。コロナ対策も十分行い実施。

(画像下:エルデ定期演奏会のパンフレット)