神戸大混声合唱団アポロンは、12月12日(土)、尼崎市のあましんアルカイックホールで第58回定期演奏会を開催した。コロナウイルス感染症感染拡大防止の為、観客を近親者のみに限定し、リアルタイムでYouTube配信を行った。<前田万亜矢>
(写真:間隔を開けてステージに立ち神戸大愛唱歌「商神」をステージで歌う部員。アポロン提供。)
12月12日(土)、混声合唱団アポロンは、尼崎市のあましんアルカイックホールで第58回定期演奏会を開催した。今回は観客を近親者のみに限定し、リアルタイムでYouTube配信を行うというコロナウイルス感染症感染拡大防止対策を徹底した定期演奏会となった。
コロナウイルス感染症感染拡大に伴って、多くの活動が制限された1年だったが、定期演奏会開催が成功し、部員からは多くの喜びの声が上がった。部長の中野龍人(4年)さんは、「ひとまず、第58回定期演奏会を無事に終えることができ、ほっとしております。コロナウイルス感染拡大の影響により、対面での練習を行うことができたのは8月末で、演奏会予定日まではたった3ヶ月。演奏会の開催自体も悩みました。しかし、このような状況下だからこそ、なんとか活動が認められた私たちで「一人では作ることができない音楽」の魅力を共有したいという想いから開催を決めました。迎えた定期演奏会当日はあっという間でしたが、ホールに響く皆の歌声、人に音楽を届ける場の有り難さを例年以上に実感できた嬉しさが一番の感想かもしれません。今回の経験を大きな糧としつつ、今後も混声合唱団アポロンは全力で歌を楽しむことができる団体であり続けていきたいです。」とコメントした。
また、副指揮者を務める黒田聖奈(3年)さんは「直前まで指揮で自分のやりたいことを示すというのが上手くいかずとても不安に思っていましたが、団員と相談しながら形をつくり本番で出し切ることができて本当に良かったです。コロナの影響を受ける前に『 枕草子』を選曲して、「たくさん新入生にきてもらって演奏したいね」という話をしていたので、人数が想定していたよりもかなり少ない中、ホールに響き渡る声で歌ってくれた団員の皆には感謝の気持ちでいっぱいです。また、オンラインでの配信があったことで、遠方に住む家族や友人にも演奏を届けることができたことにコロナ禍も悪いところばかりではないなと感じさせられました。これからどのように状況が変化していくのか予想は裏切られてばかりですが、今回の演奏会が開催できたことに感謝しながら来年の定期演奏会に向けて、練習を重ねていきたいと思います。」と、YouTube配信の成功についてもコメントした。
コロナウイルス感染症の影響で多くのステージが中止となり、今回の定期演奏会が初めてのステージとなったソプラノ・高見佳奈(1年)さんは「アポロンに入って初めてのステージがアルカイックホールでの定期演奏会だなんて、とても贅沢なことだと私自身は感じています。もちろん、前期に予定されていた演奏会やイベントが中止になったことはどうしようもなく切ないです。でも、その分の想いが凝縮されて、その全てを定期演奏会にぶつけることができたのではないかと思います。高校の時の定演と大きく違うと感じたのが、裏方の仕事もすべて団員が行うということです。OB.OGの皆様やホールの方たちのお力をお借りすることもありますが、多くの上回生ひいては同じ一回生のステマネの子達が多くの仕事をこなしてくれている姿が印象的でした。来年以降は私もアポロンを支えられるようになろうと決心しました。」とコメントした。
コロナウイルス感染症拡大の影響で多くの団体が活動を制限され、様々なイベントが開催困難となる中、「少しでも希望を」というアポロンの思いがつまった定期演奏会となった。
《神戸大混声合唱団アポロン 第58回定期演奏会》
●日時=2020年12月12日(土) 14時30分開演
●場所=尼崎市総合文化センター あましんアルカイックホール(尼崎市昭和通2丁目7-16、06-6487-0800)。
[地図]
●アクセス=阪神尼崎駅より徒歩5分。
●公式HP=https://kobe-apollon.jimdofree.com/
●公式Twitter=@kobe_apollon
●曲目リスト=
1st
混声合唱のための楽興の時「枕草子」
2nd
混声合唱とピアノのための組曲「歌が生まれるとき」
special stage
J.Rutter 「Gloria」より第1部
エピローグ
無伴奏混声合唱のための「ゆめおり」より抱きしめる
了
(写真:間隔を開けてステージに立ち神戸大愛唱歌「商神」をステージで歌う部員。アポロン提供。)
12月12日(土)、混声合唱団アポロンは、尼崎市のあましんアルカイックホールで第58回定期演奏会を開催した。今回は観客を近親者のみに限定し、リアルタイムでYouTube配信を行うというコロナウイルス感染症感染拡大防止対策を徹底した定期演奏会となった。
コロナウイルス感染症感染拡大に伴って、多くの活動が制限された1年だったが、定期演奏会開催が成功し、部員からは多くの喜びの声が上がった。部長の中野龍人(4年)さんは、「ひとまず、第58回定期演奏会を無事に終えることができ、ほっとしております。コロナウイルス感染拡大の影響により、対面での練習を行うことができたのは8月末で、演奏会予定日まではたった3ヶ月。演奏会の開催自体も悩みました。しかし、このような状況下だからこそ、なんとか活動が認められた私たちで「一人では作ることができない音楽」の魅力を共有したいという想いから開催を決めました。迎えた定期演奏会当日はあっという間でしたが、ホールに響く皆の歌声、人に音楽を届ける場の有り難さを例年以上に実感できた嬉しさが一番の感想かもしれません。今回の経験を大きな糧としつつ、今後も混声合唱団アポロンは全力で歌を楽しむことができる団体であり続けていきたいです。」とコメントした。
また、副指揮者を務める黒田聖奈(3年)さんは「直前まで指揮で自分のやりたいことを示すというのが上手くいかずとても不安に思っていましたが、団員と相談しながら形をつくり本番で出し切ることができて本当に良かったです。コロナの影響を受ける前に『 枕草子』を選曲して、「たくさん新入生にきてもらって演奏したいね」という話をしていたので、人数が想定していたよりもかなり少ない中、ホールに響き渡る声で歌ってくれた団員の皆には感謝の気持ちでいっぱいです。また、オンラインでの配信があったことで、遠方に住む家族や友人にも演奏を届けることができたことにコロナ禍も悪いところばかりではないなと感じさせられました。これからどのように状況が変化していくのか予想は裏切られてばかりですが、今回の演奏会が開催できたことに感謝しながら来年の定期演奏会に向けて、練習を重ねていきたいと思います。」と、YouTube配信の成功についてもコメントした。
コロナウイルス感染症の影響で多くのステージが中止となり、今回の定期演奏会が初めてのステージとなったソプラノ・高見佳奈(1年)さんは「アポロンに入って初めてのステージがアルカイックホールでの定期演奏会だなんて、とても贅沢なことだと私自身は感じています。もちろん、前期に予定されていた演奏会やイベントが中止になったことはどうしようもなく切ないです。でも、その分の想いが凝縮されて、その全てを定期演奏会にぶつけることができたのではないかと思います。高校の時の定演と大きく違うと感じたのが、裏方の仕事もすべて団員が行うということです。OB.OGの皆様やホールの方たちのお力をお借りすることもありますが、多くの上回生ひいては同じ一回生のステマネの子達が多くの仕事をこなしてくれている姿が印象的でした。来年以降は私もアポロンを支えられるようになろうと決心しました。」とコメントした。
コロナウイルス感染症拡大の影響で多くの団体が活動を制限され、様々なイベントが開催困難となる中、「少しでも希望を」というアポロンの思いがつまった定期演奏会となった。
《神戸大混声合唱団アポロン 第58回定期演奏会》
●日時=2020年12月12日(土) 14時30分開演
●場所=尼崎市総合文化センター あましんアルカイックホール(尼崎市昭和通2丁目7-16、06-6487-0800)。
[地図]
●アクセス=阪神尼崎駅より徒歩5分。
●公式HP=https://kobe-apollon.jimdofree.com/
●公式Twitter=@kobe_apollon
●曲目リスト=
1st
混声合唱のための楽興の時「枕草子」
2nd
混声合唱とピアノのための組曲「歌が生まれるとき」
special stage
J.Rutter 「Gloria」より第1部
エピローグ
無伴奏混声合唱のための「ゆめおり」より抱きしめる
了
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