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メンテナンスで学内ネットワーク休止 12月23日18時〜21時

2019-12-23 19:58:41 | ニュース
 神戸大情報基盤センターは、12月23日18時〜21時(予定)の間でネットワーク機器のメンテナンスを実施する。このため、上記の作業時間中は神戸大の一部回線を除く全域でネットワークが停止される。また、これに伴って図書館の教育用端末(iMac)など学内のネットワーク関連各種サービスも期間中利用できない。うりぼーネットや神戸大学BEEF、神戸大や情報基盤センターを含む一部の神戸大関連ホームページへのアクセスも停止しているもよう。


(写真:人文科学系図書館で。2019年12月23日19時すぎ)

 情報基盤センターによると、ネットワークが停止するのは神戸大学の全域。ただし、楠地区は事務系を除いて、影響を受けない。サービスは全て利用できない。大学発行のメールサービスについては、作業完了後順次配送される。

詳細:
メンテナンス作業に伴うネットワークの停止及び一部サービスへの影響について(12/23:全学)ー神戸大学情報基盤センター
http://www.istc.kobe-u.ac.jp/news/do6i6d

(12/23)情報基盤センターのネットワーク停止に伴うサービスの停止についてー神戸大学附属図書館
https://lib.kobe-u.ac.jp/libraries/14910/


英語の膨大なセリフに挑戦 ESSドラマセクション冬公演

2019-12-21 16:00:00 | ニュース
 神戸大ESSドラマセクションが、12月19日から3日間、冬公演「MURDER ON THE ORIENT EXPRESS(オリエント急行殺人事件)」を鶴甲第1キャンパス「シアター300」で上演した。今公演で引退する3年生を中心とした英語劇に、観客も真剣な表情で見入っていた。


(写真:神戸大ESSドラマセクションの冬公演「MURDER ON THE ORIENT EXPRESS」 2019年12月19日、神戸大シアター300で)

 演目はアガサ・クリスティー原作の「MURDER ON THE ORIENT EXPRESS」。
 言わずと知れたミステリーの名作で、2年前の誘拐事件が事件の鍵を握るストーリー。各演者が膨大な量のセリフにも関わらず、聞き取りやすい英語で演技を行った。

 ディレクターの岩田健太郎さんは「結末を知っている人が多いサスペンスのため、どうやって演出するかが重要だった。主人公ポアロが容疑者に話を聞く場面や、殺害のシーンの演出に特に力を入れた」と語る。

 また、主人公ポアロを演じた佐藤秋周さんは「セリフが他のキャストに比べてとても多く、とにかく覚えることと、その上での演技練習が大変だった。自然に聞こえるよう、発音のチェックも大切にした」と振り返った。

 観客の神戸大1年生女子は「役者ひとりひとりの個性が際立つ作品だった。犯人は誰なのか、最後まで目が離せなかった。推理の時間に変わり者のポアロが出す“最後の結論”に感動した」と話す。

 ESSドラマセクションの次回公演は5月の予定。






復興をたどる定点写真展、2月4日まで 近藤研と岩手県立大槌高のプロジェクト

2019-12-21 00:12:34 | ニュース(告知)
 東日本大震災で被災した岩手県大槌町の、震災後から現在までの復興過程をたどる写真展「岩手県大槌町 定点観測写真展〜東日本大震災から8年」(主催:神戸×大槌 定点観測プロジェクト、こうべまちづくり会館)が、神戸市中央区元町通のこうべまちづくり会館で開催される。期間は12月20日〜1月12日、1月24日〜2月3日。入場無料。

 「神戸×大槌 定点観測プロジェクト」は、神戸大大学院工学研究科・建築学専攻の近藤民代研究室の学生と、岩手県立大槌高校の復興研究会に所属する高校生で取り組んでいる。2013年から、神戸大の学生と大槌高生で大槌町の変化を写真などで定点観測してきた。
 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の際、津波によって大槌町は町役場が被災するなど大きな被害を受けた。神戸大・近藤研究室は2012年度から現地訪問を重ね、阪神・淡路大震災後のまちづくりに関わった神戸の市民とともに大槌町の復興支援に取り組んできた。

 今回の写真展は、阪神・淡路大震災から25年を前に、被災経験のない世代が増えてきた神戸で、東北での定点観測活動を発信し、多くの人に震災復興について考える機会を持ってもらう狙い。来年1月13日には大槌高生を神戸に招き、人と防災未来センターでこれまでの活動報告や意見交流を行う予定。

《岩手県大槌町 定点観測写真展〜東日本大震災から8年》
●日時=
2019年12月20日(金)〜2020年1月12日(日)、
2020年1月24日(金)〜2020年2月12日(日)
いずれも、9:30〜18:00(1月12日は午前のみ)。
毎週水曜と年末年始(12月28日〜1月4日)は休館日。
●場所=こうべまちづくり会館 地下ギャラリー(神戸市中央区元町通4ー2ー14、http://www.kobe-machisen.jp/access/)。
[地図]
●アクセス=▽元町駅(JR・阪神)西口から西へ10分。▽みなと元町駅(地下鉄海岸線)西1出口から北へ2分。▽花隈駅(神戸高速)東口から南へ3分。▽西元町駅(神戸高速)東口から東へ5分。
●入場料=無料。
●主催=神戸×大槌 定点観測プロジェクト、こうべまちづくり会館。
●問い合せ=メール kobeotsuchi[at]gmail.com(atを@に)で。




震災写真パネル展2日目終える 次回は1月9日

2019-12-19 00:04:40 | 阪神・淡路大震災
 阪神・淡路大震災当時の神戸大や六甲周辺の様子を写した写真のパネル展「#知らなかった震災25年」が、12月16日(月)、17日(火)神戸大の鶴甲第1キャンパス1階セブンイレブン横ラーニングコモンズで行われた。訪れた学生たちは、地震の大きな被害や遺族のメッセージに驚いた様子だった。1月9日(木)も、同じ会場で10時から17時まで展示する。


(写真:会場を訪れる学生はまばらだった。2019年12月17日午後)

 崩壊したJR六甲道駅や、震災から2か月後に行われた神戸大学犠牲者合同慰霊祭の様子まで、神戸市や神戸大の震災文庫などから選ばれた20枚の写真をパネル展示。また、震災で当時神戸大生の息子を亡くした遺族のインタビューを一部抜粋したものも展示された。
 学生がミーティングや打ち合わせをするラーニングコモンズでの開催ということもあり、2日目も学生たちが展示会を訪れていた。

 小林佑萌さん(国文・5年)は、「(震災が起こったのが)ちょうど私が生まれた年なので知ってないといけないという思いもあって、吸い込まれるように来ました。(倒壊して焼けた)西尾荘の写真を初めて見ました。六甲道駅もつぶれていてびっくりしました」とコメント。
災害支援の活動活動に携わっているという吉田涼一さん(文・2年)は「普段使っている六甲道駅や六甲ボウルがこんなになるなんて…。ご遺族の想いは、何年経っても変わらないんだなって思いました」と驚いた様子。
キャプションが印象に残ったという宮脇健也さん(営・4年)は、「西尾荘が倒壊した後に火が来て、それで『生きながらにして焼かれた』っていうご遺族の言葉を聞くと、写真だけじゃ伝わらないことがあるんだと思いました」と答えた。
 大坪拓夢さん(工学研究科)は、「(遺族のメッセージには)重いものがある。『大学が(今の学生に)伝えていってほしい』ということだけど、現段階では届いていない感じ。力を入れていくべきなのかなって思いました」と話した。
このほか、たまたま通りかかった学生や、わざわざ職場から見に来た大学職員、Twitterを見て訪れた工学部OBもいた。

 来場者は初日4人、2日目は13人のあわせて17人だった。ほぼ同内容を展示した六甲祭では家族づれなど約700人が訪れていただけに、数字だけを見ると学生の関心の低さが際立つ形だ。

 主催したメディア研の森岡聖陽・代表は、「写真展の告知ツイートに1000を超えるリツイートという大きな反響があった一方で、来場者が20人に満たなかったことをどう受け止めるか、これから分析したい。ご遺族のインタビューでは、『慰霊碑を知ってほしい』、『多くの学生が亡くなったことを知ってほしい』という声が多く、これから1月17日にかけて現役の学生の心にどう“震災”を届けるか、さまざまな工夫をしていきたい」と話している。

 1月9日(木)も、10時から17時まで展示する。

《神戸大学メディア研 学内写真パネル展「#知らなかった震災25年」》
●日時=2019年12月16日(月)・17日(火)・2020年1月9日(木) 10:00〜17:00
●場所=神戸大学鶴甲第1キャンパス1階、ラーニングコモンズ「パフォーミングスペース」。
●アクセス=徒歩 阪急「六甲」駅下車、徒歩で北へ約25分。▽神戸市バス 阪急六甲、JR六甲道、阪神御影から、16系統、106系統「六甲ケーブル下」行き乗車、神大国際文化学部研究科前下車。
●入場料=無料。
●主催・問合せ=神戸大学メディア研(ツイッター:https://mobile.twitter.com/kobe_u_media 、ウェブログ :https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media)。


(地図:市バス16系統、106系統「神大国際文化学研究科前」下車。陸橋を渡ったところの、矢印の建物のです。屋外階段を上がって、下から2番目のフロア=1階へお越しください。キャリアセンター向かい側、セブンイレブン横のスペースが会場の「鶴甲第1キャンパス ラーニングコモンズ」です)

【関連記事】
「『#知らなかった震災25年』①激震に襲われた六甲」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/36cfbf435b0541e8be2dde3104b79962

「『#知らなかった震災25年』②困難に直面した神戸大学」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/141bb023cc7cbdbbcc62074c343d85c4

「『#知らなかった震災25年』③失われた学生45人の命」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/378928a61d8ca3c5defab48960a9bc4b

「『#知らなかった震災25年』④分断された鉄道・道路」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/259ee1e720e9e6f7f6f56e0d5f1c67c5

「【慰霊碑の向こうに】①一枚の写真から」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/b81d5f93f24d4db312586b32da0838da

「【慰霊碑の向こうに】②故・戸梶道夫さん(当時経営学部2年)」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/023b839a782ed062de6f26d1d5f0919b

「【慰霊碑の向こうに】③故・高橋幹弥さん(当時理学部2年)」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/7165089761eef41f45c9d3eae84c1870

「【慰霊碑の向こうに】④故・高見秀樹さん(当時経済学部3年)」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/eb2e066042bfb01d561385907b64f44a


(写真:学内約20カ所に、告知ポスターを掲出しました。2019年12月8日、六甲台第1キャンパスで)



震災写真展始まる 12月17日、1月9日も開催

2019-12-16 16:30:14 | 阪神・淡路大震災
 メディア研は1995年1月17日に発生した、阪神・淡路大震災当時の神戸大と六甲周辺の様子がわかるパネル写真展「#知らなかった震災25年」を、神戸大鶴甲第1キャンパス1階のセブンイレブン横ラーニングコモンズで開催している。12月16日(月)、17日(火)、年をまたいで1月9日(木)の3日間で、10時から17時まで展示されている。



 崩壊したJR六甲道駅や、震災から2か月後に行われた神戸大学犠牲者合同慰霊祭の様子まで、神戸市や神戸大の震災文庫などから選ばれた20枚の写真がパネル展示されている。また、震災で当時神戸大生の息子を亡くした遺族のインタビューを一部抜粋したものも展示されている。

 学生の往来の多いラーニングコモンズでの開催ということもあり、学生たちが展示会を訪れた。
 福島悠さん(営・4年)は「遺族メッセージの写真が印象的だった。(震災があったことを)忘れちゃいけないな」と答えた。学生震災救援隊の山重遥来さん(文・1年)は「普段使っている六甲道商店街が倒壊してたんだ。知らなかった」と驚いた様子。
 石川県出身という勝裕遼さん(国人・1年)は、「いつも使っている公園がこんなひどいことになっていたなんて知らなかった。大学の慰霊碑のことは今日初めて知った」と話した。


《神戸大学メディア研 学内写真パネル展「#知らなかった震災25年」》
●日時=2019年12月16日(月)・17日(火)・2020年1月9日(木) 10:00〜17:00
●場所=神戸大学鶴甲第1キャンパス1階、ラーニングコモンズ「パフォーミングスペース」。
●アクセス=徒歩 阪急「六甲」駅下車、徒歩で北へ約25分。▽神戸市バス 阪急六甲、JR六甲道、阪神御影から、16系統、106系統「六甲ケーブル下」行き乗車、神大国際文化学部研究科前下車。
●入場料=無料。
●主催・問合せ=神戸大学メディア研(Twitter:https://mobile.twitter.com/kobe_u_media 、ウェブログ :https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media)。


(地図:市バス16系統、106系統「神大国際文化学研究科前」下車。陸橋を渡ったところの、矢印の建物のです。屋外階段を上がって、下から2番目のフロア=1階へお越しください。キャリアセンター向かい側、セブンイレブン横のスペースが会場の「鶴甲第1キャンパス ラーニングコモンズ」です。)

【関連記事】
「『#知らなかった震災25年』①激震に襲われた六甲」
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「『#知らなかった震災25年』②困難に直面した神戸大学」
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「『#知らなかった震災25年』③失われた学生45人の命」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/378928a61d8ca3c5defab48960a9bc4b

「『#知らなかった震災25年』④分断された鉄道・道路」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/259ee1e720e9e6f7f6f56e0d5f1c67c5

「【慰霊碑の向こうに】①一枚の写真から」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/b81d5f93f24d4db312586b32da0838da



(写真:学内約20カ所に、告知ポスターを掲出しました。2019年12月8日、六甲台第1キャンパスで)


(画像:掲出ポスターは5種あります)