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死刑執行について

2006年12月25日 22時10分20秒 | エトセトラ
 きょう、今年になって初めての「死刑執行」があったというニュースが流れていました。 

〔3拘置所で4人に死刑執行〕(12月25日 読売新聞)
 東京、大阪、広島の各拘置所で25日午前、殺人罪などで死刑が確定した4人に刑が執行された。死刑執行は2005年9月に1人が執行されて以来。
 00年以降は毎年1~3人の死刑が執行されてきたが、4人に対する同時執行は、1997年8月に永山則夫・元死刑囚ら4人に執行されて以来、9年4か月ぶり。杉浦正健・前法相は今年9月までの約11か月間の在任期間中、死刑執行命令書に署名せず、長勢甚遠(ながせ・じんえん)現法相が就任して初めての執行となった。
 執行されたのは秋山芳光死刑囚(77)(東京拘置所)、藤波芳夫死刑囚(75)(同)、日高広明死刑囚(44)(広島拘置所)、福岡道雄死刑囚(64)(大阪拘置所)。法務省は25日、執行の事実と人数だけを発表した。


〔<死刑>確定者が急増 近く100人に達する勢い〕(12月25日 毎日新聞)
 25日に4人の死刑が執行されたことで、収容中の死刑囚は94人になった。厳罰化の流れの中で死刑囚の数は増え続けており、近く100人に達する勢いだ。
 最近の死刑確定者の数を見ると、03年までは年間2~7人程度だったが、04年14人、05年11人と急増。今年は既に、連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚、オウム真理教の松本智津夫死刑囚、奈良女児誘拐殺害事件の小林薫死刑囚ら19人の死刑が確定した。

〔執行は許されない=4人の死刑執行で死刑廃止議員連盟〕(12月25日 時事通信)
 「死刑廃止を推進する議員連盟」(会長亀井静香衆院議員)は25日、「4名の死刑執行に強く抗議する。前法相が死刑をしなかったことを帳消しにするような行為であり、政治的な判断の下に行われたといえる。今回の執行は許されるべきものではない」との声明を出した。

 死刑制度には反対するということを去年の2月に書きましたが、相変わらず私は少数派のようです。
 参考:【 2005年2月21日 タカノ 死刑について
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