こばさん

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WBC日本vsアメリカ

2006-03-13 16:05:50 | WBC


負けた・・・。

だが負けたとはいえ、日本の良さは出ていたと思う。初回、ホームランは出来過ぎだがイチローが突破口を開き、続く2回、フォアボールにバントを絡めて川のタイムリー。つなぎの野球も機能。守りでもピンチを迎えながらも要所を締められた。小笠原、岩村、川の好守も光った。

ただ惜しむらくは8回表、西岡のタッチアップに対するジャッジ。何回見ても離塁に問題はない。試合後の記者会見でも王監督が激高していた。訳の分からない判定ミス。いい流れをつかんだだけに、悔しい思いが残る。

だがまだ終わったわけではない。あと2試合、全力を尽くすのみ。メキシコも強豪であるし、韓国にはこの前敗れた。少しも気は緩められない。この2試合に勝ち、何としても準決勝でもう一度アメリカと戦わなくてはならない。今度こそ叩きのめす。そのためにも次のメキシコ戦、絶対に負けられない。



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WBC2次リーグ

2006-03-12 00:00:01 | WBC


WBC第2ステージの出場国が決まった。

プール1:日本、韓国、メキシコ、アメリカ
プール2:キューバ、ドミニカ、プエルトリコ、ベネズエラ

準決勝を目指し、現地時間12日から新たな戦いが始まる。

日本の初戦はアメリカ。ついにこの日がやって来た。これまで親善試合の色が濃かった日米野球とは訳が違う。国と国が威信をかけて戦う試合。真のワールドシリーズをと求めてきた我々野球ファンの夢がついに叶う。

ここに来てやっと分かった。サッカーの日本代表をあんなにも熱狂的に応援する気持ちが。今まで冷ややかに彼らを横目で見ていたのだが、今度は逆に自分が見られる番。職場の人達からは、もう手が付けられないと放置状態。ということで月曜日は遅めの出勤。日本の勝利を見届けて、興奮が冷めやらぬまま、仕事にならない仕事をする。そんな日が来るのももうすぐだ・・・きっと。



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こば@横浜スタジアム

2006-03-11 21:52:15 | 野球観戦記


今日は横浜スタジアムで野球観戦。半年ぶりのハマスタ。今年もここには何度も足を運ぶことになるだろう。

オープン戦とあって、内野席はどこのエリアへも行きたい放題。それを利用して、一度来てみたかったこの場所に来てみた。





昨年からハマスタの内野スタンドはフェンスがなくなった。グラウンドレベルで観戦でき、フェンスの網目で見づらいということもない。選手との距離が近いのがファンにとってはありがたい。

ファンを大切にすると言えば、試合前にはこんなアトラクションも。



スピードガンコンテスト。一度は僕も挑戦したいもの。

今日のスターティングメンバー。



先週は4番だった村田は、今日は6番。これで多村が帰ってくれば、やっぱり今年も7番が定位置か。

先発ピッチャーは三浦大輔。去年の二冠王だが、今日は調子が全くよくない。コントロールも定まらず、あげく2ランホームランを2本浴びる。2段モーションの修正がまだ上手くいかない様子。

試合の方は、ベイスターズのいいところは全くなし。唯一盛り上がったこの人の登場も、



150km台のボールをヒット、ホームランと簡単に打たれ、追加点を許してジ・エンド。こちらも2段モーションの修正に時間を要する模様。

ところで今日のベイスターズの相手は、ライオンズ。今日で6連勝と調子がいい。弱い弱いホークスとは大違い。そのホークスは来週西武ドームでライオンズ戦。でも同じ時間帯に、必ず日本が出場するWBC準決勝。どちらを取るか、うーん、悩みどころ。



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こば@なんばパークス

2006-03-10 23:59:59 | 野球好き
大阪でもう一つ訪れたところが、ここなんばパークス。大阪球場の跡地に造られた複合商業施設。この7階に南海ホークスのメモリアルギャラリーがある。ほんの一角ではあるだが、南海ホークスの歴史を垣間見ることができる。

まず階を上がる前に目撃するのが、



かつてホームプレートがあった場所につくられたモニュメント。この先にはピッチャープレートもある。そしてエレベーターで上がると待ち受けているのが、



あぶさん。ある意味ホークスの選手の中で一番の有名人。

その先には、優勝したときのチャンピオンフラッグ、カップ、故杉浦監督のユニフォームが並ぶ。





そして南海ホークその年表。



強かった時代、弱かった時代、酸いも甘いも知るホークスの歴史。弱かった南海ホークスの方が印象に強い僕にとっては、通算で見ると勝ち星の方が多いことに少々驚き。

さらに、



ホークスで活躍した打者、投手、野手の写真。映像でしか知らない選手、生で見たことのある選手、いずれもホークスの歴史をつくった選手ばかり。

ざっとこんなところであるが、ホークスの原点はここにある。つまり「南海ホークス」というチームを失い悔しい思いをした人達がいるのである。チームを失った悔しさは、我々福岡県人もかつて味わった。我々がなすべきこと、それは今のソフトバンクホークスを愛し続けること。そのことが、南海ホークスを失った人達に対する礼儀であり義務である。ホークスに対する愛情がより深まった今度の大阪行きだった。



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こば@広島市民球場

2006-03-09 01:57:28 | 野球観戦記
続いて広島編。広島に来るのは中学生のときの修学旅行以来で22年ぶり3回目。広島ではもちろん広島市民球場へ。ただしここに来たのは初めて。



感想は・・・かなり古い。古いと言うより、座席も売店もどことなくさびれ気味。来る前は神宮と同じくらいの感覚でいたが、ちょっと比べものにならない。カープの観客動員数は12球団中最下位あたりだったと思うが、それも納得できる。また来たいと思わせるような魅力に欠ける。ファンの心をつかむ球場作りというのも、球団には求められると思う。

ただそんな中で、一人の職人を発見。



内野グラウンドに水をまくグラウンドキーパー。あまりにもゆったりとまいているので試合開始に間に合うのかと心配になるくらいだったのだが、そこはさすがにプロ。まさに計算通り時間前に仕事を終えた。こういう人達がプロ野球を支えていることも忘れてはいけない。土のグラウンドが少なくなった今、貴重な存在である。

さてこの日のカードはカープ対ベイスターズ。セリーグの中ではべイスターズがお気に入り。この日も都会人面して熱き星たちを応援。スターティングメンバーは、



4番に座るのは、男・村田。佐伯、多村を欠いているとはいえ、嬉しい抜擢。王JAPANとの壮行試合で松坂からホームランを打ったときの人。将来的にはクリーンアップを打たなくてはいけない選手。オープン戦だけに終わらないことを期待。

その村田が初回にタイムリーヒット。



早速4番としての働きを見せてくれた(写真は別の打席)。

直後のカープの攻撃では、前田が犠牲フライ。



沈着冷静なベテランの味。



こちらもいぶし銀。ガニ股度も上がった気がする。

試合の方は8回裏、嶋の決勝ホームランでカープの勝ち。球場のほぼ9割がカープファンだったので、皆の喜ぶ形に。今度広島に来るときには、もうドーム球場になっているかも。



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こば@大阪ドーム

2006-03-07 00:00:01 | 野球観戦記
うちの会社は今の時期に交替で連休が取れ、おまけに誕生日で飛行機が安いので、それを利用して大阪と広島に行ってきた。ただ今思えば、WBC3日連続観戦というのも良かったかも。特に韓国戦は見たかった。まあ仕方ない。で、今回はそのうちの大阪編。

大阪は去年に続いて人生2度目。去年は甲子園に行ったのだが(甲子園は大阪じゃないっていうツッコミはなしで)、今回はここ。



大阪ドーム初見参。これでまだ行ったことのないドーム球場は札幌のみに。何とか今年中に行ってみたいものだけど。

この日のカードはバファローズ-タイガース戦。特にこの試合が見たかったわけではなく、大阪ドームに来てみたかったというのが一番。とは言え生まれてきたときはタイガースファンだったので、たまにそのDNAが騒ぎだすことがある。そのためこの試合も何となくタイガースびいき。

そしてこの試合は、



故仰木監督の追悼試合。球場内には仰木監督メモリアルの写真も飾ってあった。



そして試合前のスクリーンに、ファンから仰木監督へのメッセージが流される。



「仰木監督、夢をありがとう」「長い間お疲れさまでした」などなど。もしも自分だったらどう声をかけるか考えていたら、自然と涙が。それだけ仰木監督からもらった感動が大きかったのだろう。改めて、仰木監督ありがとう。

さて、初めての大阪ドーム。



最初の印象は、明るいということ。福岡ドームや東京ドームよりも数倍明るい。



座席も座りやすくて良かった。今まで行ったことのある球場の中でも上位に入れたいくらい快適。また来てみたいと思わせる球場だった。

試合の方は8対5でバファローズの勝ち。3回に打者一巡の猛攻で勝利を収めた。ただこの試合、一番の注目だった清原が体調不良のため欠場。皆この人を見に来たはずなのに・・・。「清原出て来んかい!」という訛りの強いヤジがあちらこちらで飛び、ああ大阪だと実感。今度はいつ行こうかな。



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WBC第3日目

2006-03-05 23:59:59 | WBC


やられた・・・。

アジアの覇権を握るためには絶対に負けられない試合。
アメリカに勝つためには絶対に負けられない試合。
世界一を目指すならば絶対に負けられない試合。

だが我々は負けた。

今日の敗因は、一つ一つ上げていけばいくつも出てくるだろう。松中の不発、西岡のバント失敗、石井の失投・・・。

しかしそんなことよりも、どこか気の緩みがあったように思える。1回、2回と得点を上げた時点で、過去2試合と同じような展開になることを想像し、もう勝利を得たような気になっていた。そして何もかも空回り。その一番が、フライアウトの多さ。大きい当たりを狙いすぎて力が入りすぎている。

開幕前、しきりに「スモールベースボール」という言葉が叫ばれた。“つなぐ”が日本野球のテーマ。しかし過去2試合の大勝で、そのことをすっかり忘れてしまっていた。選手もファンも。

もう一度原点に帰ろう。二次リーグで失敗を繰り返さないために。今日の屈辱を明日の栄光へとつなげよう。韓国とはまた対戦の機会がある。そのときこそは日本の“強さ”を見せつけるときである。



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WBC第2日目

2006-03-04 22:47:02 | WBC


大阪話はまた後日ということにして、今日もやっぱりWBC。

今日はいろんなことがありすぎて絞って書けないけれど、初回の多村の3ランは効いた。打った瞬間にそれと分かるどでかい一発。隠れベイスターズファンの僕としても鼻高々。この調子で今年こそはホームラン王を狙ってほしい。

ただその3ランも、またも西岡のヒットから導かれたもの。本当に凄い男だ。マリーンズの公式HPにある西岡のプロフィールを見ていたら、今年の目標に「トリプルファイブ(50盗塁、5本塁打、5回お立ち台)」とあった。昨日今日と2日連続のお立ち台。もうすでに2回達成。シーズンが始まったら、あと3回で済んでくれればいいけど・・・。

今日一つ気がかりのは、コバヒロ劇場よりも、松坂の後に投げるはずだった和田が登板しなかったこと。明日に回したのか、それとも何かあったのか。気になって気になって今日は眠れない。

二次リーグ進出という最低限の目標はクリア。ただ我々の目標はそんなちっぽけなものではなく、目指すはアジアラウンド3連勝。それも「向こう30年日本には手が出せない」と思わせるには、明日の韓国戦もコールド勝ちしたいところ。加えて明日期待したいのが、

①松中のホームラン
②俊介-杉内の完封リレー
③イチローのレーザービーム
④ツヨ&ムネの盗塁合戦

明日はどんな結末が待っているのか。興奮でやっぱり今日は眠れない。

・・・大阪あきちゃった。明日はどこへ行こうかな。



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WBC第1日目

2006-03-03 23:59:00 | WBC
ついにこの日がやって来た。ワールド・ベースボール・クラシック開幕。お知らせしていた通り、この歴史的な日、僕は2試合とも観戦してきた。これから長く続いていくであろうこの大会。その初日に立ち会えたことは、末代までの勲章となる(はず)。

まずは第1試合、韓国-台湾戦。



この試合がまさに「WBC開幕戦」。すべての歴史はここから始まる。

ただ試合の方は、お世辞にも良かったとは言えない。2対0と一見引き締まっているかのようだが、どちらかと言えば拙攻という感じ。両チームともチャンスをつかむものの決定打が出ない。4回、5回にそれをものにした韓国が得点を上げ、かろうじて逃げ切った。これから日本と対戦する両チーム。取るべきところはしっかりと点を取っていかないと、日本には太刀打ちできない。

ところで皆さんが気になるであろう、客の入り。確かにほとんど入ってない。それでもそれぞれの国の応援団を組んでいて、韓国側がこちら、



そして台湾側がこちら。



特に台湾側は緑のメガホンを持って団結力を見せていた。人数からしても、盛り上がり方は韓国以上。日本は明日、その台湾戦。案外気になる存在かも。


――――――――――


そしてメインの第2試合、日本-中国戦。この試合は3階席で観戦。東京ドームの3階席で観戦するのはこれが初めて。3階席からの眺めは、



こんな感じ。思っていたほど選手は小さくなかったし、むしろボールの軌道がよく見えて堪能できたくらい。写っているのはバッターイチローの場面。そういえば生イチローはこれが初めて。それにしても、イチローが打席に入ったときのフラッシュは凄い。「イチロー!」コールも、どの選手よりも一段と大きい。何だかんだ言っても、やっぱり王JAPANはこの選手を中心に回っている。

こちらが栄えある先発メンバー。



&宗。壮行試合での活躍でいよいよ全国区になった我らのムネリン。さらなる野球界の発展のために、このWBCでも活躍して、女性の心を(?)がっちりつかんでほしい。

序盤は静かな立ち上がり。その中で目立った働きを見せてくれたのが、



我らの信彦。2塁打が2本。特に2本目は外野の捕球ミスの隙をついた好走塁。1本目も3塁に進んだ後、浅い外野フライでホームに還ってきた。今日は打だけでなく足でも存在感をアピール。短期決戦にも強いところを見せてくれた。

2点は取ったものの、犠牲フライと内野ゴロの間の得点。何となくスカッとしない。そうこうしているうちに、出塁は許すものの得点は与えなかった上原が、何とホームランを打たれて同点に。ドーム内に重苦しい空気が漂った。

しかしそれを一掃してくれたのがこの男。



西岡!西岡!ある意味この大会の鍵を握っていると勝手に思っているのが、この選手。彼は何をやらせても上手い。走らせても良いし、守らせても良い。打つ方もねちっこい。この大会は投球制限があるが、西岡なら一人で10球粘ってくれる。でも、まさかホームランとは・・・。しかしこのホームランでドーム内の雰囲気は一変した。

あとはもう日本のなすがまま。取りも取ったり18得点。しかしそれよりも注目したいのが、上原の後を継いだ清水の好投。何と言ってもテンポがいい。ポンポンとストライクをとっていく。3イニング投げたけれども、そんなに球数はいってなかったはず。上原や松坂よりも、案外活躍してくれるかもしれない。それにしても、西岡、清水・・・マリーンズは今年も手強そうだ。

3連勝に向けて好発進の王JAPAN。イチローは「向こう30年、日本に手は出せないなという感じで勝ちたい」と言っていたが、前半のモタモタ感を差し引いて、15年くらいは敵わないと思わせただろうか。明日は台湾戦。調子はいまひとつだが、それでもやはり松坂に期待!

・・・楽しみにしていたことが一つ終わった。明日はどこか行ってこようかな。



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開幕前夜

2006-03-02 21:22:01 | WBC
いよいよ明日WBCが開幕。野球ファンになって30年。待ちに待った国別対抗世界一決定戦。開催までには紆余曲折あったが、ついにその幕が切って落とされる。

このWBCを、アジアラウンドはもちろんのこと他の地域のラウンドも全試合放送するのが、J SPORTS。CS加入者は必見である。そのJ SPORTSで現在、WBCのプロモーションCMが流されている。王監督を筆頭に出場選手がWBCに懸ける想いを語っているのだが、開幕を明日に控えて我々ファンも気持ちを盛り上げていくために、その一部をご紹介しよう。


「野球界をもっともっと盛り上げると言うか、世界のスポーツにするためにも、この第1回というのはものすごく大事だと思う」
「アジアを代表する日本の野球がこんなものだというのを世界に知ってもらうにも、そうそうたるメンバーを選んで日本の野球の良さをアピールしないといけない」




「自分が今の時代に野球をしていることは運命だと僕は思っている」
「純粋に、野球人として参加したい、これだけなんですよ」
「応援したくない人だって選手の姿を見て応援したくなるようなことをしなくてはいけない」



「いつまでも選ばれたいですね、全日本には」
「十分世界一になれる力、僕らは持っていると思います」



「体の大きくない野球選手、将来プロを目指している人たちに、僕みたいな体でもこういう舞台に立てるんだよという勇気を与えられればいいなと思います」
「目標は世界一です」



「日本代表として行くわけですから、胸を張って気持ちを前面に出してやるしかないかなと思ってます」
「気迫あふれるプレーというのを一番にやっていきたいので、そこを見てほしいですね」



「日本のために戦わないといけないということなので、勝つためにどうしたらいいかということだけを考えると思う」
「シーズンのプレッシャーとは比べるものにはならない。ただ、ものすごくいワクワクするものがあります」


さあ、いよいよ開幕。明日は2試合とも観戦予定。この歴史的な日に自分も参加できる喜び。野球ファンであることをかみ締めてこようと思う。歴史的な日にふさわしいプレーを期待して。



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あぶさん伝説(3)

2006-03-01 01:46:36 | 野球好き
『あぶさん』26巻第8章のんべ景虎――
「酒造りでもそうだと思う。人がどんな味を喜ぶかと考える前に自分の好きな味をつくることが出発点だ。そしてその味に合う人が買えばそれでいい」

あぶさん (26)

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今回は前回書いた1年前の82年の話。

この年がプロ入り10年目のあぶさん。代打として、パリーグのみならずプロ野球界において確固たる地位を築いていた。開幕前には待望のジュニア(のちに近鉄入りする景虎)も誕生し、公私ともに順調だった頃。

開幕戦に始まり、積み重ねるホームラン数31本。驚くことなかれ、それがすべて代打でのホームラン!最終戦までホームラン王争いを演じ、惜しくも1本差でタイトルを逃した。

この頃は1シーズン130試合。そのうち何試合に出場したのかは定かではないけれども、仮に全試合出場したとすると、打席数は130。130÷31で、4.2打席に1本の割合。先発出場すると1試合約4打席であるから、全試合フルイニング出場したとすれば、実に130本打つ計算になる。まさに神がかり的数字。と言うか漫画チック(漫画だけど)。でもこの男ならやっておかしくはない。それだけの迫力を持つあぶさん。おそるべし。

ちなみに、あぶさんを抑えてホームランキングに輝いたのは、この年初めて三冠王を獲った落合博満。



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