こばさん

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WBC第1日目

2006-03-03 23:59:00 | WBC
ついにこの日がやって来た。ワールド・ベースボール・クラシック開幕。お知らせしていた通り、この歴史的な日、僕は2試合とも観戦してきた。これから長く続いていくであろうこの大会。その初日に立ち会えたことは、末代までの勲章となる(はず)。

まずは第1試合、韓国-台湾戦。



この試合がまさに「WBC開幕戦」。すべての歴史はここから始まる。

ただ試合の方は、お世辞にも良かったとは言えない。2対0と一見引き締まっているかのようだが、どちらかと言えば拙攻という感じ。両チームともチャンスをつかむものの決定打が出ない。4回、5回にそれをものにした韓国が得点を上げ、かろうじて逃げ切った。これから日本と対戦する両チーム。取るべきところはしっかりと点を取っていかないと、日本には太刀打ちできない。

ところで皆さんが気になるであろう、客の入り。確かにほとんど入ってない。それでもそれぞれの国の応援団を組んでいて、韓国側がこちら、



そして台湾側がこちら。



特に台湾側は緑のメガホンを持って団結力を見せていた。人数からしても、盛り上がり方は韓国以上。日本は明日、その台湾戦。案外気になる存在かも。


――――――――――


そしてメインの第2試合、日本-中国戦。この試合は3階席で観戦。東京ドームの3階席で観戦するのはこれが初めて。3階席からの眺めは、



こんな感じ。思っていたほど選手は小さくなかったし、むしろボールの軌道がよく見えて堪能できたくらい。写っているのはバッターイチローの場面。そういえば生イチローはこれが初めて。それにしても、イチローが打席に入ったときのフラッシュは凄い。「イチロー!」コールも、どの選手よりも一段と大きい。何だかんだ言っても、やっぱり王JAPANはこの選手を中心に回っている。

こちらが栄えある先発メンバー。



&宗。壮行試合での活躍でいよいよ全国区になった我らのムネリン。さらなる野球界の発展のために、このWBCでも活躍して、女性の心を(?)がっちりつかんでほしい。

序盤は静かな立ち上がり。その中で目立った働きを見せてくれたのが、



我らの信彦。2塁打が2本。特に2本目は外野の捕球ミスの隙をついた好走塁。1本目も3塁に進んだ後、浅い外野フライでホームに還ってきた。今日は打だけでなく足でも存在感をアピール。短期決戦にも強いところを見せてくれた。

2点は取ったものの、犠牲フライと内野ゴロの間の得点。何となくスカッとしない。そうこうしているうちに、出塁は許すものの得点は与えなかった上原が、何とホームランを打たれて同点に。ドーム内に重苦しい空気が漂った。

しかしそれを一掃してくれたのがこの男。



西岡!西岡!ある意味この大会の鍵を握っていると勝手に思っているのが、この選手。彼は何をやらせても上手い。走らせても良いし、守らせても良い。打つ方もねちっこい。この大会は投球制限があるが、西岡なら一人で10球粘ってくれる。でも、まさかホームランとは・・・。しかしこのホームランでドーム内の雰囲気は一変した。

あとはもう日本のなすがまま。取りも取ったり18得点。しかしそれよりも注目したいのが、上原の後を継いだ清水の好投。何と言ってもテンポがいい。ポンポンとストライクをとっていく。3イニング投げたけれども、そんなに球数はいってなかったはず。上原や松坂よりも、案外活躍してくれるかもしれない。それにしても、西岡、清水・・・マリーンズは今年も手強そうだ。

3連勝に向けて好発進の王JAPAN。イチローは「向こう30年、日本に手は出せないなという感じで勝ちたい」と言っていたが、前半のモタモタ感を差し引いて、15年くらいは敵わないと思わせただろうか。明日は台湾戦。調子はいまひとつだが、それでもやはり松坂に期待!

・・・楽しみにしていたことが一つ終わった。明日はどこか行ってこようかな。



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