何となく上手くいかないまま、ふて寝しようと布団に潜ると・・・
頭の上で何かカサカサ音がします!
何だろう?
天井板を叩いてみると・・・
カサカサ音が移動します!
暫くバタバタしていると、板の隙間から小鳥の足が見えました!
スズメが入り込んでいるようです。
そうか、軒下と壁の隙間をまだ埋めていなかった。
という訳で、朝から軒下と壁の隙間にネットを張りました、これでスズメは侵入できない。
でも虫はノーガードなので、春までには軒下に板を張らないとなぁ~
なんて現実逃避していましたが、スズメ対策の後は、フロントフォークオーバーホールの続きです。
サービスマニュアルには、フォークシリンダホルダアダプタという特殊工具をフォークの内側から突っ込んで外すとあります。
それではWebでフォークシリンダホルダアダプタを調べて自作できないかと色々試してみます。
最初はアルミブロックの削り出してフォークシリンダホルダアダプタ同じ形状にして手元にあった鉄の棒にタップを立ててネジ止めしてみましたが、アルミが柔らかすぎなのか上手く外せません。
それでは鉄の棒の先にロングナットを入れ、ロングナットを削り出してみましたが、これもダメです。
もうどうにもならない・・・
最後にWebでトッププラグを外す前にインパクトで外している例があったので、ダメ元で何となくやってみました。
スプリングの抵抗が加わるように押し込みながらインパクトを回すと・・・
外れてくれました。
シリンダユニットとスプリングが出てきました。
この後、インナーチューブとアウターチューブを外側に引っ張ると...
オイルシールが外れました。
そのままインナーチューブを引っ張って外すことができました。
この後、各パーツを綺麗にしてから今度は組み立てです。
ここからは逆の手順になるので写真はありません。
インナーチューブの先にガイドブッシュ、ワッシャ、オイルシールを取り付けます。
シリンダユニットにバネを入れてインナーチューブに入れます。
インナーチューブの先ぁら出てきたシリンダユニットの先にスプリングとシリンダベースを取り付けます。
組み上げたインナーチューブをアウターチューブに入れてオイルシールを打ち込みます。
オイルシールの打ち込みも調べると色々参考になるものがあります。
打ち込みが完了したら、リテーニングリングを取り付けて、ダストシールを入れます。
この後、マニュアルにはありませんが、一旦スプリングを入れてトッププラグを締めこみますが、今回はすぐに外すのでレンチで外せる程度にしておきます。
フォークをひっくり返してアレンボルトガスケットとアレンボルトをインパクトレンチで押し込みながら締め、規定トルクの29Nmで締め込みます。
アレンボルトをしめたらトッププラグを外してスプリングを取り出します。
フォークを縮んだ状態にしてフォークオイルを入れ、数回フォークをほんの少し伸ばしたり縮めたりした後、縮めた状態でこのまま空気が抜けるまで暫く放置します。
その間に、チューブとパイプとPFA洗浄瓶とゴム栓を使って工作をします。
出来上がったのはこんな感じ、フォークオイルレベルゲージです。
ゴムに通したパイプの長さを差し金で規定値に合わせればOK、PFA洗浄瓶を潰してオイルを吸い上げて、吸い込まなくなれば規定油面になるという事です。
このゲージを使ってオイルレベルを規定値に合わせた後、スプリング、スプリングシート、カラーを入れてトッププラグを締め込んでフロントフォークのオーバーホールは完了です。
後は、フロントフォークをバイクに取り付け、フェンダー、タイヤ、キャリパー、スピードメータケーブルを取り付けて、ブレーキの当たりを付ける為にブレーキレバーをニギニギして作業完了です。
うろ覚えだけど、反対側を引っ張りながら
ネジ回して抜いたんだっけな?
滅多にやらない作業はブログ見ないと
思い出せん
インナーチューブを引っ張るのも大変そうですよね。
一番楽な方法をって言っても次にいつやるのかわからないので忘れちゃう予感がします。