デンマークの教育・社会に興味をもち留学していました。そこで学んだこと、感じたこと。そして今、日本で感じること。
From Denmark
続 デンマークの子育て・人育ち~澤渡夏代ブラント
![]() | デンマークの子育て・人育ち―「人が資源」の福祉社会 澤渡 夏代ブラント 大月書店 2005/11 |
それにして
出生率も非常に高く (デンマーク1.78、EU平均1.5、日本は1.29)
そして、
幸福度世界NO1の国(ルクセンブルクの大学の調査結果)。
そしてその満足度は
「自分の人生を自分で決定できること」にあり
それは
自立した人間像と
個の尊重に始まるとのこと。
デンマークでのご自身の子育て、孫育て(?)のエピソードや事例からは
学ぶこと改めて気づくことも多い。
また、この本はただその体験談紹介でなく
その意義までしっかりと述べられている。
※例えば、日本では危険ということで子どもから遠ざけているナイフや危険場所に対する
デンマークでのアプローチは全く違う、
そのアプローチの方法と教育的意義など。
これが例えば、一人で服を着るということにつながり、家族の絆につながり
自立・主体性ということにつながる様子。
(モンテッソーリでいう正常化のプロセスと全く同じと思った。)
このように
体験談と論が両立している。
体験談だけでない
机上の論だけでない。
だから非常に説得力がある。
●バイリンガルを育てた工夫
●森の幼稚園
●デンマークの性教育
●男女参画社会
●デンマークの進路相談の話題
●家庭教育と社会との連携
●自立している高齢者
などの話題も非常に興味深い。
ところで
社会システムも数多く紹介されているが
この本を読むと社会システム(ハード面)を真似るだけでなく
そこで行われている子どもへのアプローチ(ソフト面)が
いかに重要かということをつくづく再認識できる。
多くの場合、社会システム、教育システムばかりに
目が行きがちだが、(簡単例で行くと1クラス何人とか)
クラスの人数うんぬんより
そこでどのような教育が実践されているかこそが重要なのであって、
クラスの人数を減らしたところでやってること一緒ならたいした変化はない。
何のためにクラスの人数を減らすのかというのが最も重要。
結局、システムとは何かの目的のための手段であって
手段ばかり真似ても、その中身が伴わないと意味がない。
そのデンマーク流の家庭でのアプローチの実践例、そしてその解説が
理解できるこの本は非常に価値があると思う。
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i-mode
最近、英語について書いた。
そこでいいったかったのは
英語ができてもコミュニケーションができるとは限らない
人間のもっと根本的な部分がもっと重要だということ。
で、GYAOって無料のインターネットのテレビ??を見てて
i-modeの夏野剛氏が同じこと言ってて驚いた。
日常だけでなく、ビジネスにおいても
国際会議の際に
英語のスキルよりも、人間性が重要とのこと。
i-modeの世界会議でまさかと思うけど
当事者が言っている。
日常生活ならともかく
世界でトップレベルのビジネス会議で
英語スキルでなく、人間性で議論したと。
もちろん英語スキルは重要と思う。
ただ、英語スキルは後である程度挽回可能なのものだと思う。
一方、人間のより根本的なものは
幼少期からの積み重ね。
知識・スキルも大事だけれど、
もっと重要視すべきものがあることを忘れてはいけないと思う。
夏野氏の対談番組↓
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0006312/
ところで、このGYAO
無料でここまでいいコンテンツが見れるなんて思わなかった。
けっこうはまってます。
そこでいいったかったのは
英語ができてもコミュニケーションができるとは限らない
人間のもっと根本的な部分がもっと重要だということ。
で、GYAOって無料のインターネットのテレビ??を見てて
i-modeの夏野剛氏が同じこと言ってて驚いた。
日常だけでなく、ビジネスにおいても
国際会議の際に
英語のスキルよりも、人間性が重要とのこと。
i-modeの世界会議でまさかと思うけど
当事者が言っている。
日常生活ならともかく
世界でトップレベルのビジネス会議で
英語スキルでなく、人間性で議論したと。
もちろん英語スキルは重要と思う。
ただ、英語スキルは後である程度挽回可能なのものだと思う。
一方、人間のより根本的なものは
幼少期からの積み重ね。
知識・スキルも大事だけれど、
もっと重要視すべきものがあることを忘れてはいけないと思う。
夏野氏の対談番組↓
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0006312/
ところで、このGYAO
無料でここまでいいコンテンツが見れるなんて思わなかった。
けっこうはまってます。
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企業の人材マネジメントの観点から、英語の小学校での必修を考える
前回に英語について書いたことの続き
企業の人材マネジメントの勉強をしてると
前回書いたことに非常に通じるものだった。
さらに企業の教育とこどもの教育本当に関連づけて学ぶと
本当に理解できてくる。
ある方から両方していることの相乗効果を聞いたことがあるが
まさに今回改めて実感した。
この講義が何だったかというと
その人材マネジメントの権威は
従来、日本企業はスキル(知識とか)、頭の良さばかり評価してきたと
でもスキルだけあっても成果はでないと言う。(英語はスキル)
スキルを使う行動特性思考特性が重要。
また、その元になるMOTIVATION。
これは少年期に形成されるのだとか。
私のデンマークの経験で考えても
デンマーク人のスキルは低い。
つまり知識レベルはひくい。
それはPISA(世界の学力テスト)のレベルが低いことを考えてもわかる。
だが、世界一の生活満足度と世界トップクラスの経済。
日本の方がPISAは高いが上記のいずれもデンマークの方が上。
彼らはそれほど知識はないが
ATTITUDEやMOTIVATIONは本当に非常にいいと感じた。
主体的に学ぶ。考える。発言する。コミュニケーションをする。などなど。
これらができれば、未知の困難な場面に遭遇しても
乗り越えれることは自明。
デンマークの経済成長も豊かな社会形成などを物語っている。
ところで、英語の小学校から必修になるらしい。
英語スキルは必要だと思うし、日本の英語スキルは低い。
私もあれだけ英語勉強したのに、現状本当にひどい。
ただ、
スキルは時代が変われば、役に立たなくなるし
スキルを持っていても
それを使えるかどうかは別の能力の問題。
英語力があっても
モノゴトを常に考えて自分の意見を持とうとか
人の話を聞いて理解しようとか
異文化に触れようとか
コミュニケーションを取ろうとか
発言しようとか
そういう姿勢がなければその英語力は活かしきれない。
実際、日本の教育に足りないものとして
英語スキルも大事だけど最も欠けているのは"モノゴトに向かう姿勢"と思う。
つまり、学力よりもどう学ぶかの方が重要だし。
英語のスキルがあっても
発言するとか人の意見を聞くとか、これって多様性を認めるという姿勢だったり
自分の考えを持つということ、自分で考えるということ
主体的に学ぶこととか
こういう"姿勢"が欠けていると思う。
(Attitudeとか行動特性思考特性とか色々な言い方はあるが)
実際、企業でも重要になっていることは
スキルや頭がいいだけでなく
この"姿勢","Attitude"の部分だとのこと。
スキルや頭がいいだけでは、成果は出せない。
それは今の日本の現状をみれば納得できる。
実際、英語が全くといってできない人が
英語必須の世界一流の外資系会社に内定をもらったのを知っている。
TOEICなどなしで。
彼はこれからでも英語を学べるということを面接で伝えたのだという。
まさにスキルでなく、彼の"行動特性"を伝えたのだろう。
そして、これらのモトになるのが
モチベーション。
モチベーションマネジメントというのが最近ビジネス界でもよく聞く。
また、どのようなモチーベーションを持つかは、
少年期にほぼ形成されるのだという。
少年期に"自ら主体的に学ぶ"というモチベーションを
持った人間は以後主体的に自己成長し続けるだろう。
とにかく
英語を小学校で必修にすることは賛成だが
(ただどのようなプログラムにするかは非常に重要だと思うけど、
やればいいってもんじゃないし)
英語というスキルだけできても仕方がない
もっと大事な部分を忘れてはいけないと思う。
企業の人材マネジメントの勉強をしてると
前回書いたことに非常に通じるものだった。
さらに企業の教育とこどもの教育本当に関連づけて学ぶと
本当に理解できてくる。
ある方から両方していることの相乗効果を聞いたことがあるが
まさに今回改めて実感した。
この講義が何だったかというと
その人材マネジメントの権威は
従来、日本企業はスキル(知識とか)、頭の良さばかり評価してきたと
でもスキルだけあっても成果はでないと言う。(英語はスキル)
スキルを使う行動特性思考特性が重要。
また、その元になるMOTIVATION。
これは少年期に形成されるのだとか。
私のデンマークの経験で考えても
デンマーク人のスキルは低い。
つまり知識レベルはひくい。
それはPISA(世界の学力テスト)のレベルが低いことを考えてもわかる。
だが、世界一の生活満足度と世界トップクラスの経済。
日本の方がPISAは高いが上記のいずれもデンマークの方が上。
彼らはそれほど知識はないが
ATTITUDEやMOTIVATIONは本当に非常にいいと感じた。
主体的に学ぶ。考える。発言する。コミュニケーションをする。などなど。
これらができれば、未知の困難な場面に遭遇しても
乗り越えれることは自明。
デンマークの経済成長も豊かな社会形成などを物語っている。
ところで、英語の小学校から必修になるらしい。
英語スキルは必要だと思うし、日本の英語スキルは低い。
私もあれだけ英語勉強したのに、現状本当にひどい。
ただ、
スキルは時代が変われば、役に立たなくなるし
スキルを持っていても
それを使えるかどうかは別の能力の問題。
英語力があっても
モノゴトを常に考えて自分の意見を持とうとか
人の話を聞いて理解しようとか
異文化に触れようとか
コミュニケーションを取ろうとか
発言しようとか
そういう姿勢がなければその英語力は活かしきれない。
実際、日本の教育に足りないものとして
英語スキルも大事だけど最も欠けているのは"モノゴトに向かう姿勢"と思う。
つまり、学力よりもどう学ぶかの方が重要だし。
英語のスキルがあっても
発言するとか人の意見を聞くとか、これって多様性を認めるという姿勢だったり
自分の考えを持つということ、自分で考えるということ
主体的に学ぶこととか
こういう"姿勢"が欠けていると思う。
(Attitudeとか行動特性思考特性とか色々な言い方はあるが)
実際、企業でも重要になっていることは
スキルや頭がいいだけでなく
この"姿勢","Attitude"の部分だとのこと。
スキルや頭がいいだけでは、成果は出せない。
それは今の日本の現状をみれば納得できる。
実際、英語が全くといってできない人が
英語必須の世界一流の外資系会社に内定をもらったのを知っている。
TOEICなどなしで。
彼はこれからでも英語を学べるということを面接で伝えたのだという。
まさにスキルでなく、彼の"行動特性"を伝えたのだろう。
そして、これらのモトになるのが
モチベーション。
モチベーションマネジメントというのが最近ビジネス界でもよく聞く。
また、どのようなモチーベーションを持つかは、
少年期にほぼ形成されるのだという。
少年期に"自ら主体的に学ぶ"というモチベーションを
持った人間は以後主体的に自己成長し続けるだろう。
とにかく
英語を小学校で必修にすることは賛成だが
(ただどのようなプログラムにするかは非常に重要だと思うけど、
やればいいってもんじゃないし)
英語というスキルだけできても仕方がない
もっと大事な部分を忘れてはいけないと思う。
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都村長生
都村長生さん。
様々な社会問題に鋭い意見をされている。
著書を何冊か読んだけど、非常におもしろい。
このように社会問題を考えていければいいなあと思う。
著書の「なんしょんな香川」には
デンマークと日本の高齢者や教育などを比較し
わかりやすく日本の本質的問題を示し
それに対する解決策を提示されている。
下記のサイトは長生塾という
都村長生さんが主催するサイト内のものだが
様々な社会問題に意見されている。
少子化、ライブドア、中国・北朝鮮問題
プロ野球などなど、などなどなど。
ほんとーにありとあらゆる問題を扱っている。
物事をどのように考えるか非常に参考になる。
http://www.choseijyuku.jp/webqa/member/mwebqamain.htm
著書の入手が困難のことが残念だが
(本当に価値ある一冊なのに本当に残念!!)
世田谷区、葛飾区などの図書館にはあるようだ。
長生塾
http://www.choseijyuku.jp/
様々な社会問題に鋭い意見をされている。
著書を何冊か読んだけど、非常におもしろい。
このように社会問題を考えていければいいなあと思う。
著書の「なんしょんな香川」には
デンマークと日本の高齢者や教育などを比較し
わかりやすく日本の本質的問題を示し
それに対する解決策を提示されている。
下記のサイトは長生塾という
都村長生さんが主催するサイト内のものだが
様々な社会問題に意見されている。
少子化、ライブドア、中国・北朝鮮問題
プロ野球などなど、などなどなど。
ほんとーにありとあらゆる問題を扱っている。
物事をどのように考えるか非常に参考になる。
http://www.choseijyuku.jp/webqa/member/mwebqamain.htm
著書の入手が困難のことが残念だが
(本当に価値ある一冊なのに本当に残念!!)
世田谷区、葛飾区などの図書館にはあるようだ。
長生塾
http://www.choseijyuku.jp/
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ならNPOプラザ
ならNPOプラザ主催の
世界の子育て講演会にいってきた。
講師は澤渡夏代ブラントさん(この方に関しては前回前々回の書いた。)
デンマークの
・「自分で物事を考え判断できる自立した人物像」
・「自分の人生を自分で決定できること」(そのような人と環境)
について、多くの事例を話された。
参加したのは、
主に現役のお母さんと子育ての活動に関わる方々。
大学生さんも参加されていた。
話を聞きながら
正直、私はデンマークも知らない人たちが
澤渡さんの話を聞いて伝わってるのだろうか?と疑問だった。
ところが心配には及ばず。
懇親会で話を聞いていると
本当に目からうろこ状態でみんな感動していた。
体中が震えるほど何かやっと見つけていたものを見つけたというような感じだった。
と、同時に私はうれしくなった。
これほど多くの人がデンマークの教育の素晴らしい部分に感銘を受けるのだと。
そして、なにより驚いたのは
主催のならNPOプラザの方に対して。
あまりにも澤渡さんの講演に対する理解がとても深いコメントされるので
てっきり以前からのお知り合いなのだと思っていたのだが
今回が初対面だという。
この方たちもまったく別のところで
同じことを感じ、同じことを大事だと
考え活動されている。
大事なことをしっかりと捉え活動されている方々に出会いいい1日だった。
このNPOにはインド、ブラジル、ケニアなどから
移住されてきた方も加わっているのだが
活動に学校や地域で取り組む国際理解プログラムをされているようだ。
Intenrationl People's Collegeに行っていた私には少し興味がそそられる。
サイトからはその素晴らしさがあまりわからないのが残念。
http://www1.neweb.ne.jp/wb/nara-npo/
世界の子育て講演会にいってきた。
講師は澤渡夏代ブラントさん(この方に関しては前回前々回の書いた。)
デンマークの
・「自分で物事を考え判断できる自立した人物像」
・「自分の人生を自分で決定できること」(そのような人と環境)
について、多くの事例を話された。
参加したのは、
主に現役のお母さんと子育ての活動に関わる方々。
大学生さんも参加されていた。
話を聞きながら
正直、私はデンマークも知らない人たちが
澤渡さんの話を聞いて伝わってるのだろうか?と疑問だった。
ところが心配には及ばず。
懇親会で話を聞いていると
本当に目からうろこ状態でみんな感動していた。
体中が震えるほど何かやっと見つけていたものを見つけたというような感じだった。
と、同時に私はうれしくなった。
これほど多くの人がデンマークの教育の素晴らしい部分に感銘を受けるのだと。
そして、なにより驚いたのは
主催のならNPOプラザの方に対して。
あまりにも澤渡さんの講演に対する理解がとても深いコメントされるので
てっきり以前からのお知り合いなのだと思っていたのだが
今回が初対面だという。
この方たちもまったく別のところで
同じことを感じ、同じことを大事だと
考え活動されている。
大事なことをしっかりと捉え活動されている方々に出会いいい1日だった。
このNPOにはインド、ブラジル、ケニアなどから
移住されてきた方も加わっているのだが
活動に学校や地域で取り組む国際理解プログラムをされているようだ。
Intenrationl People's Collegeに行っていた私には少し興味がそそられる。
サイトからはその素晴らしさがあまりわからないのが残念。
http://www1.neweb.ne.jp/wb/nara-npo/
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デンマークの子育て・人育ち
下記はデンマークの教育に関するお話会に出席された
ある50代の主婦の方の感想です。
--------------------------------------------------------------------------
デンマークにとても興味が湧きました。
子供に対する考え方が、素晴らしい!
日本も昔は、「子供は宝」だったのに。
それと、共働きの国なのに対話時間が長い。
日本は、忙しすぎる。
やはり、物が豊富になった分、対話の時間が失われた気がします。
私達が子供の頃、一つのテレビを家族で囲んで、
家族みんなの様子が分かったし、自然といろいろな話が耳に入ったし、
自分の事を見守ってくれている人が沢山いる事を感じてました。
デンマークは、夕方5時ごろには、家にみんな帰って来る。
そして、食事・育児も協力して、過ごすとのこと。
日本とデンマークとなら、家庭から学ぶ事は全然違うはずです。
それに、保育園もびっくり!
息子が子ども頃、あんな風に遊ばせたいと、よく考えたものです。
真剣に「トムソ-ヤの会」(山や森で遊ぶ会)を
作ることも考えたことがありました。
私が、山の中で探検しながら遊んだ楽しさを、知ってるから…。
子供にもさせたかったなあと思います。
そして
いろいろの選択肢があって、自分で判断し、
決定する事を人生のテ-マにしているのが、凄い。
いろいな人を認め、みんな平等なんですね。
やり直しすることもできる、社会の仕組みとして出来ている。
本当に何が自分にあっているのかを、見つけて自分らしく生きることが出来る。
そして、それを認めてくれる社会がある。ということですね。
久しぶりに、いろいろ考えることが心地よかった。
--------------------------------------------------------------------------
この方は日本で子どもを3人育てられたのですが
その時の子育ての経験と自分が子どもの時育った経験を踏まえたうえで
今回のお話会でデンマークの教育に感じたことが
非常によく伝わってくると思いますので
ご本人に了承を得て掲載させていただきました。
ところで、
この方が出席されたお話会とは
デンマーク社会に関する本も出版され
デンマークと日本の架け橋である
澤渡夏代ブラントさんの日本での講演です。
↓下記は当時の案内より転載
澤渡夏代ブラントさんは北欧に旅行し、向うでデンマーク人と結婚され、
36年間のデンマークの生活の中で3人の子育てをしてこられました。
彼女は日本とデンマークの架け橋となるべく、
日本からの訪問団を医療、教育、社会福祉など各分野について
社会の隅々にまで案内してこられました。
澤渡夏代ブラントさんは
日本で育ち、デンマークで子育てをし、
その経験だけでなく、彼女はデンマークの様々な社会を調査されている。
しかも、実際様々な施設を訪問して話をデンマーク語で聞いて。
デンマークの子育て体験と社会調査をいう両方をもたれている素晴らしい方です。
この方の本に関しては次回。
ある50代の主婦の方の感想です。
--------------------------------------------------------------------------
デンマークにとても興味が湧きました。
子供に対する考え方が、素晴らしい!
日本も昔は、「子供は宝」だったのに。
それと、共働きの国なのに対話時間が長い。
日本は、忙しすぎる。
やはり、物が豊富になった分、対話の時間が失われた気がします。
私達が子供の頃、一つのテレビを家族で囲んで、
家族みんなの様子が分かったし、自然といろいろな話が耳に入ったし、
自分の事を見守ってくれている人が沢山いる事を感じてました。
デンマークは、夕方5時ごろには、家にみんな帰って来る。
そして、食事・育児も協力して、過ごすとのこと。
日本とデンマークとなら、家庭から学ぶ事は全然違うはずです。
それに、保育園もびっくり!
息子が子ども頃、あんな風に遊ばせたいと、よく考えたものです。
真剣に「トムソ-ヤの会」(山や森で遊ぶ会)を
作ることも考えたことがありました。
私が、山の中で探検しながら遊んだ楽しさを、知ってるから…。
子供にもさせたかったなあと思います。
そして
いろいろの選択肢があって、自分で判断し、
決定する事を人生のテ-マにしているのが、凄い。
いろいな人を認め、みんな平等なんですね。
やり直しすることもできる、社会の仕組みとして出来ている。
本当に何が自分にあっているのかを、見つけて自分らしく生きることが出来る。
そして、それを認めてくれる社会がある。ということですね。
久しぶりに、いろいろ考えることが心地よかった。
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この方は日本で子どもを3人育てられたのですが
その時の子育ての経験と自分が子どもの時育った経験を踏まえたうえで
今回のお話会でデンマークの教育に感じたことが
非常によく伝わってくると思いますので
ご本人に了承を得て掲載させていただきました。
ところで、
この方が出席されたお話会とは
デンマーク社会に関する本も出版され
デンマークと日本の架け橋である
澤渡夏代ブラントさんの日本での講演です。
↓下記は当時の案内より転載
澤渡夏代ブラントさんは北欧に旅行し、向うでデンマーク人と結婚され、
36年間のデンマークの生活の中で3人の子育てをしてこられました。
彼女は日本とデンマークの架け橋となるべく、
日本からの訪問団を医療、教育、社会福祉など各分野について
社会の隅々にまで案内してこられました。
澤渡夏代ブラントさんは
日本で育ち、デンマークで子育てをし、
その経験だけでなく、彼女はデンマークの様々な社会を調査されている。
しかも、実際様々な施設を訪問して話をデンマーク語で聞いて。
デンマークの子育て体験と社会調査をいう両方をもたれている素晴らしい方です。
この方の本に関しては次回。
![]() | デンマークの子育て・人育ち―「人が資源」の福祉社会 澤渡 夏代ブラント 大月書店 2005/11 |
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アフタースクール
今日はラーンネットグローバルスクールの
アフタースクールの発表会にいってきた。(小学生が多かったと思う。)
このスクールには何回か行っているが
このクラスを見るのは今回が初めて。
このアフタースクール非常におもしろいクラス。今回見たのは
①レゴブロックをつくり、
それをパソコンのプログラミングで操作しちゃったりするクラス。
②パソコンのプログラミングでアニメやゲームを作成するクラス。
あと、プレステのソフトを使い。ゲーム感覚で物理の学習ができるクラスもあるようだ。
とあるが、
②,③,④は特に
●創造力
●論理的思考力
●問題解決力
といった今のビジネスでも最も重要視されているであろうスキルを
習得することができる様子。
上記クラスの説明でもわかるように
たのしめる内容。
しかも、大人が与えるのでなく
自分がすきなことをできる。
つまり、自分がやりたいことをとことんやれる
その結果上記のような能力がついちゃう。
しかも
「すきこそものの上手なれ」で
すきなものをやってるので
すごいスピードで習得しちゃっている様子。
これはすごい。。
●創造力
自分の創造力を駆使して、自分の創りたいものを創っていく姿勢は
「創造」以外の何者でもない。
こどもたちの発言に多くあった
「おもしろいからつくった」、「つくりたかったからつくった」とあったように
自分の独自のものを創造し発表しているその姿は輝いていた。
そして、その自分の意見や考えを人前でプレゼンする姿は
自分の意見が言えない大人や若者が少なくない中、
この子どもたちは非常に有意義時間を過ごしていることが理解できた。
●論理的思考力
レゴを組み立てる。
ギアを組み合わせる。
これってロジックですよね。
しかも、
数人はプログラミングや音声駆使までして
アニメつくったり、レゴ動かしたりしている。
プログラミングって
簡単なものでもロジックを少し間違えるとぜんぜん違った結果になる。
これ小学生の頃から結構な論理的思考力
「遊び」ながら「楽しみ」ながら本当についちゃうなこれって本当に思った。
●問題解決力
もちろん、やっている中で問題はたくさん出てきた模様。
そしてそれを解決していくというと難しいそうだが
うまくいかないところを以下に工夫していくか
その過程も説明してくれた。
まさに、問題解決。
これは受験勉強ではなかなか習得できないものばかり、
遊びの中でしか、習得できないものばかりで
それをナビゲーションするこれらのクラスの価値と意義を非常に感じた。
しかも、このクラスは今回で10年を迎える。
すごい!
やっぱり好きなものをとことんやる
そこで学んでいく。そのスピードはすごいし、効率も効果もすごい。
なにせすきなものだから。
自分の経験でいうと
ラグビーから学んだことは多い。
●いかに自分のスキルを向上させるか
●いかにチームをまとめていくか
●いかにチームメイトとコミュニケーションを図るか、
戦術・現状を共有するか。
そんなこと毎日考えてた。もちろん明確に意識して考えていたのは高校の頃。
これって、
組織マネジメント、コミュニケーション、問題解決などやなあと今思う。
これをラグビーという「あそび」のなかで自然に学んでいけたんだなと。
ちなみに、私はスポーツを修練的に捉えたことは小さい頃からない。
いいコーチに恵まれ、スポーツは楽しむもの、遊びだと
身をもって体験させてくれた大人がたくさんいたから
高校時代の修練的つまり遊びでないラグビーの環境の中でも、
真剣に自分のすべてを賭けて遊ぶことができた。
その結果、結構強いチームつくれたし。
その時学んだことが、ビジネスの上でも基盤になっていると今確信している。
小中学時代に私にスポーツを教えてくれた大人達に感謝します。
いつもながら長くなった。
とにかく、あそぶことから多くのことから学べる。
日本以上の経済効率と生活満足世界NO1のデンマークの教育では
みなが言った「こどもは遊ぶことが一番大事」。
実際幼稚園などでカリキュラムは一切ない。
あそんでいるだけ、一日中。
これを今日日本のこのフリースクールで身をもって実感できた。
この環境をこどもにつくっている
このスクールは本当にすごい。
http://www.l-net.com/lgs/after/index.htm
アフタースクールの発表会にいってきた。(小学生が多かったと思う。)
このスクールには何回か行っているが
このクラスを見るのは今回が初めて。
このアフタースクール非常におもしろいクラス。今回見たのは
①レゴブロックをつくり、
それをパソコンのプログラミングで操作しちゃったりするクラス。
②パソコンのプログラミングでアニメやゲームを作成するクラス。
あと、プレステのソフトを使い。ゲーム感覚で物理の学習ができるクラスもあるようだ。
とあるが、
②,③,④は特に
●創造力
●論理的思考力
●問題解決力
といった今のビジネスでも最も重要視されているであろうスキルを
習得することができる様子。
上記クラスの説明でもわかるように
たのしめる内容。
しかも、大人が与えるのでなく
自分がすきなことをできる。
つまり、自分がやりたいことをとことんやれる
その結果上記のような能力がついちゃう。
しかも
「すきこそものの上手なれ」で
すきなものをやってるので
すごいスピードで習得しちゃっている様子。
これはすごい。。
●創造力
自分の創造力を駆使して、自分の創りたいものを創っていく姿勢は
「創造」以外の何者でもない。
こどもたちの発言に多くあった
「おもしろいからつくった」、「つくりたかったからつくった」とあったように
自分の独自のものを創造し発表しているその姿は輝いていた。
そして、その自分の意見や考えを人前でプレゼンする姿は
自分の意見が言えない大人や若者が少なくない中、
この子どもたちは非常に有意義時間を過ごしていることが理解できた。
●論理的思考力
レゴを組み立てる。
ギアを組み合わせる。
これってロジックですよね。
しかも、
数人はプログラミングや音声駆使までして
アニメつくったり、レゴ動かしたりしている。
プログラミングって
簡単なものでもロジックを少し間違えるとぜんぜん違った結果になる。
これ小学生の頃から結構な論理的思考力
「遊び」ながら「楽しみ」ながら本当についちゃうなこれって本当に思った。
●問題解決力
もちろん、やっている中で問題はたくさん出てきた模様。
そしてそれを解決していくというと難しいそうだが
うまくいかないところを以下に工夫していくか
その過程も説明してくれた。
まさに、問題解決。
これは受験勉強ではなかなか習得できないものばかり、
遊びの中でしか、習得できないものばかりで
それをナビゲーションするこれらのクラスの価値と意義を非常に感じた。
しかも、このクラスは今回で10年を迎える。
すごい!
やっぱり好きなものをとことんやる
そこで学んでいく。そのスピードはすごいし、効率も効果もすごい。
なにせすきなものだから。
自分の経験でいうと
ラグビーから学んだことは多い。
●いかに自分のスキルを向上させるか
●いかにチームをまとめていくか
●いかにチームメイトとコミュニケーションを図るか、
戦術・現状を共有するか。
そんなこと毎日考えてた。もちろん明確に意識して考えていたのは高校の頃。
これって、
組織マネジメント、コミュニケーション、問題解決などやなあと今思う。
これをラグビーという「あそび」のなかで自然に学んでいけたんだなと。
ちなみに、私はスポーツを修練的に捉えたことは小さい頃からない。
いいコーチに恵まれ、スポーツは楽しむもの、遊びだと
身をもって体験させてくれた大人がたくさんいたから
高校時代の修練的つまり遊びでないラグビーの環境の中でも、
真剣に自分のすべてを賭けて遊ぶことができた。
その結果、結構強いチームつくれたし。
その時学んだことが、ビジネスの上でも基盤になっていると今確信している。
小中学時代に私にスポーツを教えてくれた大人達に感謝します。
いつもながら長くなった。
とにかく、あそぶことから多くのことから学べる。
日本以上の経済効率と生活満足世界NO1のデンマークの教育では
みなが言った「こどもは遊ぶことが一番大事」。
実際幼稚園などでカリキュラムは一切ない。
あそんでいるだけ、一日中。
これを今日日本のこのフリースクールで身をもって実感できた。
この環境をこどもにつくっている
このスクールは本当にすごい。
http://www.l-net.com/lgs/after/index.htm
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ナビゲーション講座@ラーンネット・グローバルスクール

私はそれまで何の興味もなかったデンマークに留学することを決意した。
そのスクールのコアコンセプトを学べるナビゲーション基礎講座が
関西で2月18,19日、関東で4月15,16日開催される。
私の受講した感想は、
●人によって行動の仕方ってこんなに違うんだ。
●他人に理解してもらうってこんなにうれしいものなんだ。
ということ。
そして、それを身をもって実感することで、他人をより理解しコミュニケーションを取る上で非常に有意義な講座だったと思う。
この講座では本当に基本的で非常に単純なことだが
いかに日ごろ本当の意味での「他人を見る、聞く」ということが
お粗末になっているかを実感できた。
教育やビジネスだけでなく家庭でも友人関係でも他人を理解する時、
最も基本となるのがこの「見る」「聞く」ということから
他人を理解するということと思うが、
しかし、多くの場合既成の概念や自分の枠に当てはめて
他人を見聞きし、他人を正しく理解していないことこの講座で気づいた。
対人関係でも、その基本になるのは相手を理解し
その個人を尊重することから始まる。
それがこんなに大事なことだったんだと改めて気づかされた自分に驚いた。
教育においてだけでなく、人間関係のベースとなる
「他人を見る。聞く」という基本であり最も重要なことを学べたことは
私にとって大きい。
そして、そうすることでお互いの感性を刺激しあって、
組織のダイナミクスが生まれ、
一人でできないことも成し遂げることができ、
充実感と達成感で個々が本当にハッピーになるということも
再認識することができたと思う。
そして、この講座に集まってくるすばらしい人たちに会えたことは
何よりの財産になった。
下記サイトより転載
↓↓↓↓
第8回 『ナビゲーション講座 基礎編』 開催のご案内
こどもが成長する力・考える力・学ぶ力・行動する力
全ての子供たちはそれらの力を持っている
それを信じれば 子供は必ず伸びていく
~炭谷俊樹~
一般コースの内容
・「ナビゲーション」とは「第3の教育」とは何か、という基本概念を知る。
・演習などを通じて、「相手を知る・感じる」ための観点やアプローチについて体験する。
・ラーンネットでの実例や事例を題材にディスカッションを通じて、ナビゲーションの考えに基づいた主体的な問題解決アプローチを習得する。
ナビゲータ:炭谷俊樹、久保一之ほか
【一般コース】平成18年2月18日(土)~19日(日) 1泊2日
【一般+OPコース】平成18年2月17日(金)~19日(日) 2泊3日
参考図書
![]() | 第3の教育-突き抜けた才能は、ここから生まれる 炭谷 俊樹 角川書店 2000/12/01 |
より詳しい情報は↓
http://www.l-net.com/lgs/seminar/0602seminar8th.htm
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そしてその後・・・
前回チベット紛争に関して書いた。
そのプレゼンの後だが
喨喨(中国人生徒)が私たちがプレゼンで使った
チベットのCDが好きといってきた。
これは単なるこの音楽が好きだということでなく
彼女なりのチベット紛争に対するなんらかのアクションと感じた。
彼女は本当にいいやつだが
改めて感心した。
彼女にとってプレゼンはショックな内容だったはずだ。
私もかなり考慮して中立にしたが
彼女のいままでの教育はかなり偏っていたはず
中立ということさえショックだったはずだ。
しかし、私はそれが狙いだった。
もしチベット側で発言したら
反発的になり、彼女達の中で壁ができると思った。
でも、完全な中立の立場でプレゼンし
多くを語らず双方からの意見をまとめるスタンスでいることで
彼女たち自身が自分自身で何かを感じてくれればと思い
中立にリポートしようと思っていた。
そしてその結果、CDが好きと。
私はこの歩みよりは
単なるその音楽がすきということだけではないと思う。
プレゼンから何か感じてくれたんだと思う。
しかし、チベット紛争に関して直接何か発言することは
彼女には難しいし、
彼女は中国政府でもなんでもないので
何もできない。
そして、何か発言することも難しい。
ただ、こうやってなにかあゆみよりの態度を示したかったのだと思う。
彼女の表情はそんな感じだった。
そしてそのことをSONAMに言った。
彼女は中国人たちがどういう反応したか非常に気にしていた。
はじめ、このことを説明すると
何のことか理解できないというか、「は?」というような表情だったが
2度目の説明で中国人がチベットミュージックに興味を持ったということを理解すると
彼女の表情は非常に軽くなり
少し微笑んだ。
音楽が紛争を超えて、通じ合った。
この力はすごいと再認識瞬間だ。
そして、何よりこの多様性の享受というか
とにかく、Borderを超えて理解しあえる場所であるということは
Intenational People's Collegeの他にない価値だと思う。
そのプレゼンの後だが
喨喨(中国人生徒)が私たちがプレゼンで使った
チベットのCDが好きといってきた。
これは単なるこの音楽が好きだということでなく
彼女なりのチベット紛争に対するなんらかのアクションと感じた。
彼女は本当にいいやつだが
改めて感心した。
彼女にとってプレゼンはショックな内容だったはずだ。
私もかなり考慮して中立にしたが
彼女のいままでの教育はかなり偏っていたはず
中立ということさえショックだったはずだ。
しかし、私はそれが狙いだった。
もしチベット側で発言したら
反発的になり、彼女達の中で壁ができると思った。
でも、完全な中立の立場でプレゼンし
多くを語らず双方からの意見をまとめるスタンスでいることで
彼女たち自身が自分自身で何かを感じてくれればと思い
中立にリポートしようと思っていた。
そしてその結果、CDが好きと。
私はこの歩みよりは
単なるその音楽がすきということだけではないと思う。
プレゼンから何か感じてくれたんだと思う。
しかし、チベット紛争に関して直接何か発言することは
彼女には難しいし、
彼女は中国政府でもなんでもないので
何もできない。
そして、何か発言することも難しい。
ただ、こうやってなにかあゆみよりの態度を示したかったのだと思う。
彼女の表情はそんな感じだった。
そしてそのことをSONAMに言った。
彼女は中国人たちがどういう反応したか非常に気にしていた。
はじめ、このことを説明すると
何のことか理解できないというか、「は?」というような表情だったが
2度目の説明で中国人がチベットミュージックに興味を持ったということを理解すると
彼女の表情は非常に軽くなり
少し微笑んだ。
音楽が紛争を超えて、通じ合った。
この力はすごいと再認識瞬間だ。
そして、何よりこの多様性の享受というか
とにかく、Borderを超えて理解しあえる場所であるということは
Intenational People's Collegeの他にない価値だと思う。
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International Conflict Managementというクラスについての紹介
これは以前書いたGARBA(ガルバ)のクラス。
このクラスで私たちのグループは
チベット紛争に関して調べた。
その調査方法は
1基本的な事実をおさえた上で
2チベットと中国人のIPCの生徒にどいうものかインタビューする
という手法をとった。
このインタビューが非常に興味深かった
中国とチベットで正反対のことをいう。
例えば、
「チベットは歴史的にも文化的にも中国の一部。
中国はチベットに侵略なんてしていない。武力行使なんてしていない。
中国は教育面、医療面などの社会的な援助たくさんし、
その結果チベットは大変よくなっている。」と
中国人の生徒達は自然に信じている。
特に偏った中国人とは私は思えない。
一方、
チベット人は
「チベットは歴史も文化も中国とは違う。
中国はチベットの土地が美しいからチベットを欲しがっている。
私たちは武力を放棄しいているので、占領するのは容易なので
中国は武力で進行してきた。
多くの人が殺され、今も拷問などは続いている。」と。
ここでは何が真実か私にはわからない。
ただ、教育というのも重要性と責任を痛感する。
教育よって、真実というのは簡単に変わるのだということは確かだ。
また、その国によって事実が違うということを実感できることは
このIPCの価値だと思う。
もっとそういうところにフォーカスすればこのカレッジはおもしろいのだが。。。
参考サイト
中華人民共和国駐日本国大使館
チベット亡命政府公式サイト
このクラスで私たちのグループは
チベット紛争に関して調べた。
その調査方法は
1基本的な事実をおさえた上で
2チベットと中国人のIPCの生徒にどいうものかインタビューする
という手法をとった。
このインタビューが非常に興味深かった
中国とチベットで正反対のことをいう。
例えば、
「チベットは歴史的にも文化的にも中国の一部。
中国はチベットに侵略なんてしていない。武力行使なんてしていない。
中国は教育面、医療面などの社会的な援助たくさんし、
その結果チベットは大変よくなっている。」と
中国人の生徒達は自然に信じている。
特に偏った中国人とは私は思えない。
一方、
チベット人は
「チベットは歴史も文化も中国とは違う。
中国はチベットの土地が美しいからチベットを欲しがっている。
私たちは武力を放棄しいているので、占領するのは容易なので
中国は武力で進行してきた。
多くの人が殺され、今も拷問などは続いている。」と。
ここでは何が真実か私にはわからない。
ただ、教育というのも重要性と責任を痛感する。
教育よって、真実というのは簡単に変わるのだということは確かだ。
また、その国によって事実が違うということを実感できることは
このIPCの価値だと思う。
もっとそういうところにフォーカスすればこのカレッジはおもしろいのだが。。。
参考サイト
中華人民共和国駐日本国大使館
チベット亡命政府公式サイト
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