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「覚えたつもり」をなくす究極の暗記術とは<受験合格は暗記が10割>

2016年11月08日 | 新聞や雑誌の記事
根本的な暗記法を知らずに、やみくもに勉強するのは、穴の開いたバケツに水をどんどん注いでいるようなもの。
“授業をしない塾”という画期的な方針で、E判定から早慶・国立大学医学部などへの逆転合格者を続出させ話題の「武田塾」を運営している林尚弘さんによると、勉強は「暗記したかどうか」がすべてだといいます。
本連載では、林尚弘さんの著書『受験合格は暗記が10割』より、効率的かつ受験本番まで絶対に忘れない、正しい暗記法を紹介いたします。

単語系」参考書・暗記のポイント

 
✓4日進んで2日戻る

 記憶は繰り返すことで完璧になります。
 「忘却曲線」の心理学者エビングハウスも、「3回復習すれば、記憶に定着する」と言っています。ただし、そのためには完全に忘れ切っていない「再認可能忘却」のうちに、脳に「あ、これ、また出てきた」と思わせなければなりません。
 そこで武田塾では、記憶を定着させるためのタイミングを見極め、1週間のスケジュールを「4日暗記、2日復習、1日テスト」と決めています。
 ときどき、この暗記法を実践しているにもかかわらず、テストの正解率が低い生徒がいます。
「おかしいな」と思い、彼らが使うノートを見ると、4日覚えたあと、1日しか復習しないなど、しっかりこのリズムを守っていないことがわかります。
「あれだけ繰り返したのだからいいだろう」と、勝手に復習の回数を減らしているのです。
 このスケジュールは必ず守るようにしてください。

 ✓2秒で答えが言えなければアウト

 覚えたかどうか、自分でテストをするときに、「えーっと、この単語なんだっけ」と、考え込んでしまうものは、「暗記できていない」とみなします。
 その基準は「2秒で答えが言えなければアウト」です。
 単語というのは、英語の基本ですから、覚えて「使いこなせなければ」意味がありません。すぐに口から出ずに、考え込んでしまうようでは、役に立つまで暗記できていないということです。
 うろ覚えの単語を悩んで思い出そうとする時間があったら、ほかの単語を10個はテストできるはずです。
 悩んでいる間に、成績が上がるわけではありません。
 すぐに出てこない単語は「/」や「×」をつけて、もう一度やり直しましょう。

 ✓毎回100点を取らなければ意味がない

 「完璧に暗記する」というのは、「毎回100点を取る」ということです。
 10個覚えてテストするとき、100個で振り返るとき、また、4日覚えて2日復習するときも同じです。
「1~2個だったら、間違えてもいいや」という気持ちではなく、いつも「絶対に100点取る」まで繰り返してください。
 ここまでやらなければ、「覚えたつもり」になって、必ず本番でケアレスミスをするからです。
 ここで覚えていなかった1個の英単語が、本番の入試で合否を分ける1点につながります。単語帳に載っている単語を覚えていなかったばかりに入試に落ちることは、絶対にあってはならないはずです。

 また、もしあなたが難関大学に行きたいのであれば、英語はセンター試験で8割以上、一般入試でも6~7割は正解しなければなりません。
 英語のなかでも基本である英単語で、「100点取れなくてもいいや」というつもりで暗記していたら、長文読解などとてもおぼつきません。

 何がなんでも100点を取るつもりでやって、間違えたのは仕方ありません。
 また覚え直して100点にすればいいのです。

 ✓単語100個に90分以上かけない

 これは、先ほどの「2秒で答えが言えなければアウト」にも通じます。
 100個の英単語を暗記するまでにかかる時間は、武田塾の生徒の平均で、およそ80~90分です。
 それ以上時間がかかるというのは、何かしらやり方が間違っています。

 暗記がうまくいかない生徒に詳しく話を聞いてみると、わかる単語もわからない単語も、ひたすら書き出していたり、辞書で語源から調べたり、または単語カードに日本語訳をいくつも書き込んだりしていることがよくあります。
「暗記」以外の余計なことに時間をかけすぎているのです。

 「英単語を暗記する」ことに集中できるように、余分な動作を削ぎ落としているのが、武田塾のやり方です。
 もしあなたが、「こうやらないと覚えられない気がする」というやり方があったとしても、その考えはいったん捨ててください。
 そして、この暗記法を最初から最後まで、やってみてください。
 必ず、これまでのどんなやり方よりも、頭に入ることに気づくはずです。


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