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ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

3年トキメキ説

2013-01-23 02:29:33 | SCANDAL考察
「3年トキメキ説」…その恐ろしい心理学の話を聞いたのは、確か数ヶ月くらい前のことでしたかねえ~。

歌手のJUJUさんがラジオで言ってるのを、たまたま耳にしたのですが、「人間というものは、どんなものに対しても3年しかトキメキは持続しない」という内容でした。
JUJUさん自身がこの言葉に背筋を正しているようで、「トキメキが3年くらいしか続かないなら、ファンのひとたちと次に繋がるような関係を築かなくちゃいけない…」と話していた記憶があります。アーティストさん本人が、誰よりも一番気にして当然ですよね。
確かJUJUさんもSCANDALと同じく、ソニー系のレコード会社だったんじゃないかと思うんですが、スキャちゃんたちも同じような話をどこかで聞いているかもしれませんね。

この話の怖いところは、3年でトキメキがなくなる「ひともいる」ではなく、「誰もがなる」ところにあります。つまり、バンドだろうがアイドルだろうが歌姫だろうがダンスグループだろうがヒップホップだろうが…「トキメキ期間」が終了してしまう時期というのが、必ず訪れるってことですね。

ただ、それじゃあ3年経ったら人気が必ず落ちるかといえば…決してそうではない、のは皆さんご存知の通りです。ボクの好きなB’zをはじめ、10年、20年と第一線で活躍し続けるアーティストさんはいっぱいいますから。

夫婦、あるいは結婚に喩えるといいかもしれませんね(^.^)
トキメキは3年で終わって、恋人同士のような甘い空気ではなくなっても(^^ゞ、いい関係を築いているご夫婦はたくさんいらっしゃるので。「トキメキ」という衝動は収まっても、「なくてはならない関係」とか、「居心地のいい関係」などに変化し、ずっと生涯をともにすればいいのです。

マニアライブに参戦してふと思ったことがあるんですが…今までよく会場で見かけていた常連さん(名前も知らなきゃ、声を掛けたこともない方々です)の顔が、思ったほど見なかった気がするんですよね。もちろん、いつもの顔馴染みの方に出会って、ホッとすることもありましたが(^.^)

たまたま見なかっただけ、かもしれませんが、「3年トキメキ説」を聞いたあとだけに、「ファン層の新陳代謝が起こっていても不思議ではないかな~」と思ったものです。繰り返しますが、ある程度避けられないことだと思いますしね。どんなアーティストさんにも有り得ることですから。
ですので、ボク個人的には「寂しい」などという感情よりも、「まあ、そういうものだろう」と、ごくごく自然に受け止めています(^^ゞ むしろ、ボクの周囲にも3年以上ずっとファンの方々がいらっしゃるので、スキャちゃんはたいしたものだな~と思っていたりしまして(´▽`)

で、よくコメントを残してくださるnakattasanさまより、ボク自身がどういう気持ちなのか? を訊かれたので、お答えしようかと思うんですけどね(^^ゞ

ボク自身はぶっちゃければ、このブログを書いたときより、生涯ずっとSCANDALのファンでいる自信はありました(´▽`) だからこそ、こんなブログを始められたわけですがw
ボクよりもSCANDALを好き、ってファンの方はきっといっぱいいると思いますけど、「一番最後まで好き」というレースがあったとしたら…それだけはもしかしたら優勝するかもね、と思ってるほどシブとさには自信がありますねえ~(・∀・)

基本的にボクは、アーティストさんに嵌るということがほとんどなくて…これまでにファンというほど好きになったのが、B’zと宇多田ヒカルさんだけなんですが、いまだにこの二組は当然好きです。なので、同じように(いや、それ以上に)嵌ったSCANDALのことを、ずっと好きでいるのは当たり前だろう、と。

でもって、音楽自体に強い興味を持ってるとは言い難いので、(言い方が悪くて恐縮ですが)他のアーティストさんに浮気をする確率が極端に低いんですよね。

確かにボク自身…スキャちゃんに出会った当初と比べると、「トキメキ」は少なくなったと自覚しています。貪り求めるように動画をあさったり、ライブに参戦しようとしてた時に比べたら…もっとゆったり構えてますよね。自然体というか。
今は無理しない範囲というか、適度に「いい距離」をスキャちゃんとの間で保てている、と思いますね。絶対に必要なんだけど、過度に依存していない、とでもいいますか。

それとライブにいって、昔からのスキャ友さんと話していて改めて思ったのは…「SCANDALの代わりはどこにもない」ということです。これは「トキメキ」が薄くなった後でも生涯添い遂げる理由としては、かなり大きいんじゃないでしょうか。

自分でもこの記事を書くのに冷静に考え直してみたんですが…やっぱりね、SCANDALは特別なんですよ。他に似たような存在が全くないんです。

誤解を恐れず、あえて言ってしまいましょう。スキャちゃんは普通のバンドとはちょっと違うんです。かといってアイドルとも全く違います。
「SCANDALはSCANDALというジャンル…」などと言うと、使い古された言葉でなんか嫌なんですが(-_-;)、他にカブルものがない、唯一無二の存在としか答えようがないんですよねえ~。

だから、なおさら他に移ることや、興味を失くすことなど有り得ないのです。
SCANDALのこの「面白さ」はスキャちゃんでないと体感できませんし、これまで長い間、ずっとこうして語ってきてもいまだに「SCANDALの謎」は解けないんですから。

ハッキリいって、こんな面白い、興味深い存在は他にないですよ。
ボクは物事を自分なりに解析して、「こういうものだ」と勝手な解釈をつけるのがけっこう好きなんですが(^^ゞ、SCANDALのこの面白さは、いまだに説明しきれないのです。彼女たちの魅力を考えるとワクワクするんですよ(´▽`) 難しい数学の問題を解いているときの快感というかw

本当はSCANDALのこの魅力を、誰にでもわかるように、きちんと言葉にしたいんです。ところがなかなかそれができないでいるというか…できないから、ずっとこうしてブログを細々やってるんでしょうねえ~(^^ゞ

唯一、生涯ファンであり続けようとするなかで、ちょっと不安に思っていたのが楽曲の方向性だけだったんですが…4thアルバムでその懸念が完全に吹き飛ばされたのも、ボクのなかでは大きいですね(´▽`)
むしろ想像以上のものを作ってくれたおかげで、「トキメキ」が戻ったくらいでしたからw あれで「生涯ついていける!」と確信できましたねえ。なんだかんだ言っても、アーティストである以上は音楽の方向性は大きなウェートを占めてきますよね。

あえて…あえて、ですよ。ボクにとって唯一無二の存在であるSCANDALを、言葉で定義するとしたら…

「一生懸命作り上げようとしている音楽&世界観が、ボクの理想とするものに非常に近い存在」

というところでしょうか。うーん、ちょっと違うかな? 難しい…(-_-;)
「作り上げようとしている」ってところがポイントなのですw すでに完成しているB’zや宇多田さんとは違うところでw 彼女たちが新たに提示するものが、ボクの望みに近かったときのこの快感といったら!(´▽`)

うまくまとまっている自信はまるでないですが(^^ゞ、こんなところでよければnakattasanさま、参考にしてください(・∀・)

魅力の本質

2012-08-28 18:01:50 | SCANDAL考察
夢であった大阪城ホールワンマンが決まったことで、改めてSCANDALの足跡(というか、思い出w)を思い返していたんですが・・・

そもそもなんで、ボクはこんなにSCANDALを好きになったのか? を考え直してみました。

以前からこのブログにはずっと書いてきてますが、基本的にボクは音楽素人です。音楽にそれほど興味が深い方ではないと思いますし、実際SCANDAL以外のアーティストさんにはあまり詳しくありません。ぶっちゃけて言えば、スキャ以外ではライブにいこう、なんて思わないでしょう。(せいぜいB’zくらいです)

まあ、これは音楽に限った話ではなくて、ボクは世の中にあるほとんどのものは「面白くない」と思っている人間なんです。
厳密にいえば、「そこそこ面白いもの」はいっぱいあるけど、「めっちゃ面白い」ものはごく限られている、と思っていまして。
マンガでいったら「ワンピース」はめっちゃ面白いですが、他のものは騒がれているマンガでも、そこまでたいしたことはない、と思ってますし、テレビでいったらどうしても見たい番組なんてごくわずか。
ブログのタイトルにあるような「嵌る」ものは、ほとんど存在しないんです。

それなのに、SCANDALには見事に嵌りました。
ボクからすると、SCANDALはめちゃめちゃ面白いんです。こんな面白いものにはまず出逢えない、と思ってるほどダントツで面白い。

これはもう、音楽という枠を越えたところで、他にはない大きな魅力を感じているんでしょうね。
ただ単に音楽が好き、ということならいつもあげるB’zやら、宇多田ヒカルさんやら、最近でいえばマキシマム・ザ・ホルモンやらサカナクション、さらにはエリック・クラプトンも凄いと思うし、レッチリやオフスプリングスなどなど・・・いいな、と思うものはけっこうありますから。
でも、やっぱりスキャちゃんへの感情とは一線を画しているんですよねえ。
このブログに来られる方には、「音楽全体が好きで、SCANDALも好き」という方も多くいらっしゃると思うんですけど、ボクの場合は極端にいえば「SCANDALだけが特別に好き」という感覚に近いです。
そういう意味では、純粋な音楽ファンの方からすれば、ボクは邪道も邪道ですw 残念ながら、他のアーティストさんをSCANDAL並みに愛することは、今後二度とないでしょうねえ。

なぜ、スキャちゃんにだけ、これだけ嵌ったのか?
大阪城ホールができるまでに人気を得たのは、なぜなのか?
その「魅力の本質」をボクなりに再考察してみました。



1、ルックスがいい

まず一番わかりやすいところからw
見た目がいい、カワイイ、というのが理由のひとつでしょう。「人は見た目が9割」なんて本もありましたが、なんだかんだでここは、無視できない要素です。
もちろん、個人の好みの問題で、好きか嫌いかって話ですから、考察もくそもないですが(^^ゞ



2、カッコイイ

「カッコカワイイ」はいわばSCANDALの代名詞。カッコよさは外してならないポイントでしょう。
女子バンドでカッコよさを魅せる、というのは他にあまりない要素ですから、オリジナリティとしても大きな武器になりますよね。アイドルもバンドも世の中には数多く存在していますが、「カワイイ」を売りにするアイドルのなかにあっては「カッコイイ」は異彩を放つし、「カッコイイ」バンドのなかにあっては「カワイイ」のは目立つし・・・と独自の立ち位置を築けたのも納得です。

実際のところ、アーティストというのは「魅せる」か「聴かせる」かでしか、己の存在をアピールできないわけですよ。当たり前の話ですけど。
「魅せる」=視覚的に魅力を訴えるか、「聴かせる」=聴覚的に魅力を訴えるか。
で、視覚と聴覚、どちらが人間の脳に鮮烈なイメージを残すかといったら、やっぱり視覚の方が強力なわけで。
てことは、「カワイイ」やら「カッコイイ」という、視覚に訴える武器があるのは、当然のように有利なわけです(`・ω・´)
ボク自身、ぶっちゃけて言えばMステで見た「DOLL」でのHARUNAの挑発的な表情と、最後にRINAが投げ捨てたスティックの衝撃がなければ、嵌るきっかけはなかったはずなんですよ。SCANDALのステージングのカッコよさが嵌るきっかけになったという方は、けっこう多いと思います。

しかも彼女たち4人・・・それぞれが異なるカッコよさを持っているわけです。
それがライブなどにいって、SCANDALを知れば知るほどわかってくる。どんどん深みに嵌ってしまうのも、それは仕方ないというもの(^^ゞ ライブリピーターが増えるのも当然でしょう。

HARUNAのカッコよさは「華」。ダンス仕込みのキレある動きは、見ててもやっぱり違います。「金のとれる動き」なんですよね。
HARUNAの場合は、声やギターだけでなく、アクションも表現方法として成立していますから、華のあるフロントマンになるのは必然です。
昔のテレビ出演シーンやライブ映像など改めてみると、HARUNAの動きは際立ってるな・・・と思い返すことが多いんですよね。このひとの声と動きのカッコよさにやられたんだな、と今更思い直すこともしばしばですよw
HARUNAがヴォーカルでなかったら、ボクは確実にSCANDALのファンになってなかったですね。今から振り返ると、余計その気持ちが強まります。

TOMOMIのカッコよさは「技術に裏打ちされたもの」。もちろんTOMOMIもHARUNA同様にダンスで鍛えられたシャープな動きができますが、それ以上にカッコよさを感じるのは、華麗にベースを弾く姿そのもの、という気がします。
例えば「HiーHiーHi」のスラップなんかはわかりやすいですが、他にも「星の降る夜に」で高速で指を動かす姿や、「カゲロウ」でサビを唄いながら弾く姿を見ていると、単純にベーシストとしてカッコイイ、と思っちゃうんですよね(^.^)
そういう意味では楽器プレイヤーとして、純粋にカッコイイのがTOMOMIなのかもしれません。プロのバンドマンさんたちが、TOMOMIのベースを見て唸ったのも納得というものです(´▽`) さすが、フリーを目標としているだけはありますw

MAMIのカッコよさは「クールさ」ですね。飾らない人柄、というのもある意味で非常にカッコイイですが(ライブ中、ティッシュを捨てるための箱を用意するとか、凄すぎるでしょ!w)、ボク個人的にはギターを真剣な表情で弾いているときの、クールなカッコよさというのが、忘れられないんですよねえ~。
最近は余裕が出てきたせいかw、笑顔でいることも多いですけど、集中してギターと向き合っているときの佇まいは、日本刀を握った武士と重ねられるようなカッコよさがあるのです。That’s サムライガール!(`・ω・´)
あのクールとしか表現できない佇まいは、MAMIにしかできないんですよねえ。顔立ちのせいか、滲み出る内面があるのか、わかりませんが。

RINAのカッコよさは「鬼気迫る迫力」。上でMステのスティック投げの話を出しましたが、見た目とは裏腹に「野放図」というか「豪快」な姿をときに見せるのは、RINAならではのカッコよさですね。ドラムでありながら、インパクトがあってわかりやすい魅せ方をしてきます。
初期にRINAの代名詞になっていたw、激しいヘドバンもそうですし、「カゲロウ」や「BURN」で見せる、腰を浮かせて壊れそうな勢いで叩くドラムは、まさに鬼気迫るプレイの真骨頂。ときにはフロントマン3人を上回るほどの激しさで、一番印象に残っていたのがドラムだった、ということもよくありますからね。ロックらしい、激しいカッコよさを体現していると思います。

これだけタイプが違うカッコよさが一堂に会しているんですから、それは惹きつけられるのも納得ですw



3、キャラのよさ

SCANDALの紹介文で「中高生を中心に、ポップなキャラが受け・・・」みたいな文言をよく見かけますけどw、メンバーひとりひとりの強烈な個性も魅力になってるのは間違いないでしょう。
詳しく書いてると終わりませんからw、割愛しますけど(^^ゞ
まるでバラバラな個性なのに、互いがうまく補いあってひとつのバンドとしてまとまっている、というのも面白い点ですよね。

キャラということで、ひとつ大きなポイントをあげるとすると、「芸能人っぽくない」というのは重要な点だと思います。
ファンとの距離感が近い、バンド活動をしてきたゆえの長所だと思うんですが、「身近で応援してきた子たちが、なんか有名になってる(^.^)」といった感覚がいまだにあるんですよねw
そのために「ファンが親近感を抱きやすい」というのはもちろんあるんですが、もうひとつ、「メンバーの素の姿が見られている」という雰囲気があるのも、重要なポイントだと思います。
ヘンな話、古くから応援しているファンは、親族のような気分で彼女たちを見ているんじゃないですかねえw テレビの生放送に出るときなど、嬉しさよりも緊張しますもんw 失敗しないか、とかw



4、バンド世界の追及

ここまでいろいろとあげてきましたが・・・実を言えば、上の3つというのは、他にもよくある魅力なんですよね。
「カワイイ」「カッコイイ」「キャラがいい」・・・3つ全て兼ね備えている、というのは少ないにしても、これらの要素っていうのは、どれもありふれたものです。SCANDALが特別なもの、と言い切れるほどの要素ではないでしょう。

ボクが思うに、SCANDALが特別な存在であるのは、めっちゃ面白い存在であるのは、この4つ目の魅力が大きいんじゃないでしょうか。

まあ、これも何度も過去に言ってきましたけどw、「楽器を持ったこともない少女たちが、バンドとして成長していく」「バンドの楽しさを知り、広めていく」「バンドとしての成功を、体験していく」

この「物語」がめちゃめちゃ面白いんですよ。
これはもう、ボクのなかでは絶対にそうです。

だって言ってみれば、ズブの素人がある日突然ボクシンググローブをはめるように言われて、プロのリングに上がることになっちゃった、ようなものですよ(^^ゞ

で、K.O.されることもあれば、罵声を浴びせられたりもする。思うようにパンチが放てなくて、情けなさに泣いちゃったりもする。
努力を重ねて強くなり、強敵を倒すと、次にはさらに強い敵と大きな舞台が待っていて・・・
想像すればわかりますが、これってかなりシンドイ試練ですよ。強くなるために、特訓しなくちゃいけないし、試合の日が来れば逃げることもできずに闘わなきゃいけないし・・・挙句に「おい! そんな素人をリングにあげるんじゃねーよ!」的な、酷い野次も飛んできたりするわけだw 勝ったら勝ったで「八百長じゃねえのか!?」って言われたり、「あんなのボクシングじゃねーよ!」って言われたり。

ジムとか後援会がそこそこ力あったりするものだからw、逃げることなんて当然許されないし。期待も背負っているから、彼女たちも逃げないわけですよw

そんな苦しい想いをするなかでも、ボクシング自体を好きになっていったり、仲間同士で助け合ったり、だんだんと増えていくファンの後押しに支えられて・・・

彼女たちは闘い続けるんですよ。闘い続ける。
強敵に勝つ。悩む。苦しむ。強くなる。また敵に勝つ。罵声を浴びる。それでも闘う。もっと強い敵に勝つ。自信を得てくる。また勝つ・・・

そうして闘い続けて、やっと辿り着いたのが「大阪城ホール」という名の夢のリングですよ。

これってもう、「努力」「友情」「勝利」の週刊少年ジャンプのテイストと全く同じじゃないですか(´▽`)

ジャンプ世代のボクが嵌るのは、むしろ当然ってくらいなものでw

ボクのなかではSCANDALという物語は、少年時代に熱中した「キン肉マン」やら「キャプテン翼」やら「スラムダンク」やらと、変わらない面白いものなんです(^.^)

・・・で、そういう意味ではSCANDALには、常に「バンド世界を極めていく」という態度でいてもらいたい、というのがボクの考えです。

「バンド世界」というリングに上がり続けるからこそ、この物語は面白いわけで、リングを降りたら終了しちゃうんですよね。
バンド世界を追及する・・・即ち、作曲に挑戦したり、ロックの王道を歩もうとしたり、演奏技術の向上に精力をあげたり・・・そういうことをすればするほど、SCANDALの特殊性は増していくし、価値も高まっていく、というのがボクの結論なんです。



・・・そういう意味では、次回シングルのカップリング「OSAKA」を聴いたとき、少なからず残念な気持ちになりましたね。

いや、「TOKYO」のパロディをやるとか、そのこと自体は悪いとは思わないですよ。お遊びの一環なんでしょうが、「悪ふざけ」をするのもスキャらしいところでしょうし。

ただ、まるでロックじゃないあの曲を、ファンが本当に望んでいるのか? っていう意味ではどうかと思うんですけどね。

前回のどぼんどぼんどやアーモンドクラッシュはいいんですよ。どぼんどぼんどは好きなファンも多いですし、あのユニットがどんな悪ふざけしても、むしろ「どんどんやってほしい」と思うでしょう。ファンとしては「面白いどぼんどぼんどが見たい」と期待しているでしょうから。
アーモンドクラッシュにしても、RINAが歌うのは貴重ですから、やっぱりファンも嬉しいし、HARUNAの「いいから外走ってこいよ!」なんて最高じゃないですかw
これらは「ファンが望んでいる」というのが頷けます。ロックじゃなくても、まるで気にならないのはそのためです。

でも今回のは、望んでいるファンがいるのかというと、甚だ疑問なんですよね。
少なくともボクはあんなものは、望んでいません。気に入ってる方には申し訳ないですが、個人的な嗜好なのでお許しくださいね。

もちろん「OSAKA」を聴いて、好きだと感じるファンもいるでしょう。ただそれは「こういうものが聴きたかった」という積極的な好意ではないんじゃないでしょうか。

「悪ふざけ」も新しい試みもいいことだと思いますけど、重要なのは「ファンが求めているかどうか?」ってところだと思うんですけどね。
ファンが感じているSCANDALの「魅力の本質」とはなにか? それを制作側が見誤ると、手痛い事態になるとボクは思います。

・・・実を言えば、そういう意味では次のアルバム、不安の方が大きいんですけどね・・・

以前はシングルのカップリングも素晴らしい曲が多くて、「SCANDALはいい仕事してるなあ」と誇らしい気持ちになったものですが、最近はちょこちょこ残念な気持ちになることが多いのは、偽らざる本音です。



大阪城ホールが決まって、盛り上がってるときに水を差すようなこと言って申し訳ありませんm(__)m

スキャちゃんはB’zを目指す!?①

2012-08-22 22:02:58 | SCANDAL考察
ご無沙汰しておりますw こう暑い日が続くと、書きたいことはあっても、ついついグッタリしちゃいまして(^^ゞ

さて、今日は盆休み代わりの休日でしたが、運よく武道館ライブのDVDが届いたので\(≧▽≦)/ 、早速鑑賞することに。

節電&ダイエットを兼ねて“ダルズ ブートキャンプ”とシャレこみました(´▽`) ビクトリー!
(ダルズ ブートキャンプとは、ライブ会場にいると想定して、SCANDAL隊長のもと踊りまくるものです(`・ω・´)・・・ビクトリー!)

しかし今回のライブDVDは、オープニングの映像からMCまで、ほとんど武道館ライブを完全網羅してますねw
今までのはMCはカットされてるのがほとんどだったので、より貴重かもしれません。ライブ全体の雰囲気を楽しんだり、当日の記憶を思い出すには嬉しい構成ですね(^.^)

思うに、ライブハウスでのDVDは“音”が主役なのに対し、武道館では“イベント全体”が主役ってところでしょうか。
話題になった「TOMOMIドッキリ」はもちろんのこと、単独MCも含めたRINAのドラムソロ、「スキャぶっと」のダンス、などなど、グダグダも含めてw、SCANDALらしいライブの魅力が詰まっていると思います。
特に個人的に一番ハイライトだった、TOMOMIの「いつもと違った武道館」発言が、ノーカットで収録されてるのは嬉しかったですね~(^.^) 思わず涙を誘われました。

生で見た迫力には当然追いつけないですが、「BURN」や「カゲロウ」の圧巻の演奏&カッコよさには是非多くの方に痺れてもらいたい! と思っちゃいましたね(^.^)
ノリノリの定番曲から、「スイッチ」の美しさももちろん健在ですw ライブでしか聴けない、ライブバージョンの「HiーHiーHi」なんかもありますし。今ではあまり聴けなくなった、名曲「会いたい」もバッチリあるし。

こうして見ると、改めて贅沢なセトリだな~と思いますねえ。さすがは武道館w
MAMIもライブ中に言ってましたけど、これは何度も武道館でやって欲しくなります(n‘∀‘)η



さて、DVDの感想はこれくらいにして、と(^^ゞ

ここから先は、ちょっとだけw、過激なことを書いてみようと思います。ちょっとだけよw

ボク個人の独断と偏見に満ちた意見が多くでてきますので、その点はご了承いただければと思います(いちいち断るのが面倒なので、この先は敢えて「ボク個人の意見ですが~」とは書きません。意見を聞いて不快に思う方がいらしたらすみません。最初に謝っておきますw)

「SCANDALを一歩踏み込んで考えてみよう!」がテーマのこのブログ(そうだったんですよ、実は(^^ゞ)、サボリつつも、頭の中ではボクもいろいろと考えてはいたんですw

武道館に辿り着いた。有名音楽番組にはほぼ顔を出した。ワンマンライブもSOLDOUTが当たり前。CDを出せばTOP10内は確実。専門のSHOPまで賑わっている・・・
完全に人気を定着させたといっていい、SCANDAL。(むろん、“まだまだ”という声もあるでしょうがw)
デビュー当時に彼女たちが口にしていた“夢”のほとんどは・・・もう達成しつつあると言っていいんじゃないでしょうか。

ハッキリ言って、大阪城ホールはもう眼と鼻の先でしょう。あとはタイミングだけだと思います。
ガールズバンドといえばSCANDAL、というのも・・・現実的な認識になってきています。デビューの頃は、夢のような話だったんですけどねえ・・・

ずっと以前にチームSCANDALを船に喩えたことがありましたが、そのときゴールとしていた島は、もう眼の前まで来ている・・・
チームSCANDALの“第一目標”は、達成間近となっています。

となると、今度はもっと大きな目標、さらなる新大陸を発見する冒険に、向かうべきでしょうヽ(´▽`)ノ

で、ボクが(勝手に)思っている次なる目標は、コレです。

“SCANDALは次の世代のB’zになろう!”

・・・いやまあ、確かにボクはB’zのファンでもあるので、単純に好きなふたつのバンドを重ねてるって面もあるのですが・・・

しかし、ご存知の通り、B’zは日本ナンバー1といってもいいモンスターバンドです。実際に売り上げはダントツのナンバー1ですし、グラミー賞受賞を持ち出すまでもなく、実力も申し分ないでしょう。

つまり、“B’zになる”というのは、日本一のロックバンドになる、と同意語だと思ってもらって構いません。

随分大きくでたな、と思う方もいらっしゃると思いますが(ボク自身が内心そう思ってます・・・あわわ(;´Д`))、いや、やっぱり夢は大きく持たないと!
ガールズバンドといえばSCANDAL、から「ガールズ」の言葉を取るくらいの野心を持っていいと思うんですよ。で、それだけの挑戦権はある、と思っています。

ここから先、またちょっと過激なこと言わせていただきますが・・・

ボクのように音楽にそれほど詳しくないもの、特別な思い入れを持たないものからすると、以前から不思議に思っていたことがあるんですよ。
今、日本でナンバー1のバンドといったら・・・おそらく多くのひとがB’zかミスチルをあげるんじゃないでしょうか?
異論はあるかもですけどw、とりあえず人気でいったらこのふたつに勝てないでしょ? 平日のドーム公演を3日連続くらいで満員にしちゃうんですよ? 世間一般の知名度で、このふたつに勝ってるバンドなんてありましたっけ?(サザンは対象外ですよw 一応解散してますからw)
でもこのふたつのバンドは(サザンを入れて3つでもいいんですけどw)、もう20年以上も活動している大ベテランなんですよね。20年以上もトップを走り続けている、それはもちろん素晴らしいことなんですが、一方で新しいバンドは出てこないの? って思っちゃうんです。

20年以上の大ベテランに、新しい世代がずっと勝てないでいる・・・それって普通なんでしょうか? 音楽の世界では、ベテランが強いのが当たり前、なんですかね?
それにしても、ベテランがずっと活躍するのは素晴らしいことに違いないけど、それに続くような新世代が出てこないのは、やっぱりどうかな?って思っちゃうんですよね。
だって、例えばアイドルにしても歌姫と呼ばれる世界にしても、ちゃんと新しい人気者が出てくるじゃないですか(^.^)

先日、大学時代の同級生と飲む機会があったんですが、彼らはメチャメチャロックとかバンドに詳しいんですよ。まあ、ボクの母校は帰国子女なんかも多くて、英語への関心が高い学校だったからかもしれませんが・・・ほとんど全員が日本のバンドも洋楽のロックもぺらぺら語れるw 特に音楽ファンじゃなくても、一般常識のようにロックやバンドについて語るんです。
ただ、彼らは現在の日本のロックバンドについては、まるでといっていいほど、知りません。大袈裟にいってるんじゃなくて、事実です。
もちろんアラフォー世代でw、働き盛りの彼らが音楽に時間を割く余裕がない・・・ってこともあるでしょう。
でも、彼らの多くは、それこそB’z・ミスチル時代で、音楽から離れていました。ギリギリ、ラルクやGLAYは聴いてた、ってところみたいです。

この事実を知ったとき、ボクはけっこうショックでしたね。
音楽業界の方がこういう話を聞いたら、なんて思うでしょうね? ボクなら「マズイな」と危機感を抱きます。

世間一般に浸透するような人気を誇るモンスターバンドって・・・ここ最近、日本では生まれていないんじゃないでしょうか?

“ポストB’z”を名乗れるような存在って・・・パッと思いつかない気がします。

今のロックシーンを牽引するようなバンドというと、バンプやらアジカンやらになるんでしょうが、“ポストB’z”といったイメージじゃないように思います。
というか、フェスなどで名前をよく見る現在主流のバンドのなかには、“ポストB’z”っぽいバンドってないように思うんですよね・・・(ボクが知らないだけかもしれませんが)

むしろ、SCANDALの方がよっぽどB’zに重ねられる。
だからこそ、有権者の皆さんに声を大にして言いたいのであります! SCANDALはB’zを目指せ!と(by 怒り新党w)

なに、ボーカル&ダンススクール出身のSCANDALが、実力派のB’zに近いだと!?(`・ω・´) ・・・と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ボクからみるとスキャとB’zは似ている部分も多いんですよ。マジで。
その詳しい理由についてはおいおい語っていきたいと思いますが、とりあえず、パッと理由をあげると・・・大きくいって以下の3点。



・メジャー志向がある(ここが現在主流の“フェス系バンド”との一番の差)

・音楽的にはハードロックというか、西洋の王道ロック的要素がある(音楽素人なので、深く突っ込まれると反論できませんがw そんな気がする、って話です)

・ライブではエンターテインメントの要素を追求している(なにげにここも大きな要素)



もちろん、B’zとは異なる要素も多いんですけど、以上の点を見ると、あながちB’zを目指すのはおかしくはない、と思うんですよね。

で、具体的に“B’zになる”には、どういうことを達成するべきかというと・・・

ドーム公演を満員にする。
50歳近くまでバンド活動を続ける。
ヒットチャートはもちろんダントツの1位。
海外公演も大々的にやっちゃう。
以上の結果、誰もが認める日本ナンバー1のバンドになる・・・

な、ナンテコッタ!(;´Д`)

・・・ま、まあ、これくらい大きな目標を持った方がいいんですよ(^^ゞ ファンとしても応援のし甲斐がありますし。
大きな夢をもったほうが、ワクワクできるってもんです(n‘∀‘)η

今後、時間があるときに、この話の続きをしていきたいと思います。

年間スケジュール

2012-06-19 22:23:16 | SCANDAL考察
一ヶ月に17公演(さらにマニアイベントもあり)!という、SCANDAL史上最もタフネスだったといっていい「LIVE IDO LIVE」が盛況のうちに終了…いや~、よかったよかった(^O^)

などと思っていたら、もう秋のツアーが開催決定しましたねw
相変わらず繋げてきますね~、チームSCANDAL(^.^) 常に話題に事欠きません。何かが終わればすぐ次のイベント発表、ということでファンとしては楽しみが尽きません。ありがたや(n‘∀‘)η

今度の秋の全国ツアーは、去年と同じくホールツアーということで。
会場規模が変わっているのが、一年前からの成長を感じさせます。まあ、ほとんどの会場のことは知らないわけですが…(^^ゞ ただボクの地元についてはわかりますw 去年の名古屋市公会堂から、今年は愛知県芸術劇場とひと回り大きな会場になりました。しかも、なんと2日連続の公演!(´▽`) 祝日が続くとはいえ、これはなにげに凄いことだと思います。

大阪も土日の2日連続公演ですから、今回はこの名阪への力の入れ具合が、眼を引きますね。たまたま会場を抑えられなかっただけかもしれませんが、東京では中野サンプラザ一回だけ、というのと比べると凄さがわかります。

これは近づく大阪城ホールに向けての布石なのか…と考えるのは、ちょっと気が早いですかね(^^ゞ

ただ、最近職場の都合で土日が休めなくなったボクにとっては、この日程はツライものがあるのですが…(;´Д`)

それは置いておいてw 「LIVE IDO LIVE」では早々と名古屋会場のチケットがSOLD OUTになったことをおもうと、実は名古屋での人気は根強いものがあるのかもしれません。(東京からも大阪からも来やすい、てのもあるかもですが…メンバーの準地元ですしねw)

ところで、今年の秋もホールツアーになった、ということから考えると、今後スキャちゃんは「春はライブハウスツアー、秋はホールツアー」みたいな流れを考えているかもしれませんね(^.^)

ボクは昔、けっこうなプロレスファンだったんですが(最近はとんとご無沙汰ですけど…昔のプロレスはめちゃめちゃ面白かったのですよw)、よく「プロレスファンは一年のスケジュールが決まっている」なんて言葉を聞いたものです。

どういうことかというと、有名なイベントというのが、季節によって決まっていたんですよね。

1月4日の新日本ドーム大会から始まり、春は全日本のチャンピオンカーニバル、夏は両国国技館でG1クライマックス、秋はタッグ戦があって、冬は最強タッグリーグで締めるという…(固有名詞がわからない方は、気にしないでくださいw)
ファンからすれば自分自身のスケジュールもたてやすいですし、マット上の流れなども掴みやすいわけです。ああ、今度大きな大会が迫ってるから、因縁の決着はそこだな、とかね(^.^)

一番大きなことは、一年の生活リズムのなかにプロレスのイベントが自然に組み込まれることですね。例えば「1月4日は東京ドームに行く日」になったりとかw 「最強タッグが始まると冬を感じる」とか。
これはもう、祭りと一緒ですね(´▽`)
イベントに行くのが当たり前になっちゃうわけです。そして祭りの日が大体決まっているので、その数ヶ月前からワクワクできちゃうんです。自然気分も盛り上がるわけで。

ここ最近のSCANDALの活動を見ていると、そんな「一年の流れ」というのが出来そうな気配がありますね。

例えば、新年にはシングル発表。
春休みには大型会場でのビッグイベント。ちょうど武道館みたいな感じですね(^O^) 中高生の方も休みなので集客しやすいでしょうし。
初夏はライブハウスでのツアー。汗をガンガンかくには、いい季節(´▽`)
夏休みはフェス登場&恒例となりつつある海外ツアー。
秋はホールツアー。芸術の秋ですから、「魅せる」系ライブはこの季節がピッタリでしょう(`・ω・´)
そしてクリスマスには、これはもう鉄板の「ベスクリ」で締め、と(・∀・)

空いてる期間にアルバム作成、あるいはマニアイベント、あるいは「急に来てゴメン」ってことで…(^^ゞ

これで一年の流れができるんじゃないでしょうか。どうです?(n‘∀‘)η
まあ、すでにほとんどできてる気もしますがw

いずれにしろ、ライブハウスとホール、大会場と地方会場、というように一年を通じて振り幅の広い活動ができるのは、SCANDALの魅力ですね(^O^)
…強引な締めですいませんm(__)m

気がつけばライブ前じゃないですか(`・ω・´)

2012-05-31 21:50:18 | SCANDAL考察
今月…というか、もう先月になりかけですが(^^ゞ、5月はなにかと忙しく、気付けばライブが目前に迫ってましたw

5月19日から始まった「LIVE IDO LIVE ツアー」、ようやくボクもこの週末に、名古屋・大阪と参戦します。わずか10日ほど前に始まったばかりなんですけど、やけに昔に感じる…と思ったら、すでに7会場も終わってるんですよね。どうりで(;´Д`)

しかもその間には福岡でマニアイベントもあり、ということで、10日あまりで8回のライブですよ(´▽`)
改めて、すごいスケジュールですねw
メンバーもスタッフも、疲れがでていないわけがない、と思いますが…これを乗り切れば、チームSCANDALに大きな財産がうまれそうですねw

これ、ボクの持論なんですけど、何事も「経験」が一番大事だと思ってるんですよね。

スポーツ選手や格闘家が、試合をすればするほど闘い方がうまくなっていく…のはもちろんのこと。
お笑い芸人さんなんかでも、寄席や舞台に数多く立っている方たちは、やっぱり実力が高いですよね。よしもと芸人が育つのは、「よしもとが舞台をいっぱい持っているから」っていうのは有名な話です。

アーティストも当然同じで、やっぱりライブ会場でたくさんステージをこなしていると、空気のつかみ方やオーディエンスの乗せ方などを自然に学べると思うんですよね。
こういうのは、やっぱり「経験」しないと手に入りにくいでしょうから。
また、これだけハードなスケジュールを乗り越えられると、「あのときこれだけ頑張ったんだから」という、確固たる自信も持つことができるでしょうねえ。
まあ、スキャちゃんのメンバーたちは、これまでにもかなりハードな経験をクリアしてそうですが(^^ゞ
いずれにしろ、またひとつ、大きな自信と勲章を手に入れられるツアーになるんじゃないですかね。

ツアーのとき、ボクはいつも、そのツアーのテーマというのを考えるようにしているんですが…

武道館が終わってのライブツアーが、「ドサ回り(^^ゞ」と言ってもいいような、全国津々浦々を回るこのツアー(しかも、300人ほどのキャパの箱を含む)…とくれば、これはチームSCANDALの“決意”というか“覚悟”というか、大きな意志を感じずにはいられないですよね(^.^)

「原点回帰ツアー」とでも、いいますか。
あるいは「ライブバンドであることの証明ツアー」とでも、いいますか。
はたまた「ロックバンドの原風景にチャレンジするツアー」とでも、いいますか(´▽`)

そんな、スキャちゃんたちのアツイ声が聞こえるような、ツアーだと思いますね(^.^)
またですね、その背景にメンバーやスタッフさんたちの、ロックやバンドというものに対するリスペクトが感じられて、実に「イイ!(・∀・)」と思うのですよw

チームSCANDALサイドからすれば、そんな大きな意味のこもったツアーだと捉えているんですが、一方で、ボク個人的には、また違った形で今回のライブには接しようと思っています。

ボクが今回参戦する名古屋と大阪は、どちらもZEPPが会場になるわけですが、今後SCANDALがさらに大きな存在になっても(ドームでライブをやるようなバンドになっても)、ホームグラウンドにして欲しい、と思うような会場のひとつなんですよね。

言い方を変えると、「SCANDALが当たり前にやるライブを、当たり前に見られる会場」だと思うんですよね。

武道館は(TOMOMIの言葉じゃないですが)やっぱり「特別な会場」だったと思うんですよ。今後は普通に使う会場になるかもしれませんが、現時点では間違いなく「特別」でした。

今度は「当たり前」のSCANDALのライブを楽しみたい、と思っています。

年に一回か、二回、食べるような「特別」なフランス料理が美味しいのは確かでしょうけど、毎日「当たり前」に食べるラーメンが美味しいのって、実はすごく大切な気がしませんか?

…というわけで、久しぶり?な「当たり前」のライブを、今から胸ワクワクして待ちたいと思います(n‘∀‘)η