ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

「STANDARD」ツアー ~Nagoya report~ 後編

2013-10-26 14:51:38 | ライブレポ
さて、いよいよ「STANDARD」名古屋公演のライブレポも今回がラストですね。
繰り返しますが、ネタバレあり、間違いあるかも(-_-;)、音楽素人の感想満載でお送りしますのでw、閲覧の際はご注意いただきますよう、よろしくお願いします。

後編は二回目のMCから、ラストターンに突入するところから再開です(^.^)



MC

本編ラスト付近のMCでは、マジメといいますか、ちゃんとしたメッセージを送るのが恒例となってますね。このパターンが長く続いていますけど、こういうのは王道というべき、非常にまとまったいい形だと思うので、今後も変えずにこのままでいってもらいたいですw

RINAが「たくさんのひとにライブを見に来てもらって、それが本当にウチらの力になっています。生きていける」と感謝を表したり、HARUNAも続いて感謝したりと、ファンへのメッセージを送っていたのですが・・・
あのー、勝手に思い込んでるだけですが、ボクも長いことスキャちゃんを見てるんで、なんとなく彼女たちの感情の機微、みたいなものがわかるような気がしてるんですね。

で、今回はHARUNAがいつも以上に感情の熱が入ってる感がありました。丁度、Zepp TOKYOで涙を流したときと似たような雰囲気があったといいますか。(さすがに今回は涙はないですが)
そのときに話した内容というのが、「今日のライブを想い出にして欲しい。楽しかった想い出があれば、これから先、ツライことや哀しいことがあっても、きっと乗り越えられるから」というものでした。この言葉を発しているとき、やけに熱量を感じたんですよね。

これ、その後に冷やかすようにヒューヒューみたいな声が入っちゃったのが残念だったんですが(まあ、アツい言葉を聞いたときに、照れを隠すようにふざけることってありますから)、HARUNAが本心から思っていることをぶちまけた瞬間だった、と思いますね。
この内容、文字にするとなんてことはない言葉のように聞こえるかもしれませんが、とても価値のある台詞だったと思います。
SCANDALが音楽活動をするひとつの理由(あるいは存在価値とも言えるかもしれませんが)が、ここにありますからね。やっぱり彼女たちは、聴いている人々を笑顔にすることが、自分たちの役割だと思っているんでしょう。音楽ジャンルへのこだわりとか、見せ方や方法論とか、そういうものが些細な問題としか思えないほど、自分たちは「楽しさを振り撒く存在なんだ」と意識している。

声質的にHARUNAは、アツい言葉もクールに聞こえがちなところがありますが、今回はいつも以上に熱がこもっていたので、とても胸に刻まれましたね。



14、キミと未来と完全同期

実はこの曲、好きなんですよねえ~(^.^)
爽やかで疾走感がある楽曲、というのはSCANDALの得意ジャンルのひとつになってると思います。ノリのよさもとてもお気に入りなのですが、さらにそこにTOMOMIの歌詞センスが素晴らしいんですよね(´▽`)
作曲はともかく、作詞に関してはメンバーがやるのが、やっぱり一番いいんじゃないですかねw 特にTOMOMIの作る詞はキャラクターだけでなくテクニックも感じます。

「ノルかソルかって、ノルでしょ。先生」のところが大好きなんですよw まさにThis is TOMOMI!(^.^)
極端にいえば、この歌詞があるだけでこの曲は大満足ですw ズギューンと撃ち抜かれたフレーズでした(´▽`)



15、OVER DRIVE

中田ヤスタカさんプロデュースのこの曲については、ボクはこれまであまり高評価なコメントは残していないんですが・・・
なにしろボクの好みのタイプはギターロックで、ポップスじゃないんですよね(^^ゞ ですからポップスという時点で、タイプから外れているので仕方ないのです(´・ω・`)

と、思って聴いていたんですが・・・
あらら、メッチャ、ノリがいいじゃない!(OロO)
ライブで化ける曲、ってありますけど、この曲もまさにそれですね。すごくノリやすいんですよ(´▽`)
ちょうど「太陽スキャンダラス」みたいな感じでしょうか。CDで聴いたときはそれほどピンと来ないけど、ライブだとすごく盛り上がるっていう・・・
いやあ~、さすがにORANGERANGEのナオトさんといい、中田さんといい、一世を風靡する方はツボを抑えているんでしょうね! 中田Magic、恐るべしですw 上質なポップスの凄味を見ましたね(^^ゞ
これは今後、定番化する可能性も十分ありますね~。

でもって、ボクはTOMOMI側の席だったので、TOMOMIとHARUNAのふたりがよく見えていたんですが・・・
間奏だったと思うんですけど(少し記憶が曖昧です・・・)、このふたりがステップを踏むんですよ。この動きがさすがのシャープさ!(´▽`)
演奏しながらのこのステップの見事さは、恐らくバンド界最強だと思いましたねw いや、ホントに見事なんですわw
しばらく見惚れてから「ハッ!(OロO) MAMIはどうしてるんだろう?」と思って慌てて見てみると、MAMIもしっかりステップ踏んでました(^.^) いや~、失礼しましたw
このステップのキレのよさも、個人的には見所ですね(^O^)



16、太陽と君が描くSTORY

前の曲で「太スキャ」を思い出していたら、よく似たテイストの「太キミ」が始まったので、ちょっと驚きましたw
この曲もライブで化けた曲のひとつですよね~。やはりポップ路線で、面白みに欠けるイメージだったんですが・・・ストレートなノリなので、ライブではとても盛り上がるというw
ライブ後半のもってくることも多いですが、十分その重責を果たしてますよね。最近はこのポジションを「太スキャ」が担うことが多かったので、久々に聴けて楽しかったです(^.^)

サビのところでは、タオルを振り回している方も多くみられましたが、いつの間にそんなアクションが根付いてたんでしょうw 知らなかったな~w
ただ、タオル回しというと、今のところ「DOLL」しか定着していないので、新たなキラーコンテンツを作るうえでも、「太キミ」でのタオル回しもアリですよね(´▽`) 定番アクションが増えていくのも、ライブ参戦者には楽しいことですしね。



17、涙よ光れ

実はライブ前から「STANDARDで始まって、STANDARDで終わる」・・・つまり「STANDARD」を二回やる、というのをちらっと聞いていたので、曲前にHARUNAが「次がラストの曲です」と言ったときに、つい「STANDARD」かと思っちゃいました(^^ゞ

うっかりこの曲を忘れていたんですが、青春パンクといった曲調でノリやすいですから、本編ラストに持ってくるのもわかる気がしますw
ボク自身は本音をいうと、パンクほど単調な感じになるとツボからは外れるんですけどね(^^ゞ
ただHARUNAから歌うように煽られてやってみると、思ったより心地よくノレました(^.^) 手拍子で参加しやすい曲ですが、歌うのもアリですね。

パンクというと衣装などの印象や、ザ・クロマニヨンズが好きという発言から、MAMIのイメージが強いんですけど、実際にはTOMOMIがかなりグレートなアクションかましてました(´▽`) ともちゃんとパンクは合うんだな~とw

動きがすごくパンクにマッチしてるんですよね(^.^) 上半身を折り曲げながらベース弾く姿なんて、めっちゃカッコイイです(≧▽≦)
個人的にはこの曲はTOMOMIに注目するのがオススメですねw



18、STANDARD

これを一曲に入れてしまっていいのか、微妙なんですが・・・
というのは、全部の曲を演奏するんじゃなくて、ラスト付近、一番盛り上がるところからのスタートなんですよ。「涙よ光れ」で盛り上がったまま、そのまま直接ここに繋いでくるという。

ここんところ、すごく高揚しましたね~(≧▽≦) ナイスな構成ですw
テンションあがったまま、さらにMAXに引き上げてフィニッシュという(´▽`) 心にインパクト刻む終わり方でした。かっけええ~~!
一曲目でやったときは、TOMOMIのカワイイ掛け声(CDで聴くとき、あれがけっこう好きw)は入ってなかったんですが、ここではテンションが上がってるせいか、一曲目と区別するためか、掛け声もバッチリ入ってました(´▽`) このあたりもウマイですw

バラエティに富んだアルバム曲を全てやり、過去の懐かしい曲や鉄板曲など、すべて出し尽くしたあとで「What’s your standard?(=あなたのスタンダードは、何ですか?)」で締めるなんて、お見事すぎでしょう(´▽`) まさにアルバムコンセプトどおりのライブ本編でしたねw



ちなみに、ここでメンバーは一旦舞台袖に掃けるわけですが、いつも笑顔なことが多いRINAが、ピースサインをしながらもどこか不満そうな表情に見えました。まあ、ボクの先入観による思い違いかもしれませんが。
ただ、ファンの方ならすでにご存知のように、負けず嫌いで完璧主義者のRINAは、ライブの完成度に対する追求心は人一倍強いですからね。
ボクが感じたように、まだ仕上がりきってない楽曲もあったと感じていたなら、RINAが不満そうな表情を見せても納得ですし、それでこそのRINAだとボクは思いますね(^.^) 賛否両論かもしれませんが、ボクはそういうRINAが好きですw



アンコール1、24時間プラスの夜明け前

アンコールで帰ってきたからの一発目が、この曲でした。これもちょっと意外な選曲でしたね。
ところが始まってみると、ライブ再開にはちょうどいい具合の曲なんですよね、コレが。
MC明け同様、一度流れを切ってから始める曲って、難しいと思うんですよね。ムードをググっと盛り上げなきゃいけないけど、エース級の神曲を使うには、なんか勿体無いかな、っていう。

この曲はエース級ではないんですが、いい感じで盛り上がるんですよw だんだん温まっていって、終わり頃にはすっかり出来上がってる感じです。
ラスト付近、4人が横一列で楽器を奏でるシルエットは、カッコイイものがありましたねえ~。



MC

アンコールに入ってのMCでは、宣伝的要素や新しいライブの告知などが多いんですが、ベスクリが今年も開催されることと、マニア限定ライブのツアーが発表されてましたね。ご存知の方が多いでしょうけどw
マニア限定ライブ、投票によって曲を決めるってことですが・・・めっちゃいいじゃないですかああ!ヽ(*´∀`)ノ

以前、ベストアルバムを作るならファン投票を実施して欲しい、という要求をこのブログに書いたことがありますが、投票によってライブが決まるのも、もちろん大賛成です(´▽`) というか、非常に楽しみです♪
これ、全部激しい曲が集結して、過去有り得ないほどのハードなライブになる可能性もありますよねw うわ~、クタクタになりたいw
一度、マニアライブはボクも今年の一月に体験しましたけど、さすがにマニア集結だけあって、すごく雰囲気よかったですからね(^.^) ベスクリも楽しみですけど、早くも来年が楽しみになってきましたw

で、このMC中に、ライブ告知するたびにRINAが両手を突き上げて「わーい♪」と喜ぶんですが(ヽ(*´∀`)ノ←まさにこの感じw)、それをすかさずMAMIがマネしw、さらにTOMOMIもマネして、とやたら滑稽な光景に(^.^)

両腕の挙げ方がおかしい、というかカワイ面白いので、3人でやるとアホみたいなんですよw(ホメ言葉ですからねw、念のため)
ひとりマジメに告知するHARUNAが見えないところでやるのでw、場内笑いが起こってました(^O^)

そのうちに・・・でました、すぐにエスカレートする、MAMI&TOMOMIのどぼんどぼんどw
HARUNAの隙をついてw、ガッツポーズを天空から地面スレスレまでやるという、おふざけ全開です(´▽`) 特にTOMOMIがヒドイww さすが、序盤は静かに見えても、最後は大暴れしていきますねえ~(^.^)



アンコール2、SCANDAL BABY

いわずと知れた神曲がここで降臨すれば、盛り上がらないわけがないのですよ(´▽`)
先程のMCの影響で、TOMOMIが遊びまくりでしたw 2番に入ってから、HARUNAの後ろでMAMIとふたりでふざけるのが恒例になってますけど、今回横一列フォーメーションなので、MAMIはHARUNAの後ろに移動できないんですよね。
それでも構わずw、TOMOMIがひとりで移動するや、先程の「天空ガッツポーズ」をニヤニヤしてやってましたw 完全に子供です(^.^)

しかし、これだけおふざけしながらも、クルクル回りながらベースを乱れず余裕で弾くのが、さすがのひと言。
遊んでいるようで技量も見せ付け、さらに笑顔満載で楽しさも振り撒くんですから、後半はTOMOMIがもっていった感すらありましたね。



アンコール3、DOLL

「BABY」のあとに「DOLL」が来るんですから、ほとんど反則ですよw そりゃあ、大爆発ですw
初披露の曲が多くても、強い定番がいくつか控えているのは、スキャちゃんの強みですね。この2曲やるだけでも、まず満足しますもん(n‘∀‘)η

手拍子とタオル回しで、曲全体通じて観衆も参加する曲ですから、初参戦の方も盛り上がれること間違いなしなんじゃないでしょうか(^.^)
なんだかんだで、やっぱり「DOLL」は外せないですねw



ライブのラストはメンバー紹介をして終わるのが恒例ですが、4人全員に大きな歓声があがるのが、いつ見ても気持ちいいですねえ(^O^)
ファンもメンバーも、互いに愛し合っていることがわかるよい光景で、今回もライブを堪能させてもらいましたw

ちらっと途中のMCで、HARUNAが「来年はちょっと変わった流れも考えているので」と言ったのも、また楽しみですね♪

気付けば、いつも以上に長々と書いてしまった感がありますが(^^ゞ、お目通しいただき有難うございましたm(__)m


「STANDARD」ツアー ~Nagoya report~ 中編

2013-10-26 03:21:25 | ライブレポ
SCANDALホールツアー「STANDARD」、名古屋公演のライブレポ、今回は中編ということになりますね。
前回に引き続き、今回もネタバレ全開でいきますので、今後ライブ参戦予定の方は、これ以上読み進めるのはご注意願いますm(__)m

今回はアルバムを引っ提げてのツアーですから、当然「STANDARD」に収録されている曲中心のライブになったわけですが・・・
正直に言ってしまうと、初披露の曲に関しては、まだ完全に仕上がっていないかな~(^^ゞ という印象を受けました。
前の記事で一曲目である「STANDARD」について書いたところで、「まだ曲が育っていない」ということを書きましたけど、ただファンの側の反応というだけじゃなく、演奏面でも育ちきっていない感はありましたね。曲によって、差はありますが。
名古屋会場はまだ3番目ですから、これからもっともっと仕上がってくるんだと思います。そういう意味では、やっぱり他の会場にももう一回参戦して、成長ぶりを確かめたい気持ちも強いんですけどね(^^ゞ

逆にこれまでの鉄板曲はさすがの安定感でw、ポイントポイントで入るそれらが、場内をときに引き締め、ときに爆発させていた感がありました。
全体としてはいつも通りの、楽しく、充実したライブでしたが(´▽`)、さらにもっともっとイケそうなポテンシャルも感じましたね(^.^)

と、(なぜかこんなタイミングでw)全体の総括をしたところで(^^ゞ、ライブレポの続きと参ります。



4、オレンジジュース

MC明けはいつも、一旦落ち着いた雰囲気を再点火させなければならないので、けっこう難しいというか重要だと思うんですが、イントロのロックテイストが強いこの曲を持ってきました。
選択としてはすごくよかった・・・と思うんですけど、上でも書いたように、ちょ~と仕上がりきってない感があったんですよねえ~(^^ゞ
そのせいかどうか、わかりませんけど、いい感じで大きな波に乗りかけた、と思ったら乗り切れなかった、みたいな感覚がありました。あくまで個人的な感想ですけどね。



5、放課後1H

まさかここで「放課後1H」とは・・・!(´▽`)
これは完全に虚を突かれましたね~w 実はライブ前から「ある」って情報は仕入れていたんですけど、それでも意外さに驚きました。←なんかアホな子みたいですがw
今から思うと、アルバム「STANDARD」が比較的HARUNAヴォーカル中心なので、TOMOMIメインの曲も入れたかったのかもしれませんね。

この曲、MAMIがグレッチのホワイトファルコンで演奏するイメージが強いんですけど、一番使っている波紋模様のストラトで弾いていました。
そのためいつもならキラキラした曲になるんですけど、もうちょっと重厚な「放課後1H」になったのが貴重でした(´▽`)



6、打ち上げ花火

すごくポップな曲、という印象があるので、ライブでどうなるのかな~と思っていたんですが、ドラムがかなり前面に出ていました。そのため、けっこうロック風味が加わったというかw
ただ、ぶっちゃけて言ってしまいますと・・・今回、この曲が一番仕上がってなかったように思いました(´;ω;`)
あくまで個人的な感想ですけど、「バラッ」とした演奏に聴こえてしまったんですよね。演奏のミスはこれまでにも何度か見てますけど、全体的なノリがうまく作りきれていない、と感じることはあまりなかったので(演奏がヘタ、と言われていた時代でも、勢いとノリはあるのがスキャちゃんだったのですw)ちょっと気になってしまいました。

今から振り返ると、仕上がり不足を感じたのはこの曲をピークとした序盤が中心で、ここから盛り返していくんですけど、ここ最近のライブはずっと安定していたので、逆に印象に残っちゃいましたね(^^ゞ



7、8月

上のような理由でちょっと不安を感じていた序盤だったのですが・・・この曲のイントロで、一気に引き締まったというか、惹き込まれましたねえ~(´▽`)
ブリッジミュートしながらHARUNAがひとりで弾き語りをするような形になるんですが、これがすごく良かったのです(≧▽≦) なんとも音がカッコイイのですよw
前回の記事でHARUNAの調子の良さに触れましたが、声が調子いいだけでなく、ギターの音色もガツン! ときたんですよねえ~。

以前にも書きましたが、なにげにwHARUNAのギターはいい音出してると思いますw MAMIのように多彩な指運びや奏法は持っていないでしょうが、思いっきり弾くからか、その分ハッとするような音を出してくるんですよね(^.^)
オレンジの光のなかで演奏される曲の世界に、ググっと惹き込まれました。この曲で、抱いていた不安も一気に飛び去った気がしますね(´▽`)



8、声

イントロが始まった瞬間、このライブ最大といっていいほどのどよめきがw
いやあ~、皆さんどんだけこの曲大好きなんですかw 完全に「声」は神曲入りしたと言ってよさそうですね。
演奏的にはこの曲も難しそうな印象があるんですが、初披露曲とは違って、ここは安定してましたw いやあ~、よかった♪ とにかくよかった♪

少し気になったのは大サビの部分。「声はずっと、ここにあって」のところですね。
手拍子をする方が多いんですが、なかにはMAMIの独唱を聴き入るかのようにじっとしている方もいらっしゃるんですよね。
もちろん、どちらも楽しみ方としてアリだと思うんですが、ふとTOMOMIを見たら、両手を高く掲げているじゃないですか。
あー、手拍子を促しているんだな、と思ってよくよく見てみると、両手はあげてるんだけど叩いてはいないw 掌をこちらに向けているんで、ストップとしているようにも見えるのですよw←考えすぎスか?(^^ゞ
結局、かえって謎が深まる結果となりましたw



MC

この長いMCでグダグダトークを繰り広げるのがスキャちゃんの特徴ですけどw、今回も期待を裏切らなかったですねw
ちなみにいつもは名古屋ではTOMOMIがよく喋ることが多く(地元のMAMIはもちろんですけどw)、比較的RINAがおとなしめなんですけど、今回はフォーメーションが横一列のためか、RINAがよく喋っていました(^.^) 逆にTOMOMIがここまではあまり目立ってなかったですね。あくまで、ここまでは、ですがw

トークの始めは会場であるセンチュリーホールについて、名古屋組に思い出を訊いてましたが、MAMIが「TOKIOのコンサートで来た」と言ったのは、なんか面白かったですw
「いまやTOKIO目線だよ」とはしゃいでましたがw、なんか凄いっちゃあ凄いですよね(^O^)

その後、祭りのセットに絡めて、「屋台のSTANDARD」をメンバーひとりひとりが発表することに。
MAMIは「かき氷」。特にブルーハワイがお気に入りだそうで。これはファンなら納得ですねw
RINAは最初は「チョコバナナ」と言っていたんですが、実は「トルネードポテト」(ハリケーンポテト? ボクは初めて知りました(^^ゞ)であることが判明w 最近、出ているものだそうですね。祭りに縁がないオッサンは、まるで知りませんでしたがw
HARUNAは「チョコバナナ」。最初に「チョコバナナ」を指名しつつ、変更になった(というか、HARUNAの誘導で変えられたっぽくもあったw)RINAが「自分が選ぶんかよっ!(n‘∀‘)η」と笑いながらツッコんでましたw

ちなみにこのふたり、ポテトを「自分で取り放題」(HARUNA)にするか、「店員さんに入れてもらう」(RINA)か、でもモメてましたw ふたりとも「らしい」ところですねw

最後のTOMOMIは「りんごあめ」。ここで初めて喋った、というほどこれまで大人しかったのですが、どうも音が聞こえにくいのか、他メンバーと会話が噛み合わず、HARUNAから「なんか(TOMOMIとの間に)壁があるよね」と言われる始末w
実際、噛み合ってなかったんですけどw、それでも笑いになるのが、ともちゃんの素晴らしさですね(^O^)

このとき「りんご」以外にも「あめ」になってるものがある、という話の流れになったんですが、観客から飛ぶ声に、RINAが「あー、〇〇、あるな」「え、△△? そうやなー」と子供を相手にするように受け流していたのが笑いましたw オカンか(・∀・)



9、メトロノーム

今アルバムのなかの最強コンテンツ、「メトロノーム」がここで登場しました(´▽`)
いやもう、カッコよさはハンパないっすw 演奏もバッチリでしたし、期待に応えるクールぶりでしたw 
全員で同じようにノル、というなら他にもっとノリやすい曲もあるんですが、もうそんなのどうでもいいのです(´▽`) とにかく魂揺さぶられるカッコよさ(`・ω・´) 表面上のノリなどでは量れない、心に響くものがありますねえ。

惜しむらくは、MC明けの一発目だったのが、ちょっと勿体無かった気がしました。
前述したように、MC明けは体が温まっていないんですよね・・・盛り上がるんだけど、エース級ではない、というような曲が個人的にはベストですw
場内が温まってからの「メトロノーム」だったら、もっと爆発しそうな気がしますねw



10、恋のゲシュタルト崩壊

「メトロノーム」のアウトロでMAMIがギターを伸ばしている間に、HARUNAがスタッフさんから拡声器を受け取りました。
え、拡声器?(´・ω・`) もしかして「KOSHIーTANーTAN」でもやるの? と思ったら・・・なんと「ゲジュタルト」ですよ(´▽`)

これにはヤラれましたねえ~w こういうやり方があったか、と。この曲、拡声器で歌っても実に様になるのですよ!
しかもギターを置いたHARUNAは、ステージの隅から隅へと移動して、観客の眼前で踊りながら歌うのです。スカートの裾を翻して。
やっていることはバービーボーイズの杏子ねえさんと一緒なんですが、さすがのダンスのキレ! 美しカッコイイなのですよ(´▽`) 惚れてまうやろー!ヽ(*´∀`)ノヒャッホーイ←古い

・・・エホン。
ま、まあ、途中からギターを持って普通に演奏するんですが、最後もタッチパッドのシンセらしきもの(ハジメタルさんの曲ではお馴染みのヤツですね)を使いながら、激しくフィニッシュです。ここもめっちゃ、カッコイイので必見ですよ!
HARUNAが腕をギュルンッ、と振り回し、MAMIが髪を振り乱して、RINAが取り憑かれたようにドラムを叩き、TOMOMIが崩れ落ちんばかりに揺れ動く・・・
最後、アウトロの余韻で、TOMOMIがベースをチェンジするんですが、グルンとベースを回して交換するシーン含めて、最高にカッコよかったですね! このライブでも、かなり上位に来るパフォーマンスでしたw



11、下弦の月

TOMOMIのベースも無事交換したところで、「下弦の月」の登場となりました。
ちなみに「ゲシュタルト」の前もそうなんですが、他のメンバーが音を鳴らしている間に機材を交換する、というテクニックがいつの間にかモノになってましたねw 曲間に間があるときもあったんですが、次の曲の期待感を煽るために敢えてやっている、という感が強く、ライブ全体の進行が以前よりスムーズになったと感じました。

この曲、聴けば聴くほど好きになっているなあ~・・・
間奏のRINAのドラムと、特に後半のTOMOMIのベースがいいんですよねw 雰囲気もいいですが、楽器のよさも十分伝わってくるいい曲です(^.^)
気付けばセットの上方に、きちんと下弦の月が浮かんでいるのが、ニクイ演出ですねw 祭りが終わって夜になった、というところでしょうか。



12、Weather report

夜になった、という情景によくあう曲ですね、これも。
今回のセトリのなかでは、一番しっとりと聴くナンバーかもしれません。緩急でいえば「緩」にあたる場面ですが、心地よく揺らさせていただきました。

ちょっと気になったのは、ラスト付近でTOMOMIの高音によるハモリが入るんですが、CDにはない、ライブだけの仕様だと思うんですよね。比較的抑揚が少ないので、ラストに変化をつけたかったのかと思いますが、個人的には少し違和感を覚えちゃいました(^^ゞ



13、会わないつもりの、元気でね

再びここで、爆発です(´▽`)
始まった瞬間に、会場が沸点に達するような感覚ですね。ファン全員が、待ってました! というのが伝わってきました。もちろん、大盛り上がりですw

しかし「声」といい、この曲といい、SUPER BEAVERの柳沢亮太さんはスキャちゃんと相性がいいというか・・・本当にいい楽曲を作られますねえ~。SCANDALファンの皆さんのなかには、かなり深く印象付けられているんじゃないでしょうか。
この曲も、完全に神鉄板曲の仲間入りをした曲だと思います。今後もライブでずっと、使われていくんじゃないでしょうか。

ちなみにセットは、神社から都会の街並みを表したようなものに変わっていました。交差点が舞台の曲ですもんねw
ここから先は未来に向かって駆け出す、といった内容の楽曲が続くので、セットも夜が明けて新しい世界が始まる、というのを表現しているんでしょうね。
「STANDARD」はテーマを特に決めなかった、ということでしたが、こうして見るとすごく見事なセトリ構成になってますねえ~(^.^)



この後、MCに入るところで、キリがいいので中編はここまでにしたいと思います。
なんとか明日、後編を書き上げたいですねw

「STANDARD」ツアー ~Nagoya report~ 前編

2013-10-25 01:18:31 | ライブレポ
いってきました、SCANDALのホールツアー「STANDARD」、名古屋公演。
ちなみにタイトルは「Weather report」から取っているわけですが、ダサすぎることには眼をつむって頂きたい!(`・ω・´)

今回の会場になったセンチュリーホールというのは、名古屋では有名な会場で、大御所アーティストさんもよく利用しているイメージがあります。“あの”センチュリーホールについに進出か~・・・と思うと、感慨深いものがありましたねえw

休みがうまく取れない関係で、ボクは今回のツアー、この一回しか参戦できないものですから、張り切って楽しんでまいりました(^.^)

まだツアーが始まった早々で申し訳ないのですが、ネタバレ全開でライブレポさせていただきますので・・・(一回のみの参加なので、“あとで”ってわけにいかないのです(-_-;))これから参加される方で、「ネタバレは困る」という方は、注意していただきますよう、よろしくお願いします。

でもって、いつも言っていることですが、記憶間違いやら、音楽素人ゆえの勘違いやら、いっぱいあるかと思いますので、そのあたりはご容赦いただければ助かりますw
また、自分が感じたことに正直に書きたい、という気持ちもありますので、不愉快な内容もあるかもしれません。
以上の点を踏まえたうえで、温かい目で眼を通していただければ幸いですm(__)m

では、セトリ内容に入る前に、ステージ情報などでも(^^ゞ

今回の名古屋公演は、まだチケットが残っている、とのことでしたが、下から見ている限り(ボクは一階の中盤くらい、TOMOMI側の席でした)3階席までビッシリお客さんが入っている印象でした。
また、MCでメンバーも言ってましたけど、2階、3階でもステージからすごく近くに感じられます。1階もなだらかな傾斜がついているおかげでとても見やすく、多くのアーティストさんが使うのも納得でしたね。

ホールツアーでは豪華なセットが組まれるのが恒例ですが、今年は「日本の秋祭り」をテーマにしたセットのようでした。インタビューで「日本らしさを意識した」と言っていたのはコレだったか~と納得ですw
中央に神社(村々にありそうな小さなヤツですね)があり、左右には障子と提灯。切り絵で秋祭りを表現すると、ちょうどこんな感じになりそうw
ライブが始まると、天井から「満員御礼」「商売繁盛」の垂れ幕がさがって、盛り上げてくれました。ここのところは大相撲っぽかったですねw

もしかして衣装も「和」かな? と思ってましたが、「STANDARD」を意識したと思われる真っ白なドレスで登場でした。キュートではあるんですが、ちょっとオトナびた雰囲気ですね。
MAMIのみがパンツスタイルで他メンバーは皆スカート。それぞれの長さやふわりとした感じが少しづつ違っているようで、キャラによく似合っていたと思います(^.^)

平日開催ですから、学生さんの姿がとても多く、半分以上は20歳未満なのでは? と思いました。会社帰りのサラリーマンや、ボクのようなアラフォー男性もいますけどねw
女子比率も3割ほど、というところですかね。ロックにゴリゴリ凝り固まっている、というより、世間一般の音楽ファンという客層になっていますね、ここ最近は。

8月にお台場で会った昔馴染みのスキャ友さんと出会えたので、ちょこちょこ話をしていたら、あっという間に開演時間が迫っていました(^^ゞ
ひとりで参戦するのも慣れてますけどw、こうしていろいろとスキャ関連のお話ができるのは、有難いことですねえ~(´▽`)

というわけで、以下、セトリ内容です。



1、STANDARD

アルバム「STANDARD」をひっさげてのツアー、ということで、(ライブで)初めて聴く楽曲が多くて楽しみな反面、「どういうノリをしたらいいか、わからない」という面もあると思うんですよね。まだ曲が育っていない、と言いますか。
もちろん、それぞれが自由な方法で楽しめばいいんですが、得てしてライブハウスツアーが爆発的な盛り上がりになるのは、「育ちきった曲の数」にも関係しているような気がします。会場の構造の違いもあるでしょうが、初見参曲の多いホールツアーとは、そこらも違うのかなと。

そういう意味で、「STANDARD」もどうなるのかな~? と思っていたんですが、いきなり盛り上がっていましたねw
コール&レスポンスはもちろん、手拍子などが自然発生的に起きて、心配が杞憂に終わりました(^.^)
ちょっと残念だったのは、MAMIのマイクの調子が悪くて、声が聴き取りにくかったことですね。最初だから、ボクの耳が慣れていなかっただけかもしれませんがw
一発目の役割は十分果たしたと思いますが、この曲自体はもっともっと育つように思いますね(´▽`)



2、Brand new wave

ここでこの曲を持ってくるか~w
アルバム一発目のこの曲を、早々と出して参りました。なんか違和感ないな~と思ったら、アルバムをリピートで聴いていると、「STANDARD」のあとに「Brand new wave」が来るんですよねw

イントロではシンセの音が強烈に入っているんですけど、途中からはほとんど気にならなくなります。ギターやドラムの主張が強いので、十分バンド曲として成り立ってるんじゃないでしょうか。こういうところがアルバム「STANDARD」の特徴ですよね。

ライブ前にスキャ友さんから「ライブ初日のかつしかでは、HARUNAがとてもよかった」と聞いていたので、先入観があったわけじゃないんですが・・・
一時期の咽喉の不調がウソのように、よくHARUNAは声が出てましたね(´▽`) 大サビの「世界にもっと羽ばたいて」のところがグッとくる、という方は多いと思うんですけど(え? そうですよね?(・∀・))、もうグググ~って感じでキましたw



3、EVERYBODY SAY YEAH!

3曲めですよ? まだ3曲目で最強のコール&レスポンス曲登場です(≧▽≦)
そりゃあもう、この時点で大満足ですよねえ~・・・スキャちゃんのライブでは、よく言ってる台詞ですけどw
会場も一体となって爆発的に盛り上がってましたねえw さすがの安定感、そして破壊力です(´▽`)
本来ならオーラスにでも相応しい曲が、ここらでさらっと出ちゃうところが今の楽曲の豊富さを表していますよねえ。



MC

恒例の最初のMCは、例によってHARUNAの「最高の夜にしようね!」で締めです。
「こういう大きなところでやれて幸せです」「とても近くに感じられて、3階のみんなもよく見えるよ」「毎年アルバムを作って、こうして地元名古屋に帰ってこられて嬉しいです」などなど、隣りのRINAとふたりで感謝を述べていたのが印象的でした。(ちなみに、ステージ上は「会わないつもりの~」でお馴染みとなった横一列のフォーメーションです)
確か、「もっと大きなところに連れていけるよう、頑張らないと」といった内容の発言もしていたと思うんですが、同じようなことをラストのMCでも言ってたんですよね。
今のSCANDALはファンに感謝しつつも、より上を見据えているんだな~というのが、よくわかった気がしましたね。



まだまだ、ライブはこれからが本番ですが、睡魔に襲われ始めたので(^^ゞ、今日はここまでとさせていただきます。
ライブ終わりはやっぱり眠くなりがちなんですよね、はいw
というわけで、次回以降もよろしくお願いします。


ひとつの船に乗っているんだなあ・・・

2013-10-20 01:37:39 | SCANDAL考察
アルバム「STANDARD」をリピートしまくってたり、スッキャちゃんたちのテレビ出演を楽しんだりしている間に、ホールツアーが始まっていましたねw

ちらっとセトリを聞いてしまったんですが、これはもう・・・めっちゃ楽しげです(≧▽≦)

去年のホールツアーもそうでしたが、ホールだからといっても関係ないくらい、ライブハウス並みに盛り上がれるセトリが用意されてるようですね、これはw
今年のライブハウスツアーでセトリが変更したように、若干の変更はあるかもしれませんけど、この様子なら相当楽しめるライブになりそうです(^.^) いや~、ホントに楽しみ楽しみ♪

さて、アルバムの発売にあわせて、多くのメディアでSCANDALの情報が扱われていますが、excite musicのデビュー5周年スペシャルはかなり気合い入ってることを思わせますねw
特にインタビューは非常に読み応えがありました。(TOKYO REALーEYESのHARUNAインタビューもとてもいいですが)

http://ent2.excite.co.jp/music/special/2013/scandal3/interview01.html

メンバー4人がかなりフランクに話している様子が窺え、スキャちゃんのことはよく知っているつもりのボクも(←自意識過剰?(^^ゞ)「へ~」と思うような発言が多かったです。

すごく印象深かったのは、「瞬間センチメンタル」を出した後、「secret base」のカバーをやっているあたりで、メンバーたちが「モヤモヤしていた」と言っていることですね。
正直、これは衝撃を受けました。多分、これまでにここまでハッキリと、メンバーの口からこの話が出たことはなかったと思います。

というのはこの頃・・・「瞬セン」を出した後というのは・・・ボクを含めて多くのファンが、「SCANDALの方向性は大丈夫なのか?」と不安に駆られた時期だと思うんですよね。
ここまでは比較的順調に物事が動いていて、楽曲も出る曲すべていい感じ。まさにイケイケ状態だったのが、「あれ?」と思ってしまったのがこの時期だったのです。

SCANDALのメンバーが当時どう思っていたのか、赤裸々にこのインタビューでは語ってくれているので・・・是非、多くの皆さんにも読んでもらいたいですねえ~。

これを読んでハッキリわかったのは、「メンバーもファンと全く同じ気持ちだったんだな」ということです。
むしろ、メンバーの方が自分たちのことなので、より深い葛藤を抱えていたんだな~と。
彼女たちは前向きな発言が多いので(プロとしてはそうあらねばならないですしね)、本音というのがなかなかわからないときもありますけど、正直、ここまでファンと気持ちがリンクしているとは予想以上でした。

SCANDALはいまやトップアーティストのひとり、になりつつありますから、それを支えるスタッフさんも数多くいるでしょう。メンバーの思い通りに進まないこともいっぱいあるはずです。

しかし、ファンの気持ちと彼女たちは、かなりの高濃度で重なり合っていることが確信できました。
これはファンのひとりとしては、大いなる喜びですよ(´▽`) なにしろ、同じ方向を見ていることがよ~~くわかったんですから。

例えば、作曲のことについてこのブログでも書きましたけど・・・多くのファンの方が、メンバーの手による楽曲を望んでいると思うのですが、恐らく彼女たちはその何倍も強い気持ちで、「自分たちの手で曲を作りたい」と思っているはずです。

ファンが「悔しい」と思うことは、その何倍も強く、彼女たちは噛み締めているはずですよ。きっと。

デビュー5周年といっても、10年、20年続けていこうというチームSCANDALからすれば、完全に通過点・・・と思って、あまりピンと来ていなかったんですが、このインタビューを読んで「まだまだオレたち、イケんじゃねーの!?」と実感を伴って感じましたね(´▽`)

ホントに、大阪城ホールの成功など、序章に過ぎなかったかも・・・(・∀・)

「STANDARD」がキター!

2013-10-04 00:09:45 | シングル・アルバム感想
いやー、久しぶりのSCANDALのオールナイトニッポン、楽しませていただきました(´▽`)
まあ、ボクらの地方では、野球延長のために30分ほど聴けなかったんですけどね・・・他の番組カットして後日流せばええやん・・・(-_-;)ブツブツ

と、まあグチは置いておいて(^^ゞ
SCANDAL5thアルバム「STANDARD」、無事にフラゲして聴きこんでいます(´▽`)

これまでアルバムというと、1stは「とにかく楽しみで仕方ない」とひたすらワクワクしたのに対し、2nd、3rd、4thは方向性を占う意味で「期待とちょっぴりの不安」という複雑な心持ちで待っていたものでした(^^ゞ
ファンとしてあるまじき姿勢かもしれませんが(-_-;)、むしろ大ファンだからこそ、ヘンに不安になったりしたんだと思うんですけどねw

ところが今回に関しては「まあ、やってくれるでしょう!」と、かなりの余裕と安心感を持ってアルバムを待てましたねえ。
もうSCANDALは心配しなくても大丈夫というか(^^ゞ、ある程度完成された、一人前のアーティストとしてボクの中で見ることができてるんでしょうね。そんな変化を自覚しながら、届いたアルバムを聴いたわけですが・・・

ひと言でいえば、すごく完成度の高い、どの曲も高値安定した、期待通りの素晴らしいアルバムでした\(≧▽≦)/ 

いやあ、毎回アルバムを聴くたびに「良かった!」と言ってはいますけど、本当に良いんだから仕方ないです(´▽`)

同じ「良かった」でも、それぞれのアルバムでちょっとづつニュアンスが違うんですがw、今回のアルバムで特筆すべきは「どの曲も洗練されてて、平均点が高い」「はずれ曲がない」といったところでしょうか。とにかく、通しでアルバム聴いてて、出てくる曲出てくる曲、全てが「いいわ~」「好きやわ~」の連続なんですよねw

まさしく捨て曲一切なし! 曲調やパターンは違っても、いい曲ばっかりなんですよ(≧▽≦)

うーん、やっぱりこれだけ、どの曲もいい! と思える存在は、ボクのなかでは本当に貴重すぎますよ。チームSCANDAL、いい仕事してます。マジで。普通のアルバムは、いいと思える曲は50%もないのに・・・(あくまでボクの好みでは、ですよ)

過去のスキャちゃんのアルバムのなかにも、捨て曲がない、と思えるアルバムはありましたが、それらと比べるとより洗練されたというか、レベルが上がったというか・・・メンバーの音楽力の向上が、そのままアルバムに表れてる感がありますね。
初期はメンバーができることが限られていた分、荒々しさが際立っていたというか、それが独特の味になっていて、またいいんですけどね。「DOLL」や「スペレン」みたいな、勢いMAXでガリガリに尖った・・・というのは、あれはあれでもちろん大好きですw(むしろ一番好きかもw)

夢であった大阪城ホールを通り越えて、バンドとして成長して、一人前のアーティストとなったスキャちゃんが、「これくらいの作品は普通に(STANDARDに)提供できますよ」として発表したのがこのアルバム・・・といったところでしょうか。
ひとつの完成を迎えたSCANDALが、自分たちのSTANDARDをこのアルバムで示したのならば、ファンとしては安心して今後も付いていけますね(^.^) やっぱり最高やわ、スキャちゃん! と多くのファンが宣言するのに値する作品だと思います。

特にタイトル曲でもある「STANDARD」はいいですねえ~(´▽`)
なんといっても、メンバーで造り上げたってのは大きいですw この曲、ボクは「バンやろ」のライブで聴いてたんですが、そのときからすごく気になってたんですよ!
そのときのライブレポにも『「こういう系統の“カッコイイ”もアリやな!」と思いましたね』と書いてるんですが、この不思議な感覚のカッコよさがすごく気になっていて・・・また聴きたい、とずっと思っていたのですw それが実はメンバー曲だったというね。

なんというか、ちょっと「ヘン」なんですよね、この曲w
ボクのツボにくる曲、というのなら「メトロノーム」なんですよ、圧倒的にw なんだけど、「STANDARD」は展開も独特だし、歌詞はめちゃくちゃだしw、そのくせ楽しげだし、ギターは実はカッコイイし・・・捉えどころがないんですよね(^.^) でも、やっぱりいいのですよ、勢いあって。
今回のアルバムは洗練されてる、と上で感想書いてますけど、この曲だけは奇妙なんですよw でもパワーがある。まさに初期のスキャちゃんを想起させるのです。(あえていうと、ボクの感覚だと「PLAYBOY」とかに似たものを感じます)
それもそのはずで、メンバーが作詞作曲からアレンジまで、ほぼ全てを手掛けた「処女作品」であるというなら、この荒々しさも納得なんですよねw

こういう「ヘン」だけどカッコイイ、という曲をメンバーの力で作ったというのは、実に未来を感じさせるのですよ(´▽`)
「キレイにまとまっている」より「ヘンだけどパワーがある」の方が、将来を期待できませんか? 特にSCANDALの楽曲というならw
やっぱりですね、スキャちゃんのメンバー4人は、「ヘン」なんですよ(・∀・) いい意味で、とんでもない変人4人が集まってるのです。TOMOMI流に言い換えれば、変態といってもいいかもしれないw
その4人が、「ヘン」な曲を作る・・・ってのは、ワクワクしますよ。やっぱり(´▽`)

単純に好きというか、ツボに来るっていうならば、一番は「メトロノーム」が来ちゃいますねw いかにもSCANDALファンが好きそう、って言われてますけど、好きなものはしょうがない(^^ゞ
最初に聴いたときに「おお、カッコイイ」と思い、二度目に聴いたときには「うおお! めっちゃカッコイイやん!」と思ったというw

HARUNAの声にもろに嵌ってるんですよね(´▽`) はるちゃんロックの王道ですよw
「いけ」とか「とべ」とか、単純に叫ぶ歌詞が、こんなに合う曲があるのかっていうw めっちゃよくないですか(^.^) テンションあがりまくりですよ(≧▽≦)
苦言を呈するとすれば、こういうSCANDALロックの王道的な楽曲を、もっと一般の音楽番組とかでやって欲しいんですけどねえ~(´・ω・`) ファンの多くはこういうのにやられてるわけで、誰が聴いてもカッコイイ曲だと思うんですけど。でも、Mステなんかではやらないので、SCANDALがこういう曲を一番得意にしてる、ってのを知らない方が世間にいっぱいいると思うんですよ。
これはあまりにも勿体無い、と思うんですけどね。チームSCANDALにとっても、スキャちゃんのことを知らない方にとっても。

過去にも「BABY」やら「瞬セン」やら「QAT」やら、メッチャカッコイイのに世間に発表する場のない名曲の多いこと多いこと・・・なぜ、一番の得意技を隠しているのか、非常に不思議です。
敢えてそういう戦略をとっているのかもしれませんが・・・もっとも輝く楽曲を、メディアで発揮できないのは、ファンとしてはやっぱり哀しいですねえ。メンバー4人のめっちゃカッコイイ姿を、テレビの地上波で見せつけてあげたいものですが・・・

MAMI作曲、HARUNA作詞の「8月」もめっちゃいい曲なんですよね~! メンバーのことを歌った内容だけに、歌詞にグッときますが、曲の方もすごくいいんですよね。
メンバーの作曲作品も、初期のころは初々しさがあったんですが、この曲なんかでは見事な完成度ですよ(´▽`) 普通にめっちゃいい曲です(ヘンな言い方ですがw)

メンバー作曲というと、RINAとハジメタルさん共作の「恋のゲシュタルト崩壊」もありますが、これが予想を裏切るカッコよさ!
ハジメタルさんというと変態といいますかw、シンセ系の変化球といったイメージが強いんですけど、この曲は普通にギターロックという感じで、イントロのリフなんかもう大好物なヤツですよw

メンバー曲の仕上がりがかなりよくて、その印象が強いんですけど、「オレンジジュース」もいいですし、「Weather report」はB’zを彷彿とさせますしw、「Brand new wave」も爽やか系なのにカッコイイし、本当に聴き応えあるというか、好きだな~という楽曲目白押しなんですよね(´▽`)

DVDに入っている「SCANDAL in the house」のMVもファンならばニヤリとしてしまうの、間違いなしですしw
いやあ~、古坂大魔王さんは本物のSCANDALファンなだけあって、やっぱり違いますw 最初、楽器を持たないと聞いていたのでどうなるかと思ったんですが・・・(^^ゞ
ああいう、楽しむ曲ということでしたら、文句ナシに素晴らしい出来だと思いますねw この曲はCDで聴くより、DVDで観るべき作品じゃないでしょうか(^.^)

本当はもっと全曲しっかり語りたいくらいですがw、キリがないので・・・(^^ゞ
今年の冬は「STANDARD」リピートしまくりで、ツアー含めて愉しみたいと思いますヽ(*´∀`)ノ